教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

クレヨンしんちゃんは、決しておバカではない!むしろ生きる力がすごすぎる!

クレヨンしんちゃん

先日うちでアニメ『クレヨンしんちゃん』を見た。
毎週土曜の16:30からテレビ朝日でやっているらしい。
上の子は、なぜかクレヨンしんちゃんを知っていた。
うちは基本Eテレばっかりで今まで家で見てないのに?

久々に見て、驚いた。
クレヨンしんちゃんで『おバカ』を多用することに。
いやいや、しんちゃん全然おバカではないんですけど…?
むしろ生きる力がすごすぎると思う!
どこでも生きていける。
どんな未来でも生きていける。
うちも、こんな子に育てたい(笑)

しんちゃんの行動は、
大人から見ると困った行動かもしれないが
実際には、非常に考えてかしこく行動していると思う。
大人にばれないようと自分であれこれ考えたり、
きれいなお姉さんに限らず
だれとでも気負わず話ができるし、
友達の特徴をよく理解して、接し方もうまい。
自主性と行動力とコミュニケーション力、
諦めない力、失敗しても前を向く力など
すばらしい部分をあげたらきりがない。

そして、怒りながらも
しんちゃんを”のびのび”育てているみさえも最高!
親子の信頼関係があるからこそ
しんちゃんが色々自分で考えて行動できるんだな。
自己肯定感が高いんだろうな。
子どもは、いたずらをしているときが
一番脳が活性化しているという。
しんちゃんは将来が楽しみだー(笑)

あと、ねねちゃんちについて思ったこと。
ねねちゃんママがよくイライラすると
トイレに駆け込んでヌイグルミを殴るシーンがあるのだが
実はこれは良いストレスの発散方法なのだという。

前に書いたママの子育てを学ぶ会(NPプログラム)でも
イライラしたときに、子どもにあたるんじゃなくて
枕でも殴ってスッキリしてねーと言っていた。

ねねちゃんママも良い子育てをしているんだね。
しんちゃんママも、ねねちゃんママも
日々子育て頑張っているんだね…、とか思ってしまい
アニメで全然笑えなかった(笑)

我が家のクレヨンしんちゃん

うちのクレヨンしんちゃん、もとい真ん中の子。
この子はなかなかユーモアがあって面白い。

今日、お風呂に入るときに
一番下の子を洗って、上の子が入って
なかなか真ん中がお風呂に来ないなーと思って
脱衣所をのぞき込んだら
真ん中の子のぷりぷりお尻がぴょこんと飛び出している!
洋服を脱いで、洗濯もののカゴに入れた後に
そのカゴに顔と足を突っ込んで
裸のお尻だけ外に見えるように出していたようだ。
ビックリしたわー。

先日、冷蔵庫の牛乳がなくなりそうだなーと思っていたら
(うちは牛乳を1日2本くらい飲む(;'∀'))
旦那が自分のビールついでに買ってきてくれていた。
下の子に牛乳を入れてあげながら
「●●ちゃんのパパは、前もって牛乳買ってきてくれて
すごいねー」と話しかけていた。

そしたら、真ん中の子が
「ママもすごいよ。だって毎日ご飯作ってくれるし」と。
思わず泣きそうになった。
だれだって褒められたい。
ママがママでいるだけで素晴らしいと
ママはいつも頑張っていて偉いねと言ってもらいたい。
世のみなさん、ママは頑張っていますよーーー!
これを読んでいるパパさん、
今すぐママさんを褒めてください。今すぐ!

最後に、勝手な独り言(;'∀')

このしんちゃんが始まった1992年頃は
子ども2人に、専業主婦、郊外の一軒家なんて
きっと普通の家庭を想定していたのだろうと思う。

しんちゃんちも、さざえさんちも、まるちゃんちも
のび太君ちも、専業主婦家庭だ。
共働きママさんがほとんどアニメで出てこない。
視聴者は子ども?子育て世帯?子育てを終えた世帯?

今は、現実として、共働きが増えている。
幼稚園ではなく保育園を希望する家庭も多い。
アニメの世界は「うちとは違うなー」と
違和感を覚える子もいるかもしれない?
「うちはうち、よそはよそ」でも良いかもしれないけど。
もうちょっと、共働き家庭をフォーカスしてくれても
いいんでないかーい?と思った。

もうすぐ、来年度の保育園入所申し込みの時期だ。
今年はどこに見学に行こうかな?
(野次馬じゃないよー)

長距離通学!最近の悩みはトイレの大問題(;'∀')

長距離通学…、最近歩けていなーい

朝、6:40に家を出発して、8時前に学校に着く。
でも歩くのが早い日は7:35頃に着くこともあったそう。
通学班の他のお友達が、
「学校着いても、まだ開いてなかったー」
と教えてくれた。

さて、うちの子、最近通学班で学校に行けていない。
学校に行くことそのものは嫌じゃない。
通学班も嫌じゃない。
長距離を歩くことも、嫌じゃない…そうだ。
通学班で学校に行けない場合は、
親が車で送っていくことになる。

では、通学班で歩けない理由はなにか?
トイレだ。
毎朝、出発前に念のためにトイレに行かせていたのだが
最近は朝のお通じが出るまで、家から出られない。

朝起きる時間を早くして
トイレの時間に余裕を持たせても、
朝一番に水を飲んでも、ヨーグルトを食べても
なかなか出ない。
出るのに1時間かかった日もある(笑)
「出ないなら出ないで、とりあえず私も一緒に歩くから。
途中でしたくなったら一緒にトイレに行くし」
と言っても嫌だの一点張り。

その理由はなぜか?

