教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

子育てママの孤独・孤立と、埼玉県虐待禁止条例を、止めたい。

子育てママの孤独・孤立は、だれにでも起こりうること。

偉そうなことをさんざん言っているけれど
私は、自分の子育てに自信があるわけではない。
周り皆さんの協力のおかげで、子どもたちはのびのび成長している。

7年ほど前。滑川町に引っ越して、早々。
引っ越したストレスもあるし、愚痴れる友達もいない。
当時3歳の上の子に怒りすぎて
泣きながら滑川町の『保健センター』に電話したことがある。
「上の子に、怒りすぎちゃうから、助けて!」と。

で、保健センターの方が丁寧に話を聞いてくれて
「今から、ご自宅訪問しましょうか?」とまで言ってくれたけど
家の中が汚すぎて、お断りした(;'∀')
でも!!話を聞いてもらえて、本当にすっきりした。
今、思えば、激怒した原因は「上の子が昼寝しないから」だ(笑)
一人目。ワンオペ育児で、地元でもないし、友達もいなくて、
自分の子育てに不安ばかりだった。

そんな子育てダメママ(私)が、ダメママだからこそ思うこと。
ひとりで(家庭だけで)、子どもを育てるのは難しい。
だから、地域で子育て!!
ママ・パパだけでなく、近所のおじさま、おばさま、お姉さま、
近所のママ、友達、学童、習い事、塾の先生…
子どもも大人も、みんなで育ちあいたい。
子育ては本当に孤独だと思う!!
特に、実家の親・兄弟と仲が悪いとなおさら(;'∀')
私は、悲しいかな、実家には頼れない。甘えられない。

地域で、子育てしたい!と思って、子ども食堂を始めた(笑)
私のように引っ越してきたばかりの方でも、地域と繋がれるように。
『地域でつくる子どもと家族の居場所』として、
子どもが子どもらしく遊んで、地域の方も一緒に子どもを見守って
ママが少しでも、ほっとできる場を作りたかった。

一緒に活動してくれるボランティアさん(お姉さま)たちには
本当に、感謝してもしきれない。
地域のボランティアさんたちは、滑川町の母親みたいな存在だ(笑)
ボランティアさんは、民生委員さんをされていた方もいて
なんでも相談できる。心から頼りにしている。
いつも甘えてばかりでスミマセン。

他にも、通学ボランティアの皆さんも
子どもと家族を見守ってくれている。
毎朝、子どもたちと一緒に通学路を歩いていると挨拶してくれて、
子ども一人ひとりの名前も覚えてくれている。
「今日、元気ないな、どうしたのかな?」とかも見てくれていて
子どもに声掛けもしてくれる。
「大きくなったね~」とか「もう〇年生だね!」とか
長い年月を一緒に見守ってくれている。

小学校まで、一緒に3~4キロ歩いてくれる通学ボランティアさんもいる。
ボランティアさんは帰りも歩きだから、朝から6キロ以上…( ;∀;)
雨の日も、風の日も、毎日…
子どもたちのために、ありがとうございます!!
近所のママさんは、
「長距離通学だから、1年生のときに登校渋りがあった」と言っていたが
「毎週水曜日は、ボランティアさんが一緒に学校まで行ってくれるので
安心して登校させられた。
虫に詳しいボランティアさんで、子どもは楽しく行けたみたい!」とのこと。
直接、ボランティアさんにお礼を言いに行ったそうだ。
うちの子も、1年生のときは、
ボランティアさんに手をつないでもらって登校した。

優しくて寄り添ってくれるボランティアさんや、地域の方々。
きっと、私以外にも、
地域の方の優しさに救われているママさんはいっぱい居ることだろう。

『虐待』を防ぐには、子育て家庭の『孤立』を防ぐ、
温かい地域づくりが大切だと思う。
困ったとき、怒りすぎたとき、孤独を感じたとき、泣きたいとき…
子どもを育てたことのある方は、絶対経験をしていると思う。
子育てママの孤独・孤立は、他人事ではない。
だれにでも起こりうること。
子育てしていて、辛い気持ちになったときに、
「助けて!」と言える場所が絶対に必要だと思う。

子どもにも、辛いときはある。
家族の悩み、友達関係の悩み、学校の悩み、いじめ、孤独、周りの目、
苦手なこと、勉強、運動、自分と友達を比べて感じる劣等感、
将来の夢、生きる意味、無気力、睡眠不足、うつ、体調不良、
ゲーム、スマホ…。
子どもの悩みは、人それぞれ異なるし、
年齢によっても悩みは変わってくる。
子どもにも、辛いときに「助けて!」と言える場所が必要だ。

