教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

こんなNPOをつくりたい!野望内容の整理

なぜNPOなのか?

以前にも載せたが、地域には子育てする力がある。
子育て中の家族や、子どものために必要だと思われる
NPOの事業を考えてみる。なぜNPOなのかというと、
町に相談に行った際に、町は1から学童をつくる気はなく
仮に、町(国)のお金で学童施設を作った場合は、
学童以外の利用ができないことがあげられる。
学童だけでなく、他にもやりたいことがあるためNPOを作って
町ぐるみで子どもを育てていきたいと思う。
(あと私がワンマンなので、みんなと一緒につくるほうが
周りの話が聴けて活動の幅が広がると考えている!)

1. 誰でも学童

滑川町の学童事情にも理想を述べたが、送迎をすることで
宮前小でも月の輪小でも福田小でも滑川幼稚園でも
誰でも利用できる学童をつくりたい。

以前の理想に加えて“誰でも”の中に、特別な支援を要する子ども、
特別支援学校に通う子どもも含めたいと考えている。
今週、教員免許更新講習で小学校の先生や特別支援学校の先生と
対話する機会があり、発達障害を持った特別な支援を必要と
する子どもの教育現場の大変さを感じた。
小学校の先生は、通常学級の他の児童も見つつ、
発達障害のある児童のこともフォローしなければならないという。
先生の負担は大きい。本来は特別支援専門の先生が必要である。

そしてその特別な支援の必要な子どもも学童を利用したい、
保護者の事情で放課後預かってほしいという児童もいると考える。
障害をもつ子どもが生まれたから親がその子のことを一日中
見てなくてはならないとか、発達障害の子どものことは親だけに
任せておけばよいとかといった考えは違うと思うし、
そういう子も含めて地域で受け止める・受け入れることで
負担の大きい家庭を支えられることに繋がるのではないかと思う。
もちろん私には専門性がないので特別支援専門の先生が必要になる。
理想は理想だが、これが可能になれば本当に“誰でも”学童だ!

特別支援専門の先生で、
この野望に興味のある先生はいらっしゃいませんか?

2.だれでも居場所

土曜日に、月1回からでも良いので学童を開放して、
誰でも遊びに来られる場所を設けたい。
誰でもは、幼稚園、小学生、特別支援の必要な子ども、中学生も
高校生も、乳幼児も、その保護者も、気軽に遊びに来て
いろいろな思いを発散していける場があれば良いと思う。

この事業の1つに『子ども食堂』も考えている。
午前中から子どもたちや地域の方と一緒に料理をして
自分たちで作ったごはんを食べることも良いかもしれない。

食育が叫ばれて久しいが、『早寝・早起き・朝ごはん』や
食事をバランスよく食べること、食事をみんなで食べることは
実は、親の影響(経済的・時間的な制約など)が大きいと思う。
まだ自分で作ることができない子どもだからこそ、
周りが栄養バランスを意識する必要があるし、食事の楽しさは
一緒に食べる人がいることで生じると言われている。
子どもは、給食がある日とない日では栄養に偏りが生じる。
学校だけでなく、家庭での食の意識も重要となると思われる。
家庭で十分にできない場合は、やはり地域の出番だと思う。
夏休みになったら、ずっと一人でコンビニ弁当…という子ども
夏休みになったら、夏休み前よりも痩せてしまう子ども…。
その子の親はほっといて欲しいと思うかもしれない、
家庭にまで口を出してほしくないと思うかもしれない、
おせっかいかだとわかっているが、
それで、ほっておいたら子どもはどうなるの…?と考えてしまう。
地域も、一緒に子どもを支えたいと思う!

3.放課後“無料”学習支援室

学童の勉強スペースを利用して、
学童の終わる、放課後18時頃~20時頃まで、できれば土曜日も
親が勉強を教えられない子ども、塾に行っていない子ども、
親が夜遅くまで働いている子ども…だけでなく、
塾に行っていても行っていなくても、小学生~高校生まで
誰でも利用できる無料学習支援室をつくりたい。

基本的には自習の形式で、必要に応じて勉強の仕方を教えたり
質問に答えたり、宿題をサポートしたり、受験の相談にのったり
子どもたちが無料で勉強できる場を作りたい。

スタッフは、私などの教員だけでなく
地域の方にも参加してほしいと考えている。
子どもがいろいろな大人の意見・考えに触れることは、
子どもの世界が広がることに繋がる。
さらに世界が広がる・色々な視野をもてるということは、
クラスなど狭い範囲で行われる“いじめ”にも屈しない、
自分で道(逃げ道でも!)を切り開けることにも繋がる。

最後に…

この野望のうち、1『誰でも学童』は一番求められているが
一番難しいことであると感じる。
施設をつくることのハードルが非常に高い。
NPO補助金が出るかどうか…皆から寄付が集まるかどうか…
まだわからないことが多い。もっと調べてからまた発信する。

出来そうな活動といえば、2『誰でも居場所』で、これは
施設をつくらなくても既存の〇〇センターの部屋を借りて
月1回から定期的に可能であると思われる。
3『無料学習支援室』は、あくまで無料なので、
施設を借りるわけにもいかず、学童の施設をつくってから
その学習スペースを利用することになると思う。

現状だと、野望のままなので理解者・協力者がいないと
できない活動ばかりです。よろしくお願いいたします!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。