教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

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教員ママの野望と活動と子育ての記録。滑川町のためにできること…?

アトピーはステロイドでは治らない!

アトピーステロイドでコントロール

昔は、アトピーは大人になれば治るといわれていた。
特に効く薬もなかった頃、
ほおっておいたら自然治癒していた時代である。
その後「アトピーステロイドを塗れば治る」といわれるようになった。
しかし、今は「アトピーステロイドでコントロールする」時代。
つまりアトピーステロイドで治らないってこと…?
うちの子どもの経験も踏まえて、ステロイドの怖さを伝えたい。

うちの子どもとステロイド

うちの上の子は乳児湿疹が出た生後1~2か月の頃、
里帰り中に初めて行った小児科でステロイドを処方された。
その時はステロイドであることの説明は全くなく、
「このお薬を顔につけてくださいね」と言われただけで
赤ちゃん向けの弱いお薬だろうという程度に思っていた。

その後も、体に少しのかゆみが出るたびに、
他の小児科や皮膚科でもステロイドを(知らずに)処方された。
単に蚊に刺された部分の掻き壊しの場合にも、である。
少しだけ塗れば治るので、落ち着いたら塗らないようにしていた。

3歳になったころから首やひざの裏側、ひじの内側など
アトピーの典型的な症状が出るようになり、
本格的に保湿剤(クリーム)とステロイドを使用するようになる。
このときの皮膚科で、初めて
今までもステロイドを使用していたことを知った!!
その皮膚科医が言うことには
「顔につけるわけではないし、弱いステロイドなら大丈夫!」。
しかし、1年間、ステロイドと保湿剤を使用しても
治ってはぶり返して、治ってはぶり返してを繰り返し
ステロイドでは本当は治らないのではないかと思うようになった。

そのとき、生活クラブ主催の『アトピー性皮膚炎講演会』の
案内に出会い、脱ステロイドを開始するようになる。

ステロイドの危険性

アトピー性皮膚炎講演会』で講演してくださった先生の一人、
佐藤美津子先生の著書、
ステロイドにNO!を 赤ちゃん・子どものアトピー治療
佐藤健二・佐藤美津子 著(子どもの未来社)』を紹介したい。
この本には、ステロイドの様々な危険性や
アトピーの子どもの日常のケアなどが載っている。

私が今回、強調したいのが『ステロイドの依存性』である。
経験上、ステロイドは確かにすぐに効く。かゆみが治まる。
つるつるになり治療がうまくいっているように思える。
しかし、ステロイド外用を続けていると少しずつ薬の効きが悪くなり
薬の強さを強くしないと効かなくなってくる。
最終的にはステロイドでコントロールができなくなるという。
コントロールできない状態で脱ステロイドをするのは非常に大変である。
入院して脱ステロイド治療をしなくてはならなくなる可能性もある。

先ほど紹介した『赤ちゃん・子どものアトピー治療』の本では、
子どものときだけでなく大人になってからも影響が出るとある。

幼少期に少ししかステロイドを使わなかった人が、大人になって重篤になる経過を見ると、幼少期のステロイド外用が成人になるまで何らかの影響を残していて、成人での体の変化に伴って、幼少期のステロイド外用の悪い影響が出ているというように考えざるをえません。(中略)ステロイド外用は確実ではありますが、必ずしも安全であるとは言えないという結論になります。(P.68~69)

さらに佐藤美津子先生は、佐藤小児科の調査から次のことも述べている。

ステロイドを使えば、かえってかなりの率でアトピー性皮膚炎の治りが遅くなっていることが分かっているわけで、痒みをすぐにステロイドを使用して抑えることは問題です。ステロイドを使っても、アトピーを治しているわけではないので、起こっている病気を抑え込むことより、病気が起こらないようにすることを考える方がより重要です。(P.120)

ステロイドは他にも、皮膚を薄くする、毛細血管の拡張、
色素沈着、保湿依存症など色々な問題点がある。

ステロイドを始めて

うちの子どもは『アトピー性皮膚炎講演会』を聞いて、すぐ、
ステロイドのコントロールが効いている軽症~中等症のうちに
ステロイドと入浴後のクリームを辞めることを決意した(4歳の冬)。
クリームを辞めた理由は、脱ステロイドをする場合は、
脱保湿もするべきだと講演会で学んだからだ。

脱ステ・脱保湿をして、入浴を減らしたらある程度良くなった(4歳の春)が
夏になり汗をかくと肘の内側や膝の裏、首や額がひどくなって(4歳の夏)
埼玉の上尾市にある脱ステロイド療法をしている皮膚科の先生を訪ねた。
(『アトピー性皮膚炎講演会』で講演してくださったもう一人の先生)

そこでは、脱ステロイドによるリバウンドで重症になっているといわれた。
今までは夏の日差しによって顔が真っ赤になって痒くなるため、
日焼け止めを塗っていたが
日焼け止めも“保湿”になるため使ってはいけないといわれた。
虫刺されのムヒもダメ、シャワーは週3回程度、プールも今年は禁止。
シャワー時に、からだを石鹸で洗うことも週1回まで。
日々の食事ではタンパク質をたくさん取るように意識すること。
先生は毎回、子どもの体重と体温を測って、肌の様子を観察する。
塗り薬などは全くなく、かゆみ止めの飲み薬などを出された。

7月1日~8月1日の1ヶ月間、徹底してからだに何も塗らないようにした。
しかし、シャワーは石鹸を使わずに、毎日~1日置きで入っているし、
保育園ではプールもあるため皮膚科の先生には内緒で入っている…。
子どもの写真は載せられないが、それでも少しずつ良くはなっている。
アトピーの様子は、あえて写真に残していない) 
膝の裏は相変わらずだが、おなかやおしり、ひじは良くなってきた。
これから暫くは良くなったりリバウンドをしたりを繰り返すのだろうが
ゆっくり時間をかけて子ども自身の力でアトピーを治していく。
子どものためにステロイドを止めてよかったと思える。

最後に…

今まで医者に薬の説明を求めなかったことを強く恥じるとともに
ステロイドを使用してしまったことに関して
子どもに対して非常に申し訳ない気持ちになった。 
今後は絶対にステロイドを使用しないと強く思う。

アトピーにとらわれない!アトピーは自然に治る!
多少のアトピーがあっても子どもが大好き!
これからも子どもたちに大好きだよと伝えていきたい。

 なお、私は医者ではないので、
ステロイドの危険性を紹介するだけしかできない。
ステロイドを使うかどうかは患者の意思によると思う。
どうかステロイドの危険性を踏まえて皮膚科を受診してほしい。