教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

地域に秘められた『子育てする力』

子どもの居場所とは?

最近の子どもたちには、居場所が少ないといわれている。
では、居場所とは何であるか?
子どもの居場所には、物理的な居場所と、
心の居場所(心の拠り所)がある。
具体的には、家庭としての居場所や
同学年の児童と関わりがある居場所(学級)、
異学年と関わりがある居場所(クラブや部活動)、
異世代との関わりがある居場所(地域)など…。
しかし、いずれかの居場所を欠くこともある。
「居場所がない」場合は心の居場所を指すことが多い。
学校に居場所がないと思う子どもはどうすれば良いのか。
家庭にこもるしかないのか…。
家庭にも居場所がないと感じる子どもはどうするのか。
不登校になった児童・生徒の中には
「学校に行けない、自分はダメ人間なんだ」と
自分を責めることもある。
地域の中に居場所があれば、救われる子どもも
いるかもしれない。相談できるかもしれない。
教員や親や友達とは、違う目線で、
そのままの自分を受け入れてくれるかもしれない。
地域の子育てする力を活かしたい。

地域に居場所をつくるメリット

地域コミュニティの居場所における子どもたちの
メリットについて、『児童心理2017年9月号/地域
コミュニティの活性化/日本大学教授 佐藤晴雄』より
引用したい。

①地域の高齢者や青年など異世代との多様な交流に
 よって自己確認がなされる。
②したがって、同世代とは異なる姿勢や価値観で
 自己が受容されることになる。
③そして、他の学校の児童生徒との交流によって
 人間関係の横のつながりを広げることができ、
 自己確認を確たるものとする。
④学校の教育課程等では体験したり学んだりすることが
 困難な活動にチャレンジでき、自己確認や
 自己効力感が得られる。
・異世代の者にとっては、そうした子どもとの関りを
通して自己実現ややりがいという報酬を得ることが
できる。特に、既存の居場所に順応できなかった
「自分の居場所がない子ども」でも地域コミュニティに
おいては新たな居場所を見出す可能性が与えられる。
              (引用ここまで)

教員ママの野望

以上を踏まえてH30年度現在、私が考えている野望は
NPO滑川町子育て隊(仮)なるものをつくり
地域で子どもを支えていきたい。
考えているNPO事業として、

滑川町だれでも学童
 宮前小でも福田小でも月の輪小でもだれでもOKで
 幼稚園児の放課後も預けられる学童が欲しい!
 (学校から学童までは送迎をする必要がある。)

・だれでも居場所
 土曜日に学童の教室を開放して、誰でも遊べる
 場所をつくりたい。
 子ども食堂(ランチ)や、子どものイベントにも
 挑戦したい。

・放課後“無料”学習支援室
 だれでも自習できる場をつくりたい。
 宿題のサポートや受験の相談にのったり
 無料で勉強できる場をつくりたい。

また、こんな野望を少しでも実現できるように
賛同してくれる人、一緒に協力してくれる人、
建設的な意見をくれる人も募集したい。

 

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