長距離通学なのに、トイレが1か所だけ。

上の子に聞くと、
家と学校と学童のトイレしか使いたくないとのこと。

長距離通学なので、片道4キロ歩く。
1時間くらいかかる。
その間、トイレはどこにあるのか?

自宅から近い順に考えると…
自宅から10分程度の、駅前のコンビニ。
たぶん店員さんに聞いたら使えると思う。
駅のトイレは駅の中だから入れない。。。
あとは、しばーーーらーーーく歩いて
羽尾神社までなし!

羽尾神社のトイレは、外の公衆トイレ。
車いすなどのだれでも使えるトイレだ。
入ってみたが、ちょっといやだいぶ、汚…(;_;)/~~~
確かに使いたくない、気持ちも分かる。
多分、掃除してはいるのだろうとは思うが
毎日ではないだろうし、外トイレは汚れるよね。

でも、ここしかないのだから仕方ない。
駅を過ぎた後は、途中にほぼ民家もなし。
あったとしても、小1が民家にピンポン押して
「トイレ貸してください」とは頼めないだろう。
このトイレを使わないと我慢するしかなく、
お腹が痛い状態で
1時間トイレにいけないのはつらいな。

精神的な問題?

トイレが出ない原因は、実は私かもと思う。
私が「今日は歩いて行けそう?」とか聞くから悪いのかも。
精神的にプレッシャーになっているかもしれない。
あまり聞かないように気をつけたいが
通学班のお友達が迎えに来てくれるから聞かざるを得ない。
毎朝、通学班に「先に行ってて」と伝えるのが
私も心苦しい(って自分の心配か!)

あとは、班長さんに、なかなかトイレに行きたいと
言い出しにくい可能性もある。
朝、あまり羽尾神社のトイレを使っている子を見ない。
私が一緒に歩いて、
トイレしたくなったら教えてとは言っている。

元民生委員さんに前に相談したときには、
「あんまり早く早くというと、出るものも出なくなる」
と言われた。精神的な部分が大きいと…。
「朝、親に送ってもらうのを嫌がる子どももいる」そうだ。
「遅れてもいいから、自分で歩くって」
「親が、送りの車の中でぐちぐち文句を言うのが辛いって」
そうか、車の中は逃げ場がないしな。
私も、つい言っちゃうけど、気を付けなければ!
「楽しく学校に行っているだけでいいじゃん」と。
確かに。
自分の子どものことになるとつい視野が狭くなる。
こういうアドバイスはありがたい。

本人は、「みんなと歩いていきたい」と言っているのだが
どうしたものかー(;'∀')??
朝、1回でもスポーンと出たら自信になるのかなー?

最後に

学校そのものは、楽しいらしい。
何が一番楽しいか聞いたら「お友達と遊ぶこと」と
「今まで分からなかったことが、
分かるようになること」だそうだ。
この年で勉強の楽しさが分かるなんて。
うちの子は、本当にいい子ーーー(親バカ)
いつも怒ってばっかりでごめーん。だいたいママが悪い。

 

おっと、言い忘れていた。
ここに私が書いたことは、どうかここだけのお話しに。
とくに、お子様方には内密にお願いします!
お子様方からまわりまわって、うちの子に伝わったら…!
上の子も恥ずかしいお年頃です…。
(だったら書くなよ!はい、ごもっともです。
私のもやもや発散のために書きました。スミマセーン。)

脱ステロイド完了だと思う!アトピーなんて気にしない!

ステロイドを始めてから、2年。

友達と子どものアトピーの話をしたから
久々に書く記事は、アトピーについて思うこと!

上の子、幼稚園年少の1月に
ステロイドの先生の講演会を聞いて、
自宅で脱ステロイド&脱保湿を始めた。
自分で本を読んで、脱ステをやっていたが
少々リバウンドが厳しくなって、年中の夏に、
上尾の脱ステロイドの先生に診てもらうことにした。

それから、何度も上尾まで通って先生に診てもらって
先生は何かするわけじゃないんだけれど(笑)
先生とおしゃべりして、
お守り代わりに、痒み止めの飲み薬をもらって帰る。
痒み止めは、本当に適当に、痒い日だけ飲んだ。

お風呂も超適当になったわ!
冬は入ったり入らなかったり、シャワーだけとか。
ほとんど身体は石鹸で洗わない。
頭をたまに石鹸で洗うくらい。
石鹸は先生にお勧めされた『青箱』だ。

気を付けていたことは、
絶対に子どものお肌に何もつけないということ!
保湿もしない、日焼け止めもしない、
ムヒも塗らない、虫よけもしない。
お肌の自然な油は落としすぎず、乾燥が肌を強くする!

