教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

おいものおもい②「滑川町の少なくとも25%(4860人)の命が取り残されている!町は南部に指定避難所を作らない!」

役場周辺に”新たに2つの施設”を作るということ。

おいものおもい①に引き続き、②のテーマは災害対策の観点から。
つまり、住民の利便性も大事だけど、
命にかかわる問題を最優先にしてほしいと思った話。

滑川町は、町長の公約だった『新コミュニティセンター』と
住民★初耳の『福祉センター』の、どちらも役場周辺に作ろうとしている

福田地区には、すでに福田小体育館(500人)・滑川中学校体育館(500人)と
1000人規模の指定避難場所がある。
指定避難場所というのは、次のとおり。

災害の危険性があり、避難した住民等を災害の危険性がなくなるまでに必要な間滞在させ、又は災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させるための施設。
(埼玉県HPより)

それに対して、

みなみ野・都の指定避難所は、文化スポーツセンターのみ。
住民の人数は、みなみ野・十三塚が2029人、都が901人。
約3000人の住民に対して、
指定避難所である『文化スポーツセンター』の収容人数はたったの”100名”
しかも、まだ十三塚も都も住宅が増えているが、
町は、新しく南部に施設(指定避難所)を作る予定はない

私たち、南部(みなみ野・都など市野川以南で月の輪除く地域)に住む人は
大災害が起きて、危険がある間、どこに寝泊まりすればいいのだろう?
文化スポーツセンターは、高速道路の上の細~い橋を通過して、
もしくは高速道路の下を通過して(去年の台風で水没してニュースになった所)
細~い脇道を入っていく。(細すぎて、車はすれ違えるのか…??)
駐車場も非常に狭い。
災害時に、みんながここに集まってしまったら
交通事故などの二次災害の可能性もある。
せっかく”文スポ”までたどり着いたとしても、
収容人数が100人だから、入りきらない可能性もある。
車がない・道路が閉鎖(水没)しているなどで車が使えない、
交通手段がなくなった場合、歩いて逃げるにも、場所がない

あと、『都』だけで言うなら、
指定”緊急”避難場所に『都集会所』って書かれているけど、
避難するには、ぜんぜん使えない場所だから!
都集会所(松山開拓会館)は、
ぼろぼろの2階(20畳程度?)しか使えないし(1階は一般企業の所有)
エアコンも水道もないし、古いし、外にある汚いトイレだし
なんなら大災害で、倒壊しないかどうかも心配なくらいだ(-_-;)
町は、文スポとか都集会所の状態を把握しているのかな??
本当に、大災害の時、みんなが使えると思っているのかな??

新しく2つの施設を役場周辺に作ると、
もう滑川町にはお金がないから、
向こう30年は、南部に施設(指定避難所)は作れないだろうと思う。

そこのところを、上野はづき議員が議会で質問してくれている。
町の回答は、「1か所の整備が精いっぱい」とのこと。
つまり、町は『新コミュニティセンター』で精いっぱいで、
『福祉センター』を建てるには、『子ども第3の居場所』助成金獲得が必須!
今回2つ建てたら南部に、新しい施設を作ることは不可能だということ!!

『新コミュニティセンター』だけで手一杯なら
今年度中に『福祉センター』整備を目指すのは、やめましょうよ!!
もう一度、おいも(住民)たちの声を聴いて・説明して、
また来年度チャレンジしましょうよ!!

ちなみに…指定避難所の収容人数を紹介する。
福田も月の輪も、南部に比べると充実している。
・福田小体育館…500人
・宮前小体育館…500人
・月の輪小体育館…500人
・滑川中体育館…500人
・滑川総合高校体育館…800人
文化スポーツセンター…100人。チーン。

滑川町に、取り残されている命”25%(4860人)”の根拠

もし、南部に施設を作ることができるとしたら、
すでに町がもっている土地がある。
何度も紹介している『旧南部小学校予定地』だ!
むかし南部小学校を建てようとしたくらい、
住宅地から(森林公園駅周辺からも、月の輪周辺からも!)近く
広くて、しかも学校用地から一般公共施設用地に変更されている。
平成4年に町が実質4億円以上かけて、取得した土地だ。
平成12年からフジミ工研に貸し出している。
町の、一般公共施設用地なのに!!

次の地図を見てほしい。
大字が載っている滑川町全体の地図が滑川町HPに見つからなくて、
ネットの地図を引っ張ってきた。
(町民が、町の全体図を把握できないのも困りものだ)
旧南部小学校予定地から、1.5キロの範囲と
コミュニティセンターから、1.5キロの範囲を比較してほしい。
1.5キロとしたのは、
災害時を想定して、歩いて20分程度の範囲ということ!

