教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

ダメママ自慢と、政治と、こども基本法。一難去って学んだこと。

埼玉県虐待禁止条例から学んだこと。政治への関心。

今週、なぜだか…忙しかった"(-""-)"
忙しすぎて、自宅の掃除をおろそかにしていたら
上の子に「ママ!洗面所の水が流れない!詰まってる!」と報告を受けた。
へ~、そうなんだ~。ママいま、余裕なくて掃除できないわ。
「〇〇(上の子の名前)、掃除してくれる?」と聞いてみた。
「ママがやり方、教えてくれるならいいよ!」
「ママ…すぐには無理だから、週末ならいいよ。」
「じゃぁ、〇〇が掃除したら、一回券ね!」
ということで、ゲーム1回券(15分)で
上の子が掃除してくれることになった。ラッキー★
掃除しなくても、人間死なないと思っている、ダメママです(笑)
あれ?家事しないのって…ネグレクトかな( ;∀;)?
子どもにお手伝いと言う名の、家事をさせるのは虐待かな( ;∀;)?
虐待って何ぞや~~~と思った方は、
児童虐待の防止等に関する法律(平成12年法律第82号)をご覧ください(笑)
↓虐待の定義が書かれている。

www.mhlw.go.jp

あと、平成29年7月11日の、埼玉県虐待禁止条例↓
これを読むと、虐待対策には『監視』ではなく、
予防のための『支援』について、ちゃんと書かれている。

en3-jg.d1-law.com

さて、だいぶ時間が経ってしまったので、”今更感”丸出しだが(笑)
トンデモ条例(埼玉県虐待禁止条例)と”政治”について考える。

このトンデモ条例、自民党県議団は条例案を取り下げる際に
「内容は瑕疵がなかったが、説明が不十分だった」と述べたことから
今後も、この問題に注目する必要がある。
自分たちの生活が困るという意味では、
子育て世代が、子育てと仕事と家事に追われながらも
政治に関心を持つ”きっかけ”になったかもしれない。

トンデモ条例は、10月6日に自民党県議団が条例案を委員会に出して通っている。
この埼玉県議会の『委員会』ってなんだ?
と思って調べると(無知でスミマセン( ;∀;))、
埼玉県議会の、常任委員会の『福祉保健医療委員会』だという。
この委員会では、ちゃんと反対意見が出ていた!
知らんかった!!
しか~し!数には勝てない。
委員長を除く、7対4の賛成多数で可決されてしまっていた。
賛成は、自民6、公明1。反対は、民主フォーラム2、県民1、共産党1。
結局のところ、自民と公明党のみの賛成だというわけなのか…。

埼玉県議会議員は、大多数が自民党だ。
以下は、埼玉県議会のHPより引用。

埼玉県議会 ”会派別” 議員名簿↓

埼玉県議会自由民主党議員団(自民)(58名)
埼玉民主フォーラム(民主フォーラム)(12名)
埼玉県議会公明党議員団(公明)(9名)
無所属県民会議(県民)(7名)
日本共産党埼玉県議会議員団(共産党)(3名)
無所属改革の会(改革)(1名)
日本維新の会(維新)(1名)
無所属(2名)

私たちの選挙区『西第13区(滑川町嵐山町・小川町・ときがわ町)』からは
小久保憲一(こくぼけんいち)議員。
福祉保健医療委員で、少子・高齢福祉社会対策特別委員。
自民党で、今回のトンデモ条例案では前面に出て話をしていた。

小久保議員、地元ではお祭りとか運動会とかによく来ていて、4期★連続当選!
つ、、、つよい…
と言っても、4期とも連続で無投票である。
さて、次回の議員選。
西第13区から対抗馬がでなければ、
また、自民党の、小久保議員になる可能性がある…。

なお、埼玉県の議員選挙、無投票が非常に多い。
全体の43%(16の選挙区で、23人)が無投票で当選している。
ここからも、県民の政治への無関心さが見て取れる…。

でも!今回の件で、ダメママな私含め、埼玉県民ちょっと本気で焦ったから!
滑川町政のことは身近な問題だから注目しているけど、
埼玉県の政治は「自分に関係ないから(遠い問題だから)どうでも良い…」
という考えじゃだめだった、と気付いたから!
一人ひとりが政治に関心をもって、選挙に行く
さらには、無投票を避けるべく、だれかに立候補してもらう、
……なんて言うのも考えていく必要がある。
ママさんで自分の意見を言える方、ぜひ立候補よろしくお願いします!