自分で脱ステロイドを始めてから、2年。
年長の冬に、先生に
「小学校に行ったらなかなか来づらくなるんですけど」
と言ったら
「もう来なくて良いよー」と言われた。
その前から「だいぶ良いじゃない」とは言われていたけど
なんだか季節的に痒いときもあるし…と通っていたが
「もう来なくていい」とはっきり言われて
「もう脱ステロイドは完了したんだ」と思えた!

アトピーなんて気にしない!

ステロイド&脱保湿を初めて良かったことを考える。

お風呂後にクリーム塗ったり
お薬塗ったりで大忙しだったのが
何にも塗らないと決意してからは、楽になった。
石鹸やボディソープ、保湿クリームをあれこれ試しては、
これは合わない、これはどうかなと
毎日やきもきしていたのが、なくなった。

掻いても良いと思えることで
精神的にも、楽になった。
何度掻いても、何度血が出てもかさぶたができても
時間をかけてゆっくり自分の内なる力だけで治っていく。
季節の変わり目などで
「今回はいっぱい掻いたな」とこっそり思ってても
1週間くらい経って気が付くと、きれいになっている。
子どもの治る力を見てからは
掻いても全然気にならなくなった。

この2年を通して考えてみて、
痒みの波が来るけれど
親が気にしないことが一番だと思った。

特に小学校に入ってからは全然気にならない。
むしろ長距離通学とか、学校生活とかの方が心配で
アトピーのアの字も頭に思いつかなかった(笑)
親が気にしないと子どもも気にしない。
子どもも痒いときは普通に掻くけど
適当なところで自分で掻くのをやめる。
今は、痒くなることも少なくなったようだ。

ストレスも良くないらしく
学校や環境が変わって悪化することもあるそうだが
うちの子はたまたま悪化せずラッキー☆だった。

とにかく、今の状況を思うと、
早い段階で脱ステ&脱保湿して本当に良かった!
何もしないって最っ高!

最後に、勝手な独り言(;'∀')

ステロイドではアトピーは治らない。
年齢が小さい方が脱ステしやすいと聞くが、
高校生になってから始める子もいる。
特に女の子が思春期になってから始めると
いろいろリバウンドとかで悩むことも増えるだろう。
脱ステのために入院する可能性もある。

家庭の事情やタイミングもあると思うけど、
できるだけ早く、ステロイド依存になる前に。。。

私が脱ステのために読んだ本はこれ↓

ステロイドにNOを! 赤ちゃん・子どものアトピー治療

ステロイドにNOを! 赤ちゃん・子どものアトピー治療

 

ステロイドって何?と思った時はこのイメージ(笑)
ステロイドは、もともと自分の身体の中で作られている。
腎臓の副腎で作られる副腎皮質ホルモンだ。
炎症を抑えたり免疫そのものを抑制する。
だが、ステロイドのお薬は
敵・味方の細胞関係なく攻撃するロボット!
なかなかうまい表現だなと思った(笑)

はたらく細胞(1) (シリウスコミックス)

はたらく細胞(1) (シリウスコミックス)

 

ステロイドを外用し続けると、
ステロイド依存になるばかりでなく
副腎の機能が落ちて
自前のステロイドが作られなくなることがある。
副腎不全。この影響も怖いな。

とりあえず、高校の『生物』は
はたらく細胞を読んで勉強してくだしー。

子どものために平和を考える。親ができること…?

最近怖がりな、小1のうちの子に読んだ絵本。

うちの子、最近怖がりになった。
いや、これは成長のあかしだと思う。
戦争もののシーンが出るような絵本はまず見ない。
この時期に多い、そういったテレビ番組も見ない。

他には、Eテレの芦田さんの番組でやっていた
熱中症とか、川の事故を取り上げた話など
リアルに起こりそうな怖さが、いやなようだ。
寝室に行ったり、末っ子に甘えたりして逃げる。
怖さを『想像できる』ようになった証拠だと思う。

さて、でもそろそろ平和について子どもと考えたい。 

へいわとせんそう

へいわとせんそう

 

この本は滑川町の図書館で探したが、見つからなかった。
と思ったら、作者を勘違いしていた。
五味太郎だと思いこんでいた(笑))
五味太郎で本のリクエストしちゃったよー、あちゃー。
司書さん、ごめんなさい。
これは簡単な内容で、絵もあっさりしている。
幼児から読める。
でも中身について深く考えるのは小学生からかな?

滑川町の図書館にあった絵本はコレ↓。

へいわって どんなこと? (日・中・韓 平和絵本)

へいわって どんなこと? (日・中・韓 平和絵本)

  • 作者:浜田 桂子
  • 発売日: 2011/04/01
  • メディア: 単行本
 

うちの子は、最初のミサイルの絵でアウト。
私が読む前に、自分一人で読んで怖かったようだ。
私が一人で声を出して読んでいると
平和そうなときには覗きに来るが、
また怖そうな絵になると逃げる(笑)
平和って、当たり前の毎日のこと。

戦争戦争していると、怖さだけが増すから
むしろ平和や愛を伝えてみる。
この下の2冊も滑川町の図書館の絵本。

日本人だけでなく、世界の人もみんな同じ人間だ。
家族の形も、住んでいるところも、話す言葉も
みんなそれぞれ違うけど、
みんなそれぞれ家族がいて、大好きな人がいる。

かぞくって なあに? All about families

かぞくって なあに? All about families

 

特に、日本の学校だと、閉鎖的・画一的だから、 
自分もまわりも『いろいろ』だけど
みんな違ってそれでいいんだと思える絵本は読みたい。
『多様性』の中に、自分も含めておきたい。

これも愛がたっぷりな絵本だ。
幼児の子もママもどうぞ。可愛くて癒される。

ねえねえ あのね (講談社の創作絵本)

ねえねえ あのね (講談社の創作絵本)

 

愛は、世界を救う!