旧南部小学校予定地だと、
みなみ野・十三塚・都・羽一・二・月輪・月の輪などの”住宅地”を網羅する。

具体的に、人数を比較してみる。
旧南部小学校予定地の1.5キロ(赤い円)に”すっぽり入る地区”は、
みなみ野1~4丁目・都・両家・表・下組西東などの4860人(25%)
これに、月輪中組・十三塚・カニ山・中組・月の輪2~3丁目など
”一部が入る地区”を加えると、7108人(滑川町の人口の36%)
(一部しか入らないから、地区人数の半数のみを合計する。)
7000人以上の人が、旧南部小学校予定地なら歩いて来られる!!

それに対して、
コミュニティセンターの1.5キロ(青い円)にすっぽり入る地区は、
大木・下向・根岸・大山・裏郷・堀ノ内・唐子などの1173人(6%)
これに、両家・下中郷・山王・広瀬・水房・中組・表・平など
”一部が入る地区”を加えると、2352人(滑川町の人口の11.9%)
(同様に一部しか入らないから、地区人数の半数のみを合計する。)
(1.5キロ圏内の人数は、上野はづきさんの議会質問に対する町の回答。)

旧南部小学校予定地に近い人の方が、5000人も多いのに
南部には施設を1つも作らず(今後30年は作れず!!)
役場周辺には、新しい施設を2つも作る。

先述した上野はづき議員が、ここでも町の言質をとった!
「南部の人たちは、取り残されていると思いますか?」という質問に対して
町の回答「取り残されていると思います。とのこと。
町は、南部に避難所が足りないことを把握しておきながら
それでも、南部に施設(指定避難所)を作らない選択をした

旧南部小学校予定地に施設があれば、助かるかもしれない
赤い円の7108人(少なくとも4860人)の命は、町に見捨てられている。
これが、『町民のため』の行政と言えるのか疑問に思う。
町にとっては、福田の住民の命の方が、重いのだろうか。
住民の命よりも、選挙の1票が重いのだろうか。

そこで!滑川町を安全で魅力ある街に!勝手に提案です!!

おいもの勝手な提案なんだけど(笑)
住民の意見として、町に参考にしてもらえないかな~~~( ;∀;)と
淡い期待を込めて描きます!!
極力、税金を使わずに、災害対策にもなり、利便性もあって
滑川町の新たな魅力にもなる提案!!
みんなが幸せになれるように、願いを込めて(笑)
とりあえず、わがまま放題ですが、最後まで読んでください(笑)

①「滑川町のお金がないから、施設1つで精いっぱい」ということなので
新しく施設を作るための土地は買わない。

②『福祉センター』を作る予定の、役場と体育館の間の駐車場に、
『新コミュニティセンター』を作る。
新コミュニティセンター内に、新しく『社会福祉協議会』と
『子ども家庭総合支援拠点』を入れる。
役場周辺ならば、大事な個人情報も守られる。

③『旧南部小学校予定地』に、
『子ども第3の居場所』と『こどもの森(仮)』を併設する。
旧南部小学校予定地は、もともと町がもっている土地なので、
新しく土地を購入する必要はない。
町の財源が減ってしまうのが心配ならば、
フジミ工研とも相談して、土地の一部を利用しても良い。
旧南部小学校予定地は、非常に広く、
ここの土地の”森がある側”は、資材置き場になっていない。
”森がある側”だけでも、フジミ工研から借りられないかな?
この森は、別の所有者の土地なのかな?
森を、子どもの居場所に使いたい。

③の『第3の居場所』と『こどもの森』を併設するメリット

③については、説明をつけ足しておく。
子どもにとってのメリット・災害対策としてのメリット・
町の魅力としてのメリットなど、良いことづくしだ。

1.子どもにとってのメリット。
・『子ども第3の居場所』と、
だれでも利用できる『こどもの森(プレイパーク)』を
併設することで、利用者の区別(支援が必要なこと)が周囲にばれない。
・住宅地から近いので、だれでも来られる。
・送迎バスの必要がない。
・歩いて来られる。自転車でも来られる。
・子どもだけでも来られる。
・月の輪からも来られる。
・住宅地に近いのに、森がある。
・小学校の高学年で、学童を利用するほどではないけど、
家で一人でお留守番させるのはちょっと…という家庭や、
放課後の時間を持て余している子、家でゲームばかりしている子、
放課後帰ってから友達と遊びたいな~という子の、遊び場になる。
(学童をこれ以上増やさなくても、子どもの放課後の居場所になる!)
・第3の居場所と併設することで、夜21時ころまで開所するので、
中学生・高校生の居場所にもなる。
部活や塾が終わった後や、家庭に居場所がない子が利用できる。
・高速道路が近いから、子どもの声の騒音がかき消される。
・こどもの森をプレイパークとして、プレイリーダーを置くことで、
子どもが自由にやりたい遊びをして、のびのび過ごせる。
・地域の人(おじいちゃん・おばあちゃん世代)にも、
ボランティアとして参加してもらいやすい。
・学校教育(理科・生活科など)の体験活動ができる。
ビオトープの代わりや、虫取り自然体験など)
・幼稚園の遠足の場所になる。
(川崎の『夢パーク』は、遠足にも利用されている。)
・町の公園だと、木登り禁止だと言われたが、
プレイリーダーの支援の元、木登りできる!
・町の公園だと、火が使えないが、プレイパークは火が使える。
・BBQや焚火体験ができる。
・花火ができる。
・公園でサッカーすると、近所の人に怒られるが(本当にあった…)
プレイパークなら、子どもが楽しくスポーツできる。
・遊んで汚れたら、シャワーが使える(川崎の『夢パーク』の例)。
・大きい施設じゃなくても、キャンプができるようにすれば、
宿泊体験活動にもなる。しかも、施設整備費が安く済む(笑)

