教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

滑川町議会報告会に行ってきた

滑川町議会報告会

H31年2月3日(日)に13:30~コミュニティセンターで
滑川町議会報告会が行われた。
この案内は前回の『議会だより』裏面に書かれていた。
加えて回覧板でも全戸にチラシが回ってきた!
滑川町の方向性や、情報を知りたいのと
「子育て世帯も、議会に注目してますよ」という
アピールも込めて(笑)、参加することにした。

受付にはマスク・アルコール消毒もあって親切だった。
お客さんの数は、ざっと見たところで30人程度。
年配の方ばかりであった。若い人は2人くらい?

議会報告会は条例に基づき、年1回以上行うらしく
今年で3回目。ここは、議会・議員が
どのような活動をしているか発表する場だという。
議会報告のあとに、意見交換があった。
意見報告会のテーマは、
①安心・安全なまちづくり
②健康長寿のまちづくり
なるほど…『お客さんの層』にあっているテーマだ。
子育て政策についても聞きたいと思っていたので
ちょっと、、、だが、参考になったことをまとめる。

議会報告会で学んだこと

そもそも私は議会の構図をよくわかっていなかったが
議員さん14人中、女性は2人のみ。
子育て世帯の議員さんは1人・2人…か?少ない。
ほぼ年配の男性の、議員さんによる政策ということだ。
14人のうち、7人ずつ『総務経済建設』常任委員会
『文教厚生』常任委員会のどちらかに所属する。
さらに、併せて『議会広報発行対策特別』委員会か、
『議会運営』委員会のどちらかにも所属する。
つまり議員さんが2つの委員会に所属することになる。

 議会運営委員会の情報

滑川町議会基本条例の『特色』として、
・町長等への反問権の付与(会議で、質問に質問で返せる)
滑川町議会報告会の開催(今年で3回目)
・災害等発生時の議会の対応の明確化(H28年4月施行)
議会は災害時に議会災害対策会議を設置できるという。
これらは…特色なのか?当たり前のようにも思うが…?

今後の課題の1つに「情報公開の充実(動画・音声配信等)」
とある。すでに、会議をライブで見られる市もあるという。
定例会の様子を見るに、傍聴人(お客さん)が少ないことが
心配だなぁと思っていたので、これには賛成である。
興味があっても、年配の方や、小さな子どもがいる人は
なかなか役場まで見に来られないからだ。
あと、ぜひ議会の定例会サイトを見やすくしてほしい…。

総務経済建設常任委員会の情報

交通指導員との意見交換」 があったという。
主な『要望内容』に、ブロック塀の調査・指導員の定数増員
・点滅信号→感知式信号に・交差点における待機場所の確保
・南部地区からの遠距離通学児童対策を
というものがあった。
南部地区の遠距離通学問題は、議員さんにも伝わっている!
どうか議員さん、早めの対策をよろしくお願いします!

文教厚生常任委員会の情報

議員さんによる「教育現場の訪問」から次のことが分かった。
●滑川幼稚園…
H30年度の新入園児85名(全体で259名)。
施設の老朽化が進むが、都度修理しているとのこと。
宮前小学校のプール移設後、増築大改修を期待している。
(期待している…とあったが、主語は?先生?議員さん?)
大改修できれば、園庭で運動会ができるようになるらしい。

●滑川中学校…
全校生徒632名。各学年とも6クラス。マンモス中学校だ。
今は子どもが増えているので、将来的には
プレハブ教室の設置が必要になる可能性もあるとのこと。

あと「川越児童相談所」への訪問も行われたという。
川越児童相談所への『相談受付』件数では、H29年、
滑川町から54件、そのうち児童虐待相談は28件。
約半数が虐待の相談だ。
いじめの相談件数はあまり増加しておらず
児童虐待の相談が急増しているという。