ママ向けの絵本

これは、私が読みたくて買った。
子どもと一緒に読みたいなーとも思ったんだけど
ちょっと長めだからまだ子どもには読んでいない。
高学年~大人にお勧め。

アメリカで見つかった『日章旗』の持ち主をさがす
新聞記者のお話し。
主人公は、新聞記者で
日章旗に書かれている名前を頼りに、持ち主を探す。
なかなか生きている人がいなかったり
生きてても語ってくれなかったり、
その人その人の人生が垣間見える。
一緒に探している気分になってどきどきしてくる。
最後には写真にたどり着くのだが…
やっぱりどの時代も『母』は『母』なのだ…。

子どもを守るために…、思うこと。

「子どもを守るために戦争をしない」と
強く強く思うのは親だと思う。
親が、子どもを戦争で死なせないために何ができる?

戦時中の政府は、日本人の『命』を軽く軽く考えていた。
日本政府が、罪のない人をただ無駄に大量に殺した。
日本人が日本人を使って、人体実験をした。
餓死や病死は守れた命だ。
早く降伏すれば、本当に多くの命が救えた。

 

今の政府はどうだろう?
政府は、いつの時代も高みの見物をするばかり。
コロナで仕事に行けなくても、安倍政権はどうでもいいのだ。
コロナで食べていけなくても、安倍政権はどうでもいいのだ。
コロナで人が死んでも、安倍政権はどうでもいいのだ。

万が一、日本が戦争に巻き込まれても、どうでもいいのだ。

国民は、安倍政権の捨て駒なのだ。

だれが、安倍さんを首相にした?
私だ。
国民が選んだ。

 

滑川町の行政はどうだろう?
この、くそ暑い中、8月24日から学校が始まる。
朝から30度を超える暑さの中で
小学校1年生のうちの子も、1時間以上かけて通う。
子どもの方が大人よりも暑い。
でも、いままでもそうやってきた…。

だからって、このままでいいの?

お金がないからと、

変わらない。

 

役場の人、いい人ばっかなのにな。

議員さんも、いい人ばっかなのにな。
みんな長距離通学をどうにかしたいと思っているのにな。

なんで変わらないんだろう?

 

国民に、町民にできることは…
そうだ、選挙に行こう!
子どもを守れる政治家は、だれだ?
そうだ、勉強しよう!

集団主義の社会から脱出し、
個々が自分の意見をもち、発言できる社会にしたい。
自分も人も認め合える社会になりたい。

最近読んだ本の紹介、ママにも、子どもにも。

ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー

少し前から話題になっている本だ。
旦那が、会社の先輩から
「子どもが3人いるんだから読んどけ」と渡されて
旦那に「面白いから読んだら?」と勧められて読んだ(笑)
イギリスに住む日本人ママと、アイルランド人のパパと
その中学生の子どもと友人たちの日常を、
ママ目線で、書いている。

イギリスには、移民も多く、多様な国籍をもつ人がいて、
多様な性や、貧困、差別、いじめ、格差、虐待など
様々な問題があるようだ。
それらの問題を解決するのではなく、日々ぶつかりながらも
中学生の子どもが自分の力で乗り越えていく。
読み終わったあとは、スカッと心地いい。
青春の1ページを分けてもらったような。
題名にもある『色』が良い味を出している。
イギリスにも上記に書いた色んな問題があるんだけれど
最終的には国籍や所属関係なしに『人間』として
子どもがとらえたことがすごい。

私が読んでいてい勉強になったのは『演劇』について。
私は『お遊戯会』や『発表会』なるものに対し、
子どもの意志に関係なく大人が教え込むイメージが強く
「なんのためにやるんだろう?」
「やりたくない子はどうしているのかな?」
と、いつも思っていた。

しかし、イギリスでは中学校教育の中に
演劇(ドラマ)が教科、カリキュラムに入っているという。
しかも中等教育修了時の全国統一試験の受験科目でもあるそうな!
日常的な生活の中での言葉を使った自己表現力、創造性、
コミュニケーション力を高める教科だそうだ。
表情から気持ちを読み取ったり、
気持ちを表現すること、伝えることを訓練する。

DV、虐待、依存症など家庭内に問題を抱えていると
表情が乏しかったり、うまく感情を伝えられないことが多い。
自分の感情だけでなく、他者の感情を読み取ることもできない。
相手が嫌がって泣いたとしても
それが自分に対する「ストップ」の合図だとは分からない。
そういった子どもに対して、演劇遊びを通して、表情や感情、
コミュニケーション面での発育を補うそうだ。