2.災害対策としてのメリット
・火が使えるから、炊き出しができる。
・災害時の”南部地区”の指定避難所になる。
つまり、町にとって、南部も見捨ててないよというアピールになる!
・キャンプができるようにするれば、宿泊場所確保。
・テント泊なら、プライバシーの保護にもなる。
・大きい施設ではなく、”キャンプ施設”としてなら維持費が少なくて済む。
・大きい建物ではないから、もしものときの避難が早い。
・シャワーを使えるようにすれば、避難中も衛生的に過ごせる。

3.町の魅力としてのメリット
南部小学校問題は、スクールバスが出るようになったことで解決したから
南部小学校は、もう地域のママさん方は求めていない。
でも、都内まで電車で1時間の、駅から近い土地に一軒家を構えられて
住宅地のすぐ近く、歩いて行ける範囲に
大きいプレイパークができれば、確実に町の魅力になる!

子育て支援に力を入れている街は、市区町村がお金を出して
子どものための非営利団体NPO等)と協力して、
プレイパークを実施しているところが多い!!
プレイパークがあるだけで子育て世帯が転入してくる。
たとえば…
川崎市子ども夢パーク
プレーパークせたがや

子育て中のママさんが、引っ越しを考える際には、
保育園の充実・待機児童数・子育て支援センター・プレイパークを調べる。
特に、滑川町は、暮らしやすくて自然も多いをウリにしているわけだから
住宅地で自然に触れ合えるプレイパークは、絶対魅力になる!
しかも、プレイパークに町がお金を出していることは、
それだけ町をあげて、子育て支援に力を入れている証拠になる!
子育てに力を入れているママさんの目に留まる。
近隣の中でも、あえて、滑川に引っ越ししようかな~と思える。

以上のことより、
新しく土地を購入することなく、施設を2つ作れて、
子どものためにもなり、南部の災害対策、利便性、町の魅力
滑川町のみんながみんな幸せになれるように…。
おいも(住民)の提案でした。

最後に…。滑川町に住むママさん・自治会さん・防災会さんへ

「新しく2つ施設を作るとして、2つとも役場周辺に作るそうなんですよ!」
「子ども向けの施設なのに、役場周辺だと子どもが歩いて通えないですよね~」
「しかも、南部には指定避難所が文化スポーツセンターの100人分しかなくて、
まだ住宅が増えている南部には、避難所が足りてないんです!」

この話をすると、謙虚なママさんは、
「でも、スクールバスを出してくれたから、ちょっと言いづらいよね」という。
優しい!滑川町のママさんたち!(涙)

私の滑川町のお母さんのような存在…もとい地域のお姉さま方からは、
「あんまり、町に文句ばっかり言っていると、あなたが損するよ!」と言われる。
長く住んでいると地域のしがらみが色々とあるそうな。

私、強欲ママ(#^^#)なので、
滑川町に引っ越してきてから、まだ6~7年しか住んでいないので
自由に言いたいことを言いたい!!
「子どもが歩いて通えないと、施設作ってもなかなか利用しないですよね~」
「避難所は、私たちの命にかかわることだから、町に意見を言いたいですよね!」
長々とお芋の思いを言ってきたけど、この2行に凝縮された(笑)
いい歳こいて、生意気ざかりでスミマセン(;'∀')

地域のみなさまへ!
『みなみ野防災会』は、地域の方からも
とってもよく頑張ってくれていると評価が高い。
他の地域(羽尾の人)からも、「みなみ野すごいよね~」と言われた✨
消火器を補助員さんのところに設置・管理したり、
外国の方も含め住民を把握していたり。
地域の方が、地域の命のために、こんなに頑張っているのに
町は、私たちを取り残した(と、町が議会で言った)
このまま補正予算が下りれば、役場周辺に2つも施設がつくられてしまう。
そうなると、町は、今後も長い間、南部に指定避難所を作らない。

みなみ野防災会のみなさま!
みなみ野・都・月輪・羽尾などの南部地区の住民のみなさま!
大きな施設を2つとも役場周辺につくることを、どう思いますか?

 

せめて、どうにか『福祉センター』設立だけでもストップしたい!!
地域のみなさまのお知恵とお力を、貸してください!!

 

↓プレイパークって、何?という方は、ぜひこの映画を見に来てください。
滑川町にこどもの森(プレイパーク・子どもの居場所)を作りたい。