埼玉県知事へは、”直接”提案ができる。

www.pref.saitama.lg.jp

 

この仕組み、滑川町にもほしいな。
町長への提案!めっちゃするんだけど!

比企地区の【子育て当事者】が、こども家庭庁に求めた10の要望事項

これ↓(Yahoo!ニュース)、ぜひ見てほしい。
トンデモ条例反対の署名を始めた(集めた)、
東松山のママさんと、滑川のママさんが出した!!
こども家庭庁と自民党県議団に求める要望事項で、非常に現実的な話。
私が求めているものがすべて入っている。news.yahoo.co.jp

いずれ、滑川町にも出したい要望だから、
一部を抜粋してここにも載せておく。

10の要望事項

1.自治体、議会における条例案、こども計画、こども政策をはじめ、こども自身に関わることについては、こども基本法に則り、こども若者、子育て当事者等の意見表明・参画および意見の尊重の手続きを明確化し、その手続きを実現くださるようお願い申し上げます。

2.こども基本法を学ぶ研修をお願い申し上げます。
登下校や公園遊び、おつかい等は、子育て家族にとっても、こども自身の成長にとっても大切な経験です。こども基本法では、こども自身の主体性を尊重し、こどもの権利と最善の利益を実現する理念が重要であることが示されております。こども自らが育つ権利を奪うような社会環境を作らぬよう、お願い申し上げます。

3.こども若者、子育て当事者等の意見表明・参画および意見の尊重の手続きに際しては、公正かつ透明性の高い公聴会パブリックコメントを実施し、その内容や結果については原則公開いただきますようお願い申し上げます。また各会派との議論を深め合意形成ができるような議会運営をお願い申し上げます。

4.こども自身の安全安心の確保のために、社会全体でこどもを守る環境整備をお願い申し上げます。子育て支援の充実、外遊び環境の安全確保や、虐待が起こらないようにしていく仕組みこそが必要です。こども家庭庁はじめ関係省庁、全自治体・議会でのお取組みをお願い申し上げます。

6.学区域(こどもが歩いて行ける距離)にひとつ以上、適度な距離の大人(プレーワーカーなど)の見守りのあるプレーパーク、児童館などの遊び場・居場所の設置をお願い申し上げます。

7.各市町村にユースワーカーが常駐し、無料で利用できるユースセンターの設置をお願い申し上げます。現在、義務教育を終了した後の青年期への支援が不足しています。週に1度か2度専門家や医師が定期的にきて保険証を持たずとも相談ができるような施設があれば虐待など個人の抱えている問題も相談しやすいと考えます。

8.出産から青年期までの伴走型支援をお願い申し上げます。出産から約1ヶ月後、助産師や看護師による自宅訪問があります。その助産師や看護師らが、年代の垣根なくシームレスに寄り添えるシステム、また信頼関係を築き、何か問題が発生した際には関係各所の部署がすぐにつながれるような伴走型支援の仕組みづくりの再考をお願い申し上げます。

9.こどもの権利に関する条例を整備し、こどもが幸せに暮らすためのこどもの意見表明とその意見の尊重をお願い申し上げます。こどもの意見の尊重の重要性と具体的な方法を学び、こどもの声を聞く実践者(こどもアドボケイド)を養成する取り組みをお願い申し上げます。またこども会議の設置をお願い申し上げます。会議にはオンラインやチャット、手紙での参加など、幅広いこどもの意見が拾えるようなお取り組みをお願い申し上げます。

