教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

R2年3月の滑川町議会定例会を傍聴して思うこと、長距離通学について。<R2年5月3日追記>

南部小学校は、無理だーーー!!

遅ればせながら、議会定例会の報告です。
『南部小学校予定地』は、H5年に
町が実質4億以上かけて、取得したそうだ。
その頃は、市ノ川以南に開発予定があり、
小学校が2校増える計画だったようだ。

月の輪小は区画整理でつくられたが
南部の方は思ったより子どもの数が増えず…
H12年から学校用地のまま、
フジミ工研に貸し出ししている。

さて、この学校用地・南部小学校予定地。
実は、すでに学校用地ではなかった!
H27年に、一般公共施設用地になっているという。
町長選の前には、すでに学校用地ではなかったということか!
がーん。町長選の前に、早く教えてほしかった…。

一般公共用地になったのは、
広く土地の利用をするためであり
当時の都区長や、議員さんからも要望があったらしい。
一般公共施設用地にして、ここに複合施設を!という
意見もあったそうだが、
複合施設は体育館の近くにしたいという考えもあって、
結局、複合施設そのものの話もおじゃんになったよう。

『南部小学校予定地』は今後も、現状維持
=企業に貸していく
そうだ。 
そうだよなぁ、
南部小予定地の隣の方が20年契約の挨拶に来たって言ってたし。
今は、年額1400万円でフジミ工研に貸していて
町の財源になっているそうだ。

子どもたちの小学校にするための土地だったんだから
その1400万円を、子どもたちの遠距離通学緩和のために
使ってほしい!と思うのは…、私だけじゃない…ハズ。

未来の『夢の話』より、今の子どもたちに目を向けて!

町長は、県の区画整理で、十三塚や蟹山が市街化区域になれば
街路整備して東松山~滑川~嵐山まで道を通して、
下水道も公園も整えて、学校だって作っちゃう!と言っていた。
今の南部小学校予定地の土地を、蟹山の辺りの土地と交換?して
そっちに学校を作りたいと。
(南部小学校予定地は、結局、学校にはならない!)
そのために、県に区画整理の要望を出していて
町長の任期中に目処をつけたいと。

だが、県は区画整理の枠をくれない。
いつになるのか、分からない。10年後?20年後??
それじゃあ遅い!
今の、うちの子たちは大人になってしまう。
今、小学校に通う子どもたちに目を向けてほしい。

小学校に通う距離について、
義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律施行令
という規定がある。
文科省のサイトを見ると、次のことが書かれている。

通学距離については小学校でおおむね4km以内、中学校でおおむね6km以内であることが適正とされている。
通学については、昭和31年当時に比べ、交通機関の発達等により、生活圏が拡大していることなども含めて考えなければならない。昭和31年当時、統合に伴うスクールバス導入の事例は多くなかったが、現在では約6割の市町村においてスクールバスが導入されている
 市町村の実態に応じて、通学距離の観点からだけでなく、交通手段等を考慮した上での通学時間の観点からも考えられるのではないか。その際、例えばバスの場合には概ね1時間程度を上限とし、徒歩の場合には概ね30分から1時間程度を上限とすることなども考えられる。

www.mext.go.jp

この小学校で4km圏内、という数字、
小学校5年生を対象に、通学距離と
ストレスとの関係を調べた研究によるという(上記のサイトより)。
小5は、高学年。
この子たちと、小学校に入ったばかりの1年生を比べても
1年生の身体的・精神的負担は非常に大きいと思う。
3月までは幼稚園バスで、幼稚園に通っていた1年生たち。
それが、急に!4月から4km歩くことになる。
背中には、重いランドセルを背負って。
首には、重い水筒を掛けて。

滑川町の宮前小で考えてみよう。
宮前小で、現在、3kmを超える児童は130人だそうだ。
そのうち、4kmを超える児童は10人だという。
今は少なく感じるかもしれないが、
この4km以上の子どもたちが、来年度から大きく増える
(この数字は私のメモによるので、ちょっと不確か。
最後にも書くが、メモが間に合わなかったのだった((汗))

今、森林公園駅南口側は、宅地開発中で
都や十三塚の子どもの数はどんどん増えている。
これら、最果ての子たちが4km以上の距離を登下校する。

1年生が、既定の4km『以上』を歩く
入学当初の1年生の足では、
「上記の概ね30分から1時間程度を上限とする」という
規定よりももっと時間がかかると言える。
この子たちに、今、町は何もできない…。
先日もブログに書いたが、近道すらできない…。

 近くの、東松山の小学校に通うことが無理なら、
南部小学校予定地を企業に貸している賃料を利用して、
スクールバスの導入とか
通学区域を変更するとか
近道をするための策を練るとか
電車で一駅乗って、月の輪小に通うとか…
何かできないものだろうか?
公立小学校への電車通学はすでに実施している自治体もある。
どうにか、どうにか
子どもが安全に通えるように!お願いします。

最後に…。(いつも一言多くてすみません。)

いや~、お偉いさんのおじさま方は
紙を見ながら話すから、とっても早口で、
鈍い私はメモが追い付かず…(涙)
数値の情報が不確かで申し訳ない。

あんまりメモれていないので
あとで音声配信聞いて、
聞き取れなかったところを確認しよう…と
思っていたのだが、
音声配信は…町のHP上には見つからない。

まだ、実施されていない?
いや、子連れ傍聴するために
議会事務局に許可を得に行ったときに、
「泣いたら退出してね、音声配信するから」と言われた。

まだ、アップされていないだけ?
私が町のHPで探すのが下手なだけ?
音声配信よりも『議会だより』を待つ方が早いのか?
とりあえず、音声配信か議会だよりが出て
聞き取れなかったところが確認出来たら
必要に応じて訂正しますので
しばしお待ちください(汗)

あ、でも南部小学校ができないということは、
ちゃんと聞いてきましたよー。

///////////////////////////////////////////////////////

5月の滑川町議会だよりが届いた。
南部小学校の予定地の話で、
通学距離3キロ超えの人数があいまいだったと書いたが
数値は合っていた。良かった(笑)

福田小学校についても議会だよりに載っていたので
参考までに書いておく。
3キロ超えの児童29人、4キロ超えの児童3人。
もともと福田小は人数が少ないということもある。

そうそう、今年1年生のうちの子は
登校日は毎回歩いて行っている。通学練習のために。
この登校日は、親も同伴で登校するから、
私も子どもと一緒に歩く。歩きついでに測ってみたら
都・みなみ野・十三塚方面からは
1時間30分かかった。ガーン。
うちの子が歩くのが遅いだけかもしれないが
大人があるいてもくたくたになる距離だった。
これが毎日はつらいな!

さて、次回の6月定例会は、
出来る限り傍聴を控えてほしいとのこと。
その代わりに、
この回から音声インターネット配信が始まるそうな。
って、音声配信まだだったんかーい(笑)

定例会については、こちら議会HPより。

www.town.namegawa.saitama.jp

            (2020.5.3追記)