教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

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教員ママの野望と活動と子育ての記録。

母乳もいいけど、ミルク混合最強説!

ミルク混合最強説!

母乳には良いところがたくさんある。
しかし、「絶対に母乳だけで育てたい!」という人には
「ちょっと待って、これも聞いて」と言いたい。
老婆心ながら自分の完全母乳だった経験も踏まえつつ、
母乳・ミルクのそれぞれのメリット、
「実は混合が最強だった!」と思えた理由を紹介する。

母乳のメリット

母乳のメリットは、ネットを探せば色々と出てくるが、
自分が強調したいメリットは1つ。
母親の“免疫”が入っているため、病気にかかりにくいこと。
中耳炎などには、かかりにくいといわれている。
産後2~3日の間に出る初乳は特に免疫物質が多い。
これはミルクでは再現できないことである。

他には、消化が良い、母体の回復を早める、乳がんになりにくい
スキンシップがとれ母子ともに情緒が安定する…などがある。

母乳の弱点

母乳の成分とミルクの成分を比較してみると
ミルクのメーカーによって少し違いはあるものの、
母乳はタンパク質とビタミンKが少ないということがいえる。
特に強調したいのはタンパク質が少ないということ。
これが後々、乳児湿疹の回復具合にも関係してくる。

また、母親の負担が大きいことも挙げられる。
泣いたらおっぱいとなると子どもから離れられなくなる。
私は、はじめ母乳の出が良くなかったこともあり
母乳の出がよくなる方法を調べて、お茶を飲んだり、
ご飯、お餅をたくさん食べたりして
母乳を出さなければならないストレスが大きかった。
私の母が完全母乳だったため、
里帰り中は母乳母乳とすごくプレッシャーだった。

ミルクのメリット

タンパク質とビタミンKが多い、飲んだ量がわかる、
誰でも飲ませられる(母親以外の人にも預けられる)、
母親の負担が軽くなる…などが挙げられる。

乳児湿疹と母乳

乳児湿疹はほとんどの赤ちゃんが通る道である。
すぐ治れば完全母乳でも全然よい。足りている証拠だと思う。
乳児湿疹がひどくなると、じゅくじゅくした滲出液で
タンパク質が外に出てしまうためタンパク質不足状態になる。
一人目の子どもの場合は、見かねて小児科に行く人も多いだろう。
小児科の先生にもよるが、私が初めて行った小児科では
ステロイド』と言わずに「このお薬を顔に塗ってくださいね」と
言ってステロイドを渡された。
後々になって知らずにステロイドを使っていたことがわかった!
乳児の場合は、ステロイドの吸収がよく、すぐに回復する…が…
その後、皮膚が荒れるたびにステロイドを繰り返し利用することで
ステロイド依存に陥ることがある。
ステロイドの恐怖は別の機会に紹介する。)

乳児湿疹の回復が遅いのは、タンパク質不足であるということ。
母乳にはもともとタンパク質が少ないうえ、
回復できるほど母乳の量が足りていない可能性が考えられる。
乳児湿疹がひどくなりそうだな、なかなか治らないなと思う時に
タンパク質が多い『ミルク』の回数を増やしてあげるなど
栄養状態をよくしてあげることができれば
ステロイドに頼らなくても、自分の力で回復できるという。
(脱ステロイド療法を行っている皮膚科の先生の情報による)

小児科や皮膚科に行く場合は、
渡されたお薬が何であるかをしっかりと確認することが望ましい。
単なる保湿剤なのか、ステロイドと呼ばれる分類のお薬か…。
知らずに使うと、知らずにステロイド依存になることもある。

以上のことより、母乳もいいけど、実はミルクと混合することが
どちらのメリットも取れて一番いいのではないかと思う。