教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

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教員ママの野望と活動と子育ての記録。

長距離通学!登校しぶり問題!<追記アリ>

長距離通学について、そもそも思うこと。

初めに言っておこう。
別に、私は不登校でも全然いいのだ!
「学校行かない」と本人が一時の感情ではなく、
そう決めたのなら、不登校を応援したいとは思っている。
ただ「学校は好きだけど、歩いていきたくない」場合に
どうしようかと悩んでいる。

私が毎日、学校まで車で送ることはできない。
しかもそれが6年間もなんて、できるわけがない。
今年は、時間がある方だから
できるだけ、学校まで一緒に歩いて行くことはできる。
毎日ではないけれど、私が一緒に歩くことで
本人が安心するなら協力しよう。
朝から、往復で8キロ歩くくらいー。むーん(+_+)

『歩くこと』そのものも、悪いことだとは思っていない。
身体にも脳にも良い。代謝が促され、成長にも良い。
ただ、片道4キロは、さすがに長すぎだと思うけれど。
真夏の熱中症とか、不審者とか、事故とかは怖いけど。
これから冬場は、朝暗いうちに家を出発するから
(通学班で行くときは、毎朝6:40に家を出る)
また別の心配が出てくるけれど。

そんなこんなで、色んな心配をするくらいなら
スクールバスを出してほしい、とは、思う。
でも、そんなにすぐには変わらないから
せめて、近道をさせてほしい!!
コロナで町が国からもらった、子どもたちのためのお金を
学校の水道の交換じゃなくて
長距離通学対策に使ってほしい!!
おっと、今回言いたいことはこれじゃなかった(笑)

長距離通学だからこその、ハードル

うちの子、小1。
トイレ問題で、朝の通学班で歩いて行けなくなった。
でも、実はそれだけが原因ではなかった。

初めての通学班には、本当に恵まれたと思っていて
班長さんだけでなく他のメンバーもとっても優しい。
良い子たちばかりの班だ。
本当に、いつも感謝しています!

通学班では、異年齢との交流で学ぶことも多い。
大人が一緒に歩かないからこそ、
子どもたちで協力して考えて、学ぶこともある。

通学班は、班によって本当にさまざまだ。
今まで私が子どもと一緒に歩く中で見てきたところでは、
班長さんが優しくて休憩をちょこちょこ取ってくれたり…
1年生の手を引いて一緒に歩いている班もあれば、
ふざけてランドセルを押したり…、走ったりする班。
(子どもらしいといえば、そうかもしれない。
ふざけ合ってても困っている子がいなくて、
安全な道ならそれでもいいかなとも思う。)
あと、すっごい真面目に歩いていて、
全員無言で1時間歩き続ける班もある。
(コロナで喋らないようにと指導されていることも
あるのかもしれない。)
なかなか大人が想定した通りには
いかない部分もあるのだろう。

長距離通学で、毎日歩くのが大変なところ
たまたまその日だけ速く歩いたとか
たまたま休憩が少なかったとか、そんな些細なことでも
大変な思いをしている子にとっては心が折れることもある。
難しいな。

あとは、朝早すぎるから、
早く寝ても子どもがまだ眠いということもある。
うちは夜8時に寝かせる努力をしているが
それでも起こすのは、6時前だから眠い。
ベッドで起きないときはベッドから寝たまま連れ出して
(他の兄弟を起こさないように)
ソファで着替えさせようとするが起きない。チーン。
特に、出かけたり思いっきり外遊びした日の翌日は
起きないーー。

学校まで親が送ってくれることになれて
自分では歩きたくない、
疲れるから嫌だとなる気持ちもわかる。
ただ、学校が好きなうちの子が、
「歩くくらいなら学校に行かない」と言ったときには
驚いた。。。毎朝泣くほど、、、歩きたくないようだ。

学校そのものも、我慢をしなければならないことが多いのに
通学でも我慢をしなければならない。

学校に毎日通うのって、長距離だと、それだけでも
ハードルが上がるのね。。。

登校しぶりの対策として、うちが始めたこと

先日。
担任の先生にも初めて登校しぶりを相談してみた。
少しでも登下校で子どもの負担を軽くするために
リュック登校を認めれくれないかと手紙を書いた。
本人に聞いたら「リュックなら頑張る」とかいうので。
その日の放課後、学童のお迎えの前に、
学校で担任の先生に直接会って話をした。
先生は、管理職の先生とも相談してくれて
リュックOKにすると言ってくれた。

さて、そのことを本人に伝えると…
「やっぱりリュックは無理、ランドセルで行く」と。
「自分だけ違うなんて、できない。
他の子もリュックOKなら、リュックで行くけど。」
うおぃ、言ってることが違うじゃん!
先生の配慮を無駄にするなーとか言いつつ
じゃぁランドセルで絶対に歩いていくのねと確認した。
ここでも学校という場の『画一的』な部分が、悩ませる。

その翌日。本当にランドセルで歩いて行った。
先生には、リュックではなくなりましたー
お手数おかけしてスミマセンーと連絡帳に手紙を書いた。

そのさらに翌日。また、泣きながら歩きたくないと。
そこから私と子どもとの壮絶な言い合いが勃発。
本当、自分の子どもは、距離が近すぎて難しい。
これが仕事ならもっと客観的に対応できるのにな(泣)

そんなこんなで、朝から全然まとまらないから
一旦、紙に書くことにした。
だいたい口約束は守らないから
約束事は子ども自身に書かせて守ってもらう。
私はスケジュール帳を取り出して
この日とこの日とこの日は、仕事関係で
絶対に学校まで送れないと紙にメモ書きした。
じゃぁ、あなたはいつなら歩けるの?と。
(実際は、こんなに優しい言い方じゃない(;'∀'))

そしたら、子どもが自分で書き始めた。
この日は一人で歩く。この日はママと歩く。
だから、この日は送っていける?と聞かれた。
そうか何日間か頑張るなら、
たまには送ってあげようかなと思える。

そうしてできたメモ書き↓。
歩きか送りか、子どもの葛藤が見られる。
達成出来たら、その日に〇を付ける。

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結果報告

約束としてスケジュールを組んだら
何とか、このスケジュール通りにできた。
この7日中、4日歩けた!
(え?3日も送って行くなんて甘すぎる?スミマセン)
約束を紙に書くのは、この子には有効なもよう。
頑張ったな、子どもも私も(笑)

次の2週間も、スケジュールを作成した。
今日(月曜日)、早速、起きられない。
どんなに起こしても起こしても、起きない。
くたくた人形状態。
仕方がないので、送って行った。
そのかわり、予定していた水曜日の送りを
自分で歩くことにしたらしい。
さて、どうなるかなー??

長距離通学に対する、私の『悩み』はまだまだ続く。

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先々週、先週と、スケジュールを組んで登校した。
週5日中、4日、歩くことができた!
頑張ったーーー!
月曜日はやはり睡魔に勝てず送りになる場合が多い。
でも、週4日も歩けるなんて、
ちょっと前に比べると成長したなー(笑)

(2020.10.14追記)