教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

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教員ママの野望と活動と子育ての記録。滑川町のためにできること…?

自己肯定感を高める…子育て?

自己肯定感って何だ?

自己肯定感という言葉は教育現場だけでなく、ビジネスの場や
テレビなどのメディアでも取り上げられることが多くなった。
自己肯定感とは自分のあり方を積極的に評価できる感情、
自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉だという。
(実用日本語表現辞典より)

日本人は自己肯定感が低いと言われることも多い。

日本の高校生は、米国、中国、韓国の高校生に比べて自己肯定感(自尊感情)が低い。 

例:「自分はダメな人間だと思うことがある」 
日本72.5%、中国56.4%、米国45.1%、韓国35.2% 

国立青少年教育振興機構 H27年度調査】より引用

また自己肯定感が高い子どもは、次のように述べられている。

自己肯定感が高い子どもとは、「自分が価値のある存在である」と感じていたり、自分に自信がある子どもだといえます。その特徴としては、様々な物事に取り組む意欲が高いことがあげられます。

学習や労働といった具体的な対象への意欲の減退だけでなく、成長の糧となる様々な試行錯誤に取り組もうとする意欲そのものが減退している背景には、青少年の自己肯定感の低さなどがみられることが指摘されています。

国立青少年教育振興機構】より引用

日本人の『幸福度』が低いデータは、
今の自分に不満がある=今の自分に自信がない=
日本人の自己肯定感の低さが影響を及ぼしているとも考えられる。
「自分の子どもに幸せになってほしい」と親なら誰しも思うことなのに
なぜ自己肯定感が低くなってしまうのか?

自己肯定感が低い理由の1つに日本の教育が悪いといわれることがある。
確かに日本全体で低いことから教育システムに問題がある可能性もある。
「現場の先生方は頑張っていますよ?」とも念のため伝えておきたい。

他の理由も考えてみると、ネガティブな国民性なのかもしれないし、
『謙遜する文化』があるからかもしれない。
『我が子のダメ自慢大会』は日本の親なら経験している人も多いだろう。
自分の子どもが一番かわいくて自慢なのに謙遜してダメなところばかり…。
同じように「私○○できなくて…」と『ダメ親』自慢も行われていると思う。
本当は、いい子ども&いい親なのに、胸を張って自信をもって
「いい子です!」「いい親です!」とは言えない傾向にある。

今回は自己肯定感を高めるためにできることを考えてみる。

他者から認められること

ここでいう他者は自分以外の人、親、祖父母、教員、友達でも、
近所に住むおばちゃんでも、誰に認められてもよいと思う。
褒められて「素直に嬉しい」と子どもが感じることが大切だと思う。
褒められて「何か裏があるのか?」と思われてしまうような場合は、
その子どもと、もっと信頼関係を築く必要がある。信頼関係は、
子どもの話を聴き、心を受け止めることから始まると思う。

先日の教員の研修でも『自己肯定感を高めるには?』というテーマで
先輩の先生方と対話する機会があった。そこで学んだことをまとめると
『成功体験』をつくることで自己肯定感が高まるという。
成功体験は何でもよく、計算問題が解けた、逆上がりができた、
そうじができた、給食を全部食べられた、忘れ物をしなかったとか
今までできなかったことが少しでもできたら褒める。
教員だけでなく、保護者の方もぜひ褒めてあげてほしい。
褒めるためには、子どもをしっかり観察する必要があると思う。

わざわざ褒めなくても、子どもの言うことを認めてあげるだけでも
自己肯定感が高まると、他の先輩先生は言う。
子どもが「空が青いね」と言ったら「そうだね、よく気づいたね」と
返すだけでも子どもは認めてもらえたと感じるらしい。
子どもの言うことを肯定的に「そうだね」と受け止める・認める。
日常の会話から取り入れることは難しくないと思われる。
ぜひ日々に取り入れていきたい。

自分で自己肯定感を高めるには…?

先輩(年配)の先生方の子どものころは、“雷親父”が家にいて
なかなか褒めてもらう機会がなかったそうだ。
教員もなかなか子どもを褒めない時代。
自分で、自分を認めてあげることが必要だったようだ。

自然から学ぶ

そのころは、自然がごく近くにあり、田圃も森も川も虫も…
自然の中で自然とともに育ったという。
自然から学び、考えることが多かったのかもしれない。
実は、自然体験が多いと自己肯定感が高まると言われている。

日本はもとより、米国、中国、韓国を通じて、自然体験が多い者は、自己肯定感が高い。

国立青少年教育振興機構 H24年度調査】より

 家族で自然体験、今の時代は山登りやキャンプなどわざわざ行って
自然を楽しむことになると思うが、おすすめである!

 自分が『良いことだ』と思う行いをする。

例えば『電車でお年寄りに席を譲る』『トイレのスリッパをそろえる』
『大きな声であいさつをする』など、なんでもかまわない。
良いことをしたと思えることが大切だという。
良いことが思いつかない場合は、目標にできるような人を見つけて、
分析する・観察することもありだと思う。
自分の中の『良いこと』がはっきりすると行動しやすい。
また、自分の過去を振り返り、行動パターンを知る。
自分の弱さを知ることも自己肯定感につながる。

本で学ぶ

最近は、自己肯定感を高めるための本がたくさんある。
その1つを紹介したい。

自己肯定感、持っていますか?-水島広子-大和出版

対人関係療法をしている精神科医の先生による著書で、
この本では、自己肯定感を高めるために、
自分の好きなところを探すのではなく、他人に対する見方を変える
というアプローチの仕方をしていく。
自分に縁のあるものを『リスペクト』することで丁寧に生きるという。
人間関係に悩んでいる場合にも、読んでみると面白いかもしれない。

子どもは、みんないい子

今回の研修の後、パパ(旦那はふつうの☆会社員)とも話し合った。
パパは子どもに「○○したい」と言われたら、まず「良いよ」という。
「○○したい」「良いよ、先にご飯食べてからにしようか」というように
認めてから条件をつけるようにしているそうだ。
子どもの自己肯定感を高めるためにパパも気をつけているらしい。

子どもは誰でも、無条件で、生きているだけで“いい子”なのである。
「うちの子はいい子です」と胸を張って言いたい!
そのためにも子どもだけでなく、
ママの自己肯定感も高めていかなくては…!