教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

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教員ママの野望と活動と子育ての記録。

卒業式…『校歌』と『旅立ちの日に』を思う。

今日は卒業式!

今日は、ウチの(職場の)学校の卒業式。
在校生の吹奏楽部が、卒業生の入場の曲を
生演奏して始まる。
卒業生の一人ひとりが名前を呼ばれ、
各クラス代表の生徒が卒業証書を受け取る。

校長の式辞の後、PTA会長の祝辞。
子どもが大人になっていく、
大人というものを考えさせる、親目線の祝辞だった。
「ウチの子もいつかは高校生になるんだ」と
感じて思わずしんみりしてしまった。
送辞、答辞、あと校歌斉唱。
卒業生も、在校生も大きい声で歌ってくれた。

閉式の辞の後、卒業生一同が自ら立ち上がった。
すると、卒業生による『旅立ちの日に』の合唱。
卒業生の子が式・ピアノ、さらに
男女でパートが別れたりしたので、受験生だったけど
練習も少しあったのかな…などと考える。

今年の卒業生は、授業をもってなくて
掃除の時間と、生物の補講、日々の受験問題の質問、
面接指導、小論文指導くらいでしか接点がなかった。
それでも、やっぱりウルっときてしまった(笑)
歌が終わって、退場する時にも、クラスごとに
「○○高校最高!」など簡単なパフォーマンスがあった。
泣きながら退場している姿には、
ウチの生徒たちはいい子だな~と実感した(親バカ?)
卒業生のみんな、おめでとう!

『校歌』と『旅立ちの日に

校歌は、学校によって全然違うし
歌っている生徒の声の大きさも全然違う。
自信をもって大きな声で歌う学校もあれば
声が小さな学校もあるし、声が小さすぎて
『音声入りCD』を利用している学校もある…。
大きな声で校歌を歌う学校は『良い学校』だと、
私は勝手に思っている(笑)
「良い学校とは何か」と聞かれると答えに困るが…
自己肯定感が高い生徒が多いように思う。

幼稚園・小学校の校歌は大きい声で
歌われることが多いように感じる。
まだ小さくて、恥ずかしい気持ちが少ないからか?
それとも長く(小学校は6年間も!)歌うからか?
歌声や歌詞、もしくは自分に、自信があるからか?
中学校や高校では声が小さくなりがちに思える。。。

私自身、幼稚園と小学校の校歌は今も覚えている。
中学校の校歌はさっぱり忘れた(汗)
高校の校歌は、女子高だったがパート別に分かれていて
とってもきれいな校歌だった…という記憶しかない。
もう一度、母校で聞いてみたい。

旅立ちの日に』が作られた、秩父の某中学校も、
当初は校歌を歌う声が小さい学校だったという。
そこの校長先生と、音楽の先生が協力して
『歌声の響く学校』を目指して生徒を指導して、
その集大成として『旅立ちの日に』が作られたと聞く。
作詞は校長先生、作曲は音楽の先生。
これは教職員から卒業生へ、歌のプレゼントだった。
それが毎年歌われるようになって、全国に広まった。

最後に…

卒業式を見ていて思うことは、
「やっぱり担任がしたい!!」につきる(笑)
…いやスミマセン、散々「やりたいことがあるから
教員を辞めても良い」とか言っておきながら…(汗)
それでもやっぱり教員の良さは『担任』にあると思う。
担任して、生徒一人ひとりとじっくり向き合いたい…。

「教員は風のようだ」と私が教育実習の頃に教わった。
追い風・向かい風・そよ風…色々な風がある。
生徒と過ごすのはほんの一時。
風のように過ぎ去ってしまうなら、
生徒の背中を押せる風でありたい。←格好つけた(恥!)
ふと初心を思い出した次第です。それでも4月から産休。
生んでみて、復帰するかどうかはまた考えます(笑)

子どもを産んでから、涙もろくなって困るな。。。