あと『ライフ・スキル教育』という授業のことも勉強になった。
シティズンシップ・エデュケーション(市民教育)のことで、
「政治や社会の問題を批判的に探究し、エビデンスを見極め、
ディベートし、根拠ある主張を行うためのスキルと知識を
生徒たちに授ける授業」だそうだ。
子どもの権利条約や、エンパシーについて学んだという。

私は、大人だけではなく、子ども自身も
子どもの権利条約を学ぶのは大事だと思う。
子ども自身が、自分の権利が守られていると知っていれば、
自分の権利を侵害されたときや、
人と意見が異なっても「自分はこうだ!」と
声を上げやすいのではないかと思う。
子どもは大人の未熟版ではなく、
小さくても『ひとりの人間』だととらえたい。

また、エンパシーもこの本で初めて聞いたが
英英辞典では「自分がその人の立場だったらどうするだろうと
想像することによって誰かの感情や経験を分かち合う能力」のこと。
作者によると、「自分と違う理念や信念を持つ人や
別にかわいそうと思えない立場の人々が
何を考えているのだろうと想像する力」だという。
こ…これを、イギリスでは中学生が学ぶのか!
むしろ自分も含め”日本の大人たち”が今、学ぶべきことだろう。

教育で『生きる力』を身につけるというなら、曖昧な、
学校によってもやり方も異なる『総合的な学習の時間』ではなく
このような授業がいいなー。私こそ学びたい。

『里親』と子どもとの愛着関係が子どもにどう影響するか
作者の保育士としての経験談も非常に勉強なった。
日本だけではなく、ちょっと世界に目を向けて
視野を広げるという意味でも、この本は面白い!

生きづらいと思ったら親子で発達障害でした

この本も発売されてからけっこう話題になったが、
入園編・入学準備編が出たのでまとめて読んでみた。
子育て中のママの抱える辛さや孤独、不安は
だれにでも共感できる部分だと思う。
また支援の地域格差についても考えさせられる。
どこの地域で育ったとしても、支援を必要とする子どもに
確実に支援が行き届く『社会』になると良いなと思った。
『社会』を変えるためには、声をあげねば!

さて、私は、片付けが苦手なくせに
リビングが散らかっているとイライラするし
(気になるところと気にならないところがある(笑))
自己中心的だし、我慢できないし、注意力散漫だし、
忘れ物多いし、実はグレーゾーンなんじゃないかと
こっそり思っていたら
入園編の解説に自分の納得する答えが書いてあった。

筑波こどものこころクリニックの鈴木先生の言葉。
「実は、我々誰もが淡い色の発達障害を抱えているはずなのだ」
発達障害のグレーゾーンは、グラデーションになっていて
いくつか色の濃さを変えながら、重なっているそうだ。
色の濃さは違えど、だれもがグレーゾーン。
じゃぁ『白』である『定型』発達ってなんだ?

母子手帳にある子どもの成長曲線もそうだけど
ちょっと外れると、健診やら小児科やらで指導が入る。
先生は親切で言ってるのかもしれないけれど
親はその『定型』から外れたことで、傷ついている。
だれもがグレーゾーンだとして
支援を必要とする子も、必要としない子も、
1つの『個性』や『多様性』として受け入れたい。

最後に、子供向けの本

文字数も少なく簡単だから年長さんも読めるけど、
意味を考えるなら小学校低学年からがおすすめ。

メシが食える大人になる! よのなかルールブック

メシが食える大人になる! よのなかルールブック

  • 発売日: 2019/01/18
  • メディア: 単行本
 

他に『生きかた』という本もある。

ヤワな大人にならない! 生きかたルールブック

ヤワな大人にならない! 生きかたルールブック

  • 発売日: 2019/07/11
  • メディア: 単行本
 

中を軽く比較してみて
私は、『よのなかルールブック』の方を選んだ。

子育ての最終目標は子どもの『自立』だと思う。
親が死んでも、自分で生きていける子どもにすること。
そのためには
自分という人間を理解しないといけないし
自分を律しないといけないし
自分で自分を励まして前を向かないといけないし
色んな人(苦手な人とも)協力しないといけないし
色んな力が必要になる。

でも、いきなり全部はできない。
この本を少しずつ読みながら、出てくるルールについて
自分の経験やこうすればよかったことなどを伝えてみる。
苦いことも多いけど、意外と面白いよって(笑)

いくつかこの本のルールを紹介する。
・「モテる人」をめざす!
・自分の時間と同じように他人の時間も大切にする。
・他人を批判したくなったら
「自分はどうなんだ」と考えてみる。
・自分とは違う意見にも素直に耳をかたむける。
・親にカンペキを求めすぎない。
・どうしてもツラいときは、逃げる。

最後、50番目のルールが好き。
人生の主役は自分自身。人生の進路は自分で決める。

『いいこ』谷川俊太郎…。うちの子は…いいこ?