児童虐待について、市町村に求められているものは、
2つあるという。
1つ目は、虐待の発生予防として
妊娠期~子育て期までの切れ目のない支援を行う
母子健康包括支援センター。
2つ目は、虐待発生時の迅速・的確な対応として
要保護児童 対策 地域協議会の調整機関に
専門職(保健師・児童福祉士など)を配置すること。
母子包括センターは滑川の保健センターの1室で
行われているが利用状況はどうなのだろうか…?
今回は、特に説明なかった。

小川町では『子育て総合支援センター』が出来たという。
子育て支援センターとして子どもの居場所、相談場所、
一時預かりもできる。
災害時には福祉避難場所にもなるらしい。
2億4千万円かけて、昨年H30年4月オープン。
説明してくれた議員さんは
滑川町にも必要な施設」と言っていた。

議会広報発行対策特別委員会は割愛させてもらう。

全体を通して思ったこと

資料を読んでも説明聞いてもイマイチ分からないのが
誰が思ったのか、誰の意見なのか、誰の行動なのか…。
私の理解力不足か??(←コレかも…汗)
資料だけもらって帰る人もいるので、
要約しすぎることなく、読んで分かる資料を作ってほしい。

気になったのは『議員さんの態度』。
初めの案内で「マナーモードに…」とか言ってたのに
議員さんこそ携帯が鳴っていた。2回も!
あとは、眠そうな…寝ていた?議員さん…。
休憩時間に「そんなに質問こないよ!」と大きな声で
お喋りしていた議員さん。
議会報告会は、議員さんの活動を発表する場なのに…。
見ている方はどういう気持ちになるのか…。

そう思うと、今回頑張っていたのは議長さん!
『意見交換』の際に、お客さんの意見を丁寧に聞いて
要約して、質問に答えたり、他の議員さんに回していた。
これを私がやれと言われても絶対できない…。
議長さん、すごかったです!

『意見交換』では、8人位?の人が質問していた。
色々な意見があったが、私は特に
高齢者と子育て世帯の隔たりを感じた。

例えば、インフルエンザ予防接種の補助費用について。
高齢者は1500円でインフルの予防接種が打てる。
これは町だけでなく、医師会も関わって決まるという。
ある意見では「去年H29年は費用が1000円だったのに、
500円も値上がりするのは、どういうことか?
子育て支援費との比重が取れていないのではないか。
子どもは高校生まで、医療費無料なのに(ずるい!)」と。

なるほど…そういう意見もあるのか。
子どもはインフルエンザの予防接種は基本、自費だ。
自腹で、4000~5000円前後の接種を1人、1・2回行う。
受験生の中学3年のときのみ補助が出ると思っていたが
勘違いだったようだ。この記事を書くにあたって
町のHPを調べたが、ネットには載っていない。
(以前の情報は誤りです。大変申し訳ありませんでした!)
しかし65歳以上の高齢者はだれでも予防接種の補助が出る。

子ども医療費無償の制度を、再度住民に説明するべきだと思う。
町の子育て支援について、高齢者世帯にもしっかりと説明して
理解していただきたいと思う。
町で「地域で子どもを育てていく」という気持ちがないと
子どもにも地域にも、隔たりが出たままになってしまう。
例えば、滑川町の広報で子育て特集を組むとか…
なにか子どもと地域を繋ぐ対策はできないのだろうか?

最後に…(幼稚園のお知らせ?)

幼稚園の新入園児については『広報なめがわ2月号』に、
来年度H31年度の追加募集が出ていた。募集人数26名。
毎年追加募集しているので、定員100名になることは、
もうほとんどないのだろう。
申込資格が、以前(上の子が入るとき、2年前)は
住民票が滑川町にないとダメと言われていたが、
今年の情報を見ると「転居予定の方」もOKになったようだ!
住宅の引き渡しのわかる契約書等があれば大丈夫とのこと。
願書の受付が22日(金)までなので、まだの方はお早めに。

あと『意見交換』で初めて知ったが、
今年の滑川町の待機児童は70人だという。
保育園…来年度(H31年度)から1つ増えるが、
まだ足りないということだ。。。