もうね、説明をする前に、令和5年4月から施行されている、
こども基本法についてまず読んでほしい。
こども家庭庁から、わかりやすいパンフレットが出されている。
この10の要望は、ほぼ、こども基本法だ。

www.cfa.go.jp

こども施策は6つの基本理念をもとに行われます

こども基本法によると、
こどもの意見を聴いて(子どもの意見を尊重して)、
こどもにとって一番良いことは何かを考えること(最善の利益)
を重視している。
そして、社会全体としてこども施策に取り組むこと

こども基本法のパンフレット(16ページ)には、こう書かれている。

Q.でも、こども施策って本当にしっかり取り組んでくれますか

A.こども家庭庁に特別の機関として総理大臣をリーダーとする
「こども政策推進会議」が置かれ、こどもの意見を取り入れながら
こども施策の基本的な方針(こども大綱)をつくります。
この、基本的な方針をもとに、
都道府県や市区町村が「こども計画」をつくり
社会全体でこども施策に取り組んでいきます。

さらには、ここも見てほしい。

こども基本法:第10条(都道府県こども計画、市町村こども計画)

2 市町村は、こども大綱(都道府県こども計画が定められているときは、
こども大綱及び都道府県こども計画)を勘案して、
当該市町村におけるこども施策についての計画(以下この条において
「市町村こども計画」という。)を定めるよう努めるものとする。

 

こども基本法:第17条、第18条(こども政策推進会議) 

3 会議は、前項の規定によりこども大綱の案を作成するに当たり、
こども及びこどもを養育する者、学識経験者、
地域においてこどもに関する支援を行う民間団体
その他の関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする。

 

国が、こんなにも!社会全体で子ども施策に取り組むために!
こども及びこどもを養育する者、学識経験者、
地域においてこどもに関する支援を行う民間団体の意見を聴こう!
と、言っている。

だから、埼玉県さらには滑川町も、ぜひ意見を聴いてほしい!!
それこそ、『遠い政治』の問題が、
今は『身近な政治』の問題になったのだから
意見を言いたい、子ども、ママ・パパ、民間団体は多いと思う。

あと、滑川町にプレイパーク・子どもの居場所を作りたくて活動している
『こどもの森(仮)準備会』が、『子ども会議』を実施しているのだから
滑川町にはぜひ活用してもらいたい!
『こどもの森(仮)準備会』は、滑川まつりにも出店予定!!
子どもはもちろん、
ママ・パパ・子育て関係者・支援団体・地域ついて意見のある方、だれでも!
たくさんの方の意見を集めているので、ぜひお気軽にご参加くださ~い。

最後に…

週末の、今日。やっと、大掃除しました(笑)
上の子、ちゃんと約束通りに排水溝の掃除をしてくれた!
これで、今後もお手伝いしてくれるな。しめしめ(笑)

お手伝いから学べることは多い。
掃除の仕方、排水溝の水が溜まっている理由(笑)
家族の一員としての役割、
人(家族)の役に立ったことへの自己肯定感。
感謝される・褒められることの喜び。
今回は、ご褒美がゲーム1回券だったけど、
働きに応じてお小遣いをあげることもあるから、
そうするとお金の大切さ、働くことの意味。

私も助かるし、子どもも学びが多いし、
反抗期になるまでは(いや、反抗期になっても)、
どんどんお手伝いをさせていこうと思う。

 

気が付けば、もう10月。
来年度に向けて、保育園や学童の入所準備の時期がきた。

現在の滑川町学童に関しては待機児童はゼロとしている。
まだ空きのある学童が、あるから。
ちなみに、滑川町保育園の待機児童もゼロ
(R5年4月1日時点、埼玉県のHPより。)

滑川町内の保育園・学童について、
ざっくばらんにお喋りしたいというそこのあなた!(笑)
子ども食堂や滑川まつりにも参加しているので、
お気軽にお声がけください~。

ただし、一度喋り始めると止まりませんので、ご注意ください。
わたくし、口から生まれたので(笑)