『いいこ』 谷川俊太郎

教員やってるお友達から、LINEで動画が送られてきた。
知り合いの先生のブログで、面白いから見て!と。
ウッドブロック(懐かしいな!)でリズムをとって
『いいこ』という詩をリズムに合わせて歌う動画。

いいこ

           谷川俊太郎

となりのよっちゃん  とってもいいこ

おやのいうこと  なんでもきいて

しけんはいつも  ひゃくてんとって

さけものまなきゃ  たばこもすわず

いちんちろっかい  はをみがく

 

となりのよっちゃん  とってもいいこ

もらったこづかい  みんなかえして

じゅくからじゅくへ  わきめもふらず

てれびもみなけりゃ  まんがもよまず

ゆめのなかでは  といれのそうじ

ウッドブロックのリズムが楽しかった。
この皮肉がうちの子に伝わるかな?と思いつつ
その夜、子どもたちと一緒に動画を見た。

1回目はぴんと来なかった様子。
2回目を見て、ゆっくりリズムに合わせて読んだ。
「おこづかい、みんなかえすんだって」と私が言うと
「やだー」とか言って、きゃっきゃしている。
「テレビ見ないんだって」と言うと、
クックルンも見ないの?」とか言う(笑)
「そんなのつまんないー」と。

リズムが気に入って、うちで替え歌が流行った。
「うちの〇〇ちゃん、とってもいいこ♪」
お布団に入る前に、上の子を膝にのせて
「〇〇ちゃんは、とってもいいこだよ。
そのままでいいんだよー」と伝えたら逃げられた(笑)

4月からはじめた、うちの交換日記

上の子、今年一年生。
口が達者で、基本よく喋る子なのだが
あまり保育園のことは家で話さなかった。
私が聞けば、楽しかった遊びやお歌は教えてくれるが
保育園であった嫌なことは、まず言わない。
お友達関係の、どーのこーのも、ほぼ言わない。
このままでは小学校が心配だ…と思い、
ちょうど平仮名に目覚めたこともあり
家族で交換日記を始めることにした。

順番はママ→上の子→パパ→真ん中の子。
一番最初のページに、こう書いた。
『楽しかったことや、やってみたいこと、思ったこと
悲しかったこと、頑張りたいことなど何をかいてもOK。
気楽に好きなことを書いてね。
このノートが長く続きますように。』

『今日は〇〇しました。楽しかったです。』という感じの
簡単な内容だが、上の子は、交換日記が楽しいらしい。
平仮名が読めない真ん中の子にも分かるように、
言葉の後に、絵も描いてくれた。
お手紙を書くことが好きなので
文字にすれば、ふだん言わないような
胸の内も書いてくれるかもしれない…。

5月のある日、末っ子の誕生日。
上の子と真ん中の子で、家じゅうに飾りつけして
プレゼントの準備をしていた。
その日の順番は私だったので、
『上の子と真ん中の子が、末っ子のために
たくさん準備してくれて嬉しかったです。
とてもやさしい上の子と真ん中の子が大好きです。』と書いた。
次の日の、上の子の日記には
『昨日は末っ子の誕生日。楽しかったです。』とあった。

6月、学校スタート。
初めは小学校のことを色々楽しく教えてくれたが
1週間しないうちに「いつも通り」しか言わなくなった(笑)
だから、その日の交換日記にこう書いた。
『いつもやっていること、楽しかったこと、
悲しかったこと、大変だったこと、何でも聞きたいな。
最近、上の子が早起きになってとても嬉しいです。』

その次の日の、上の子の日記。
『学校は楽しいですよ。学童もいつも行きたいな。
色んな部屋があって楽しい。またいいこと、ありがとう。
明日はママの誕生日です。楽しみ。』

え?ママの誕生日??すっかり忘れていた!
私の誕生日なんてカレンダーにも書いていないのに
よく覚えていたな。もう、泣けてまうやろ(笑)
いつも天邪鬼で、内弁慶で、甘えん坊で、
ほんとに、いいこ。
この交換日記は一生捨てられないな。

終わりに…

子どもは、だれでも生まれながらにして
無条件で『いいこ』だと思う。
でも『いいこ』の定義は難しい。
いいこ=子どもらしい子、かなと思う。
我儘で、親の話を聞かないで、自分中心で、甘えん坊で
時に天邪鬼で、日々を思いっきり楽しんでいる…。
『悪い子』『困った子』は本当は、いないのではないか?
大人にとって都合の悪い子、大人を困らせる子かな。
困った子は本当はただ甘えたいだけなのかも…と思う。
大人が子どもに愛情をたっぷり注げば
あとは放っておいても(笑)子どもが自分で考えて
大抵のことは、なんとかなるかなーと思っている。

今日は、チューペットを凍らせたものをおやつに食べた。
(うちではポッキンアイスと呼んでいる。)
兄弟で半分こ。
その食べ終わったプラスチック容器に
真ん中の子が「牛乳入れたい」とか言い出した。
半分にしたチューペットのプラスチック容器は
口が狭くて子どもが牛乳を入れるには難しい。
「コップに入れなよ、こぼすよ」と言うと
上の子が「昨日は入れられたもん」と言う。
(昨日は、いつの間にやったんだ?)

