教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

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教員ママの野望と活動と子育ての記録。

原子力防災を学ぶ②~子どもに無用な被ばくをさせないために~

原発事故が起きて、いざ、逃げるというとき!

原発事故が発生したら『第10条通報』がでるらしい。
さらに深刻化して原子力緊急事態宣言である
『第15条通用』が
出たら、もう逃げるとき! 
重大事故でマスコミも必ず報道するという。

小さな子どもは放射線の影響を受けやすいから
思い切って遠くに避難をした方がいいそうな。
ではどこに逃げれば良いのか?
少なくとも原発から150キロ以上遠く、
できれば200キロ以上が良いそうな。

事前に避難できそうな場所を決めておく
必要があるとのこと。
親戚宅・友人宅、ホテル・青年の家等にするか…。
車で逃げるか、電車・新幹線を使うか…。
通行止めにされていた場合、他のルートも考えて…。
母子だけで逃げるか、パパも一緒か…。
荷物は車だと1週間分くらい持てるが、
電車だと限られるし…。
集合場所や連絡手段など、
事前にパパと相談しておくことが大事だと思う。

逃げるときは、安定ヨウ素剤を飲んで
準備しておいたレインコートやマスクをして避難。
風向きは、先述のアプリを活用。
風向きに直角に逃げるか、放射能源の風上へ逃げる。
雨に放射性物質が含まれるので、
雨に当たらないようにする。

注意が必要な『正常性バイアス

 逃げるときに、壁になるのが『正常性バイアス』。
危機を危機と認めない、
自分は大丈夫だと思い込む心の働きだという。

日本人は、空気を読むから
周りが逃げないと、自分も逃げない。
逆に、一人が逃げるとみんな逃げる。
逃げないままで被ばくするくらいなら
正常性バイアスを取っ払うことが大事らしい。

逃げられないときは、屋内退避

どうしても逃げられないとき、屋内退避もアリ。
放射性物質を体内に取り込まないように、
安定ヨウ素剤を飲むのはもちろん、
子どもを外に出さない、水道水は飲まない。
ミルクもペットボトルの水を使う。

他に、外の空気が家の中に入らないように
窓に目張りをする、換気扇をビニールで覆う、
外気を取り入れるエアコンはつけない、
OMソーラーも動かさない。

放射性物質を家の中に入れないように
大人が外出したら
外で上着や靴をビニールに入れる。
買い出しの回数を少なくできるように備蓄する。

放射線』は木造の家は通すから完全ではないが
少なくとも『放射性物質』は家の中に入れたくない!
体内に取り込みたくないと思った。

最後に…

『iと愛のげんしりょく防災』の講座では
万が一のときの子どもへの対応などを
具体的に教えていただいて非常に勉強になった。
できれば直接、話が聴けると良いと思う。
個人のグループにも講座を開いてくれるので
埼玉県内、ご近所の皆様、良かったらどうぞ。

aitoainogenbou.jimdofree.com

また、生活クラブのチラシに入っていたが
『iと愛のげんしりょく防災』の方の講座が
2020年1月12日(日)13:00~15:30、
生活クラブ北本生活館・3階会議室で行われる
この講座は、参加費無料。託児アリ。

あと、滑川町古民家ギャラリーかぐやで、
『ダキシメルオモイ』展が開催される。
2019年12月21日(土)13:00~18:00、
12月22日(日)11:00~18:00
画家の小林憲明さんが描いた
子どもを抱きしめる母の等身大の絵が見られる。
絵に描かれている親子は、
福島、被災地、全国の親子だ。

12月22日は14:00~16:00、参加費1000円で
小林さんのお話しも聞ける。
絵を描く思いや、その家族のエピソードも
聞けるのではないかと思う。

先日、この絵の写真集を見せてもらったが、
絵の写真を見ただけで泣ける。
22日は子ども食堂森もり食堂)があるので、
21日に絶対見に行こうと思う!楽しみだ。

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