教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

子どものために、ママが子育てを勉強するということ

子どもを褒められて謙遜するママ、になっている自分。

うちの子たちは、とってもいい子だ。
本当にいい子過ぎて、怒りんぼ母ちゃんなのに
なんでこんないい子たちに成長したのかと
性格に難のある自分は思う。旦那と周囲のおかげか??

上の子は、考える力が驚くほど!あるし
真ん中の子は、だれにも負けない愛嬌がある。
下の子は、まだ赤ちゃんだが愛想が良い。
ママが居なくても、周りから愛されて
生きていけるだろうと思う。

そんな自慢の子どもたちだが、
よそ様に褒められるとつい謙遜してしまう。
「いえいえ、家じゃ我儘なんですよ」
「本当にすぐ調子に乗って…」
とかなんとか、つい、言ってしまう。
本当は「ありがとうございます」と
答えたいところだが、それができない残念な私。

子どもが褒められる=ママの育て方が良い、
というわけではないのだが、
自分が褒められたようで、恥ずかしく、
つい無駄に謙遜してしまう。

この、残念な謙遜をそばで聞いた子どもたちは、
きっと謙遜なんてことは知らないから
ママの言葉通りに受け止めてしまうこともあるだろう。
ママの本心ではなくても、ママの言葉を聞いて
傷ついているかもしれない。ごめんね。

子どもは私とは全く別の人間だから
子どもが褒められるのは素直に受け入れようと思う。
ということで、どうぞうちの子を褒めてください(笑)

ママが『子育て』を勉強するには?

何度も言うが、教員をやっていても
自分の子どもを育てるということは難しい。
自分の子どもだからこそ、の難しさがあると思う。
生徒では許せることでも、
自分の子どもでは許せなかったりする。

ママと子どもの、こころとからだの距離の近さや、
兄弟・平均値との比較(本当はしたくないが!)
本当は自分でできるのに、自分でしなかったり…
ママ自身に余裕がなくなっていたり…
いろいろなことが重なって、怒ってしまうことがある。
そして怒りすぎたなーと反省して
寝る前に子どもに「今日は怒ってごめんね」と謝る(汗)

子どもが生まれる前に、
保健センターなどでパパママ教室が行われるが
赤ちゃんの特徴や抱っこの仕方、沐浴練習が多いと思う。
実際に産んでからの子どもとの接し方、
少し大きくなった子どもとの関り方、しつけ、
こころの距離の取り方など
『子育て』を学べる機会は案外少ないように感じる。
定期健診などでは忙しくて、なかなか聞きにくい…。

子育てを学べる講座『NPプログラム』

私がやっている生協『生活クラブ』の比企支部で、
NPプログラムという講座があり
周りからオススメだよーと言われ、参加してみた。
NP=完璧な親はいない(Nobody’s Perfect)という意味で
カナダで生まれた親教育支援プログラムだそうだ。
カナダでは全母親が、NPプログラムを受けるという。
私が受講したときは、全6回で、託児付き。

子育てに関する悩み、不安、出来事を共有し
受講したメンバーで話し合ったり学んだりする。
毎回ゲームとおやつの時間を楽しみつつ(笑)
子育てだけでなく、自分の時間を見直したり
家族について考えたり、将来について話したり…
とても貴重な時間が過ごせた。

この講座でやったことで、
自分の子どもについて「どういう子になってほしいか」を
書き出すという作業があった。たくさん出てきた。
次に、自分の子どもの良い所を書き出す。
これもたくさん書けた。
子どもの良い所を書きながら、泣いているメンバーもいた。
私は、自分の子どもの良さを書きながら
こんなにいい子なのになんで怒ってしまうんだろうと思った。

その日の夜。
私は子どもたちを一人ずつ膝にのせて
書き出したメモを見ながら、良い所を1つずつ教えた。
良い所を伝えた後、大好きーとハグをした。
この良い所のメモは大事な宝物になった。

生活クラブでまだNPプログラムを受けていないママ様、
もし興味があったら受講してみてくださいなー。
生活クラブの会員ではなくても受講できるやも?要確認。
滑川町でも、NPプログラムを町の子育て講座として
取り入れてくれないかなー??
NPプログラムで使っていたテキストはコレ↓ 

ノーバディズ・パーフェクトシリーズ〈3〉MIND/こころ (ノーバディズ・パーフェクト・シリーズ (3))

ノーバディズ・パーフェクトシリーズ〈3〉MIND/こころ (ノーバディズ・パーフェクト・シリーズ (3))

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ドメス出版
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 大型本
 

とってもママを勇気づけてくれる、支えてくれる本。 
シリーズで出ているが、
セットになっているのもあるらしい。

子育てを『本』から学ぶ

色々な子育てに関する本が出ている。
私の愛読書は『母の友』。
滑川町図書館にあるのでしょっちゅう借りている(汗)
特集と、簡単な漫画が面白くって。 

あと、最近読んだ本も紹介してみよう。
これ↓は発達障害の子だけでなく、普通の子にもオススメ。

Chio Number.114―こども・からだ・こころ・くらしの本 発達障害をめぐる19の疑問

Chio Number.114―こども・からだ・こころ・くらしの本 発達障害をめぐる19の疑問

 

 「どういう親であるべきか」という問いに
子どもが生まれてきてよかったと思えるような
子育てをすること」と小児科医の先生が答えている。
他に「どの子にも万が一はあるし、関係性があれば
迷惑はかけあうものだ」とも述べている。
これらはどの子でも言えることだ。

あとこれ↓は、友達に借りた本。
HSCは、発達障害等ではなくひといちばい敏感な子。
音やにおい、味、環境の変化などにとっても敏感で
慎重で、良く考えて動く子どもたち…。
HSCの特徴や診断方法、接し方などが書かれている。
漫画も多くて読みやすい。
ひといちばい敏感な子だけではなく
普通の子にとっても、大切なことが書かれている。
良い本を貸してくれた友達に感謝!

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

 

あと、昨日友達にプレゼントした大人向けの絵本↓
私は何度読んでも泣ける(笑)
友達は泣けたかな?女の子ママだと共感しやすい?

Someday

Someday

  • 作者:Alison McGhee
  • 出版社/メーカー: Atheneum Books for Young Readers
  • 発売日: 2007/02/27
  • メディア: ハードカバー
 

これは読もう読もうと思って買ったが
まだ時間がなくて読めていない本。
でも絶対読みたい~! 

「ふつうの子」なんて、どこにもいない

「ふつうの子」なんて、どこにもいない

 

 最後に

子どもと一緒に過ごせる時期は、
小6までに90%を終えるそうだ。
確かに中学校に入ったら
勉強も部活も忙しいし反抗期だし、
家庭で親と一緒に過ごせる時間は減っていく。
高校を卒業したら一人暮らしを始める子もいる…。
親として子どもと過ごせる時間の短さに驚いた。
あっと言う間に過ぎてしまう時間だけれど
余計大事にしなくてはと思った。

さて、これは私の考えだが、
いろいろ子どものために子育てを勉強したとしても
そのすべてを取り入れる必要はないと思う。
自分に合ったやりかた、その子に合った接し方は
それぞれ異なるからだ。
またこれらの講座や本そのものも、完璧ではない。
講座で言われたから、実際にやってみても
上手くいかないことは多々ある。

それでも「子どものために親として何かしたい」
という思いはホンモノだと思うから
その気持ちを持ち続けていること自体が
良い親と言えるのではないかなーと思った。

あれ?これって自分が良い親とか言ってる?ズコー(爆死!)