しばらく、様子を見ていると
真ん中の子が冷蔵庫から牛乳を出して、
恐る恐る容器に注いでいる。
お、上の子が手伝った。
あ、床にぽたぽた垂れた。
慌ててティッシュで拭く。「大丈夫」と言う。
真ん中の子の分は、無事(?)成功。
美味しそうに、牛乳を飲む。

そしたら上の子も、自分の容器に入れたくなった様子。
上の子も、一人で挑戦!
あ、結構こぼした…。
真ん中の子が急いでティッシュで拭いた。
私が「こぼしたから、もうおしまい」と言うと
「ママ見ないで」と言って、
牛乳パックと容器をもって子ども部屋へ逃げ込んだ。

数分後「できたー」と。
そうですが。楽しかったですか。

私は怒りんぼかあちゃんだけど、
おこりんぼの私に負けないで、
好き勝手にやっている子どもたち。強く生きるんだぞ。
子どもたちの優しさは、きっとパパからもらったんだな。
大人にとって都合の『いいこ』にならないで。
子どもらしく、のびのび、焦らず、毎日を楽しんで。

長距離通学!登下校の熱中症は『親の責任』だそうだ!学校に電話して学んだこと。<6/16追記>

教頭先生からお電話をいただいて、その後。

うちの子の小学校は、山の上にある。
車通りも多い危険な通学路で、4kmを超える長距離通学。
朝は、6:40に家を出発する。
うちの子は今年1年生。
熱中症や、不審者、交通事故も…心配が尽きない。。。

朝、子どもと一緒に学校まで見守りに歩いて行っているが
まだ色々気になる点があり、
教頭先生に直接電話して聞いてみることにした。
今までの経緯は、こちら↓(記事が古い順に)

namegawa-kosodate.hatenablog.com

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①登下校中のマスクについて

先日の教頭先生との電話の際に、
登下校中にマスクを外す許可を得られたので
通学班の他のメンバーにも
「教頭先生が外していいって言ってたよー」と言うと
「みんなが外してないのに、うちの班だけ外すのは気まずい」
と言われた。小学校高学年にもなると周りの目を気にする。
全校児童に周知していないのかな?と思い
みんなが気兼ねなく外せるように、9日の放課後、
教頭先生に電話して聞いてみた。

「下校の際に、全員にマスクを外すように指導した」そうな。
ただし喋らないように!」とのこと。
教頭先生に聞いたところ、下校の際にこう指導していても
1/4くらいはマスクをしたままで帰る子がいるそうだ。
マスクを外してもOKだということを
みんなに伝わっているのであれば、一安心。
あとは各自の判断かな?

(電話をしたのが9日でこのブログをUpしたのは12日。
12日の連絡帳には、教育委員会から
登下校中のマスクについてのお手紙が入っていた。
このブログの記事の意味ないじゃーん、と思いつつ
もう書いちゃったし一応そのまま載せた(笑))

②リュック登校がダメな理由は…?

さて、マスクのついでに(こっちが本命?)、
悩んでいたリュックサックについて、やっぱり聞いてみた。
もう、しつこくてスミマセン(汗)

子どもと一緒に4km歩く中で
大変な思いをしている一年生をたくさん見ている。
ランドセルを班長さんに持ってもらっている子
(うちだけではなかった!)、
ランドセルが重くて腕にぶら下げて持っている子、
ランドセルを副班長さんに押してもらっている子…。
ランドセルはやっぱり、重い、負担が大きいと伝えた。

ランドセルかリュックを、家庭で選べるようにしてほしい。
夏場だけや、低学年だけなど限定してもダメなのか?
札幌市などではランドセルは必須ではないし、
世界的に見てもランドセルしていなくても
問題なく子どもは成長できると思うが…とも言ってみた。

あとは、ランドセルを正しく背負えていない場合は
首が前に出て逆に姿勢が悪くなることも伝えてみた。

教頭先生からの回答は
「それはランドセルを正しく背負うよう指導することが先」
「ランドセルとリュックサックでは500g程度しか変わらない」
「子どもが背負った時のバランスを考えて、
ランドセルは垂直に重さがかかるから
ランドセルの方が子どもの身体には負担が少ない」
「リュックサックを認めた場合に、
リュックサックが良いという子どもが増え
困る保護者も多いのでは?」とのことだ。

北海道がリュックサックも使用できることはご存じだった。
逆に「何でそんなにリュックにこだわるのか?」と聞かれた。
子どもを思う母親の気持ちの1/3も伝わらない!!
子どもの負担を少しでも軽くしたい、それだけだ。
500gでも軽くなるなら、検討していただきたい!

ねばってねばって、結局…「ランドセルだけ」だそうだ。
一番の理由は、優先順位。
学校は、子どもの『安全』が第一で、
子どもの『負担』は、その次」だそうだ。
安全に通うためには、ランドセル以外は認められないという。
ただし、ランドセルを背負えない理由がある場合
(医者の診断書があるとか)は、
リュックサック通学もできるそうだ。

あと、最近は、『置き勉』をすすめていて
国語・算数以外の教科は、学校に置いておくことが
できるようにしている」とのこと。
国語算数以外は、置き勉??それは、知らなかった。
多少なりとも考えてはくれているのかもしれない…。

③登下校中の熱中症の『責任』は『親』にある!!