それは、学校でも、保健センターでも、親友でも、近所のお姉さんでも、
ボランティアさんでも、子ども食堂でも、
学童でも、子育て支援センターでも、習い事でも、塾でも…
どこでもいい。
その人にとって、頼れる場所。安心できる居場所。
子どもと家族が安心できる居場所が、地域にたくさんあると良い

埼玉県虐待禁止条例について

令和5年10月4日、
埼玉県議会で『虐待禁止条例』の一部を改正する条例案が出された。
子どもの虐待・死亡事故を受けた提案だが、
条例案が想定する禁止行為は、現実的に厳しいものだった。

条例で禁止される行為。具体的には…

・小学生だけで公園に遊びに行く。
・児童が一人でお使いに行く。
不登校の子どもが日中家にいる状態で、親が買い出しや仕事に行く。
・兄の習い事の送迎時に、弟が昼寝をしていたので起こさず外出する。
・ゴミ捨てに行くために留守番させる。
・小学校1年生から3年生だけで登下校する。
・18歳未満の子どもと小学校3年生以下の子が一緒に留守番する。
・車などにどんなに短時間であっても残していく。

県民には、禁止行為の通報も義務付ける。

 

いや~、「児童を放置してはいけません!」と言いたいのは分かるけど
これは現実的に、無理な条例だ。
子育て家庭の生活も、学校生活もままならない。
埼玉県教育委員会は、これを見て何も言わないのかな?

小学生は、帰宅したらどこにも行くなということ?
でも子どもだけでのお留守番もできない。
公園行くなら、保護者同伴じゃないと通報されるの?
『通報義務』なら、近所の目が怖くて公園行けない。子育てできない!

不登校の子どもの親は、働いてはいけない?
シングルママさんはどうやって生きていけばいいの?
ゴミ捨ても、兄弟の送迎も、できない。
お使いも社会勉強のうちなので、
生きるために必要な経験としてやらせたいし"(-""-)"

滑川町内の小学校。普通の日は、学年ごとの下校だから、
小1~小3の下校班だけでは学校からも帰れない。
毎日の下校で、保護者同伴は厳しい。親が働けなくなる。
下校も、毎日、ボランティアさんに見守りを頼むの?
町や教育委員会が、下校の見守りをするの?(また税金がかかる?)
この条例は、学校にいる間も適応されるの?

子どものことも、子育て家族の生活も、学校生活も
なにも考慮されずに、
『子どもだけでいること』のすべてを『放置』として
『虐待』認定してしまうことが、怖い。
『通報義務』からは、『監視社会』しか生まれない。

 

この条例案10月13日には可決採択されるかもしれない!!

この条例をストップするために、
東松山の子育てママさんがオンラインでの署名活動を始めました。
ぜひ、署名にご協力をお願いします!!

署名は、氏名とメールアドレスだけ入力すればOK。
あとは、入力したメールアドレスに
署名の確認メールが届いて、承認するだけ。
(住所は必要ない)
署名を始めた本人に直接確認したところ、拡散希望とのこと!
ぜひ、周りの方にも広めてください~!!
署名は、ここから↓

chng.it

本当に、止めよう。
この条例で困るのは、子どもであり、家族であり、学校であり、地域だ。


条例を作る前に、虐待を防止するにはどうしたらいいか、
県民の声を聴いて、子育て世帯の声を聴いて、子どもの声を聴いて
話し合えばいいと思う。
県議会議員の皆様、まずは県民と、『対話』しませんか??
そして、その声に応じて、学童などの子どもの居場所の整備をしませんか?
それでもだめなら最後に、条例を作りませんか?

www.tokyo-np.co.jp

www.tokyo-np.co.jp

この話題、テレビ朝日の『報道ステーション』でも取り上げられた!
憲法違反の疑いもあるとのこと。
ネットでも見られるので、ご覧ください!

news.tv-asahi.co.jp

最後に…

また、夜な夜な書いちゃったけど(13日まで時間がないから!)
明日は、5年ぶりの、滑川町スポーツ祭!!
何度も言うけど、滑川町は大好きなので、
町民の1人として、頑張りま~す!!

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追記:

滑川町スポーツ祭に行ってきた!!
久々に運動したけど、楽しかった~~~!!
私は最後の種目まで参加したので
子どもたちは途中でギブアップ。お弁当を食べて先に帰った。
我が子の応援がない中で、ガチで走りました。
明日は、筋肉痛です(笑)

私は人とのかかわりが得意ではないので、
(人の顔と名前を覚えるのも苦手だし、話下手だし)
同じ地区に住む方でも、『初めまして』さんが多いと思う。
でも、今日のスポーツ祭では、
同じ競技に出る方とお喋りしたり、
地域のたくさんの方に応援してもらって
”地域で生きる温かさ”を味わった。
地域のイベントに参加することで、
人との繋がりが増えるんだな~と実感した。

次は、11月3日、滑川まつり!
張り切って参加しよう!!

(2023.10.8追記)