とにかく、今、心配な熱中症
子どものために、家庭でできる対策は限られている…。

電話の最後に、教頭先生に聞いてみた。
万が一、登下校中に熱中症で倒れた場合、その責任は
教育委員会ですか?学校ですか?それとも家庭ですか?
教頭先生は軽く笑ったあとに「家庭です」と。

『通学班』登校で通学路も指定されているので
てっきり教育委員会か学校かと思い込んでいたので驚いた!
確かに…
通学班は地域の『地区役員』さんが決めるから小学校ではない。
でも通学路は教育委員会に指定されているのに??

驚いたので、もう一回聞き返してしまった(笑)
「家庭に責任があるのでしたら、
例えば朝から30℃を超えるような非常に暑い日は、
家庭の判断で学校まで送迎していいんですか?」と聞いたら
家庭の判断で送迎してもらって問題ない」と。
「ただし、通学班の人に送迎する旨を伝えること」
「あと、小学校の駐車場が狭いので
渋滞にならないように
考慮はしてほしい」とのこと。
そうなのか、そんな気軽(?)に送迎できるのか!
子どもは頑張って通わなきゃいけないものだと思っていた。
知らなかった!!

最後に、相変わらず勝手な独り言(;'∀')

学校の先生方は本当に忙しいのを知りつつ
我儘な保護者(私!)の対応をさせてしまい申し訳ない。
ただ、本気で、命がけの登下校だと思っているので
どうにかしてほしい気持ちが大きすぎた。
周りの一年生ママさんたちも登下校の心配をしている…。

私の電話くらいじゃ何も変わらないけれど
何も変わらないからって伝えないことには始まらない。
危険で長い、通学路の見直しも全然されないし(泣)
(1kmも短くなる近道もあるのに!)
うちの子だけの問題ではなくて、
みんなが安心して通えるようになってほしいなと思う。

ということで、
小学校からOKが出ているので、暑い日は送迎できる!
でも、どこの家庭も毎日送迎できるわけではないし、
ものすごく暑い日でも歩いて登下校する児童もいるわけだから
熱中症の危険に対する、根本的な、解決にはなっていない…。
学校は児童の『安全』を第一に考えているというのなら
熱中症に対する『安全』も確保してもらいたいなと思う。

それにしても、分散登校は大変だった(泣)
朝一で、お弁当を作って(学童で食べる用)
子どもと一緒に6:40に出発して、学校に行って、
そのまま歩いて帰ってくると、8:40。
そこから今度は真ん中の子の幼稚園に、車で送っていく。
幼稚園も分散登校で、1時間半でお迎えにいく。
しかも末っ子、40℃の発熱が続いて何度か病院に行って…。
給食と、幼稚園バスのありがたみを知る。
(おちおちブログも書けやしない(笑))

来週からは、給食アリの、5時間授業。
どうなることやら~??

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6月15日、給食アリの5時間授業がスタートした。

登校については相変わらず、
歩くのが遅くて、なかなか暑さに慣れなくて
班のメンバーに申し訳ないなと思いつつ
今日も歩いて通っている。
先日は、歩いている途中で急な雨が降って困っていたら
すぐ後ろにいた2年生が一緒に折りたたみ傘に入れてくれた。
本当、通学班のみんな優しい!ありがとう。
折りたたみ傘は、班の多くの子がランドセルに入れていた
なるほど、うちも買わないと!勉強になります!

学校前で見送るときには、既に疲れている様子だったが
どうにか寝ないで授業を受けているらしい(笑)
給食当番の仕事や、掃除の仕方も教わったという。
よく学校が楽しいと言っている。

さて、一緒に歩きながら思ったことに、付け加えてみる。
登下校が保護者の『責任』ならば
通学指導してくれている先生方の行動は
『善意』によるものだと思う。

学校に『責任』がないのに通学路に出てくれているのは、
先生方も忙しいのに、なんだか恐縮してしまう。
勤務時間は決まっているので
それよりも前に出勤して通学指導するなら、
早帰りなどの振り替えは取れているのだろうか…?
教員は、残業手当もないのに!土日出勤当たり前だし
(土日出勤は部活動のある中学や高校だけかな?)
下手したら『ボランティア』のような状態もある…。
(土日にサービス残業して教材研究とか!?)
教員の善意に頼らない、働き方改革は進んでいるのか?

ただ、先生方の善意で通学指導が行われているとしても
先生方が通学路に出ざるを得ない危険な通学路という意味では
やっぱりどうにかならないものかなーと思う。
子どもも保護者も学校も、
みんなが安心して登校するためにはどうすればいいのだろう?

スクールバスの導入は無理だという。
家庭の『責任』に重きを置くなら、いっそ高校のように、
歩きでも自転車でも保護者の送迎でも
各家庭の自由に通えるようにすることもできるはずだ。
しかし、通学班を通して異年齢で学べることを重視し
通学班での登校を指定しているのだと思う。
ならば、通学班は地区役員さんが決めるのだから
通学路ももっと柔軟に見直せないものだろうか??
               (2020.6.16追記)