教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

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教員ママの野望と活動と子育ての記録。

ストレスとうまく付き合う?

ストレスチェック

埼玉県の多くの教員が受けるストレスチェック
会社員の方も受けたことがある人は多いだろう。
当校でも全員に封筒が配られ、心理テストみたいな問題に答える。
そして封をして教頭の箱に提出し、後日結果が届く。
今回、その結果が届いたのでストレスについて考えたい。

ストレスチェックの問題はたくさんあり、
「同僚の先生や管理職に相談できるか」など
仕事の人間関係についての質問、
「やりがいがあるか」など仕事そのものについての質問、
「家族には相談できるか」などの家庭についての質問、
「肩こり」や、「眠れない日があるか」などの体調に関する質問。
質問に答えていくと「これ似た問題さっきもあった」と
思える問題が何回もある。心理学の専門ではないので、
その質問がどの意味をなすのかは、私には追及できないが…。

自分の気持ちに正直に回答することで、
自分では『気づかないストレス』に気づけるという意味では
職場でのストレスチェックは必要なのだろう。
ただ何かしらの理由で自分の気持ちに正直に回答しない場合は、
(ストレス感じてるけどカウンセリング受けるが面倒くさい・
だいたい普通(真ん中)を選んでおけばいいかという気持ちなど)
あまりストレスチェックの意味をなさなくなると思う。

ストレスチェックの結果

埼玉県の教員のストレスチェックでは、
仕事のストレス要因0~68点、心身のストレス反応0~116点、
周囲のサポート0~36点、合計点0~220点中
点数が高いほどストレスをかかえているという。

私の結果は117点で、
高ストレス反応【非該当】面接指導要否【不要】とのこと。
評価結果【あなたはストレスをあまり抱えていませんでした。
ただしストレスは急に仕事が忙しくなったり、
ストレスの原因となる要因が重なると
急にあなたに重くのしかかってくる可能性もあります。】
↑なんだか、わざわざ心配させるようなことが書いてある!

点数以外にも、ストレスの原因と考えられる因子や
ストレスによって起こる心身の反応、
ストレス反応に影響を与える他の因子などが
六角形や四角形などで図示して分析してある。

ストレスが少ないという結果ではあるが、自分含め
ストレスを抱えていない人はまず居ないのではないかと思う。
だれしも多少のストレスを抱えている。子どもも例外ではない。
ストレスは『人生のスパイス』ともいわれ、
適度なストレスは心身の能力を高め、生活を活気づけるらしい。
しかし、過度のストレスは心身に重い影響を与える。

過度のストレスによる心身の反応の例を挙げておく。
熟睡できない、起きられない、だるい、疲れやすい、
疲れが取れない、集中できない、不安、焦り、落ち着かない、
イライラする、ミスが増える、緊張がとれない、動悸、めまい、
頭痛、下痢、食欲不振、ニキビ、風邪をひきやすく治りにくいなど。

ストレスとうまく付き合うには

ストレスチェックのストレス解消法

ストレスチェックの結果とともに同封されていた紙に
おすすめのストレス解消法が載っていたので紹介する。

・規則正しい生活…自律神経を整える。
・睡眠、休養による疲労回復…脳と体を休ませる。
・バランスのよい食事…栄養不足はイライラのもと。
・適度な運動…筋肉の緊張をほぐす。寝つきもよくなる。
・リラックス…お茶を飲んで休憩するなど。
・温め(38~40℃)のお湯につかる…筋肉をほぐす。
・笑顔をつくる…笑顔は緊張を和らげる。
・家族や仲間と遊ぶ・話す…仲間の存在で緊張緩和。
・深呼吸する…1日何回か意識して行うことでリラックスにつながる。
・ストレッチ…お風呂上りや、寝る前におすすめ。

・積極的な問題解決…問題点を整理し、優先順位をつけて行動する。
・気持ちの処理…感情のはけ口になる『愚痴』も大切!
心理的、社会的支援を求める…困ったときは周りに頼ること!
・開き直る、上手に断る…自分の意見を言うことも大切。
・自分をプラス評価する…小さなことでも良い所をみつける。
・早めの相談…上司、同僚、専門窓口、家族などに相談する。

・景色のよいところへ行く。
・部屋の模様替えをする。
・音楽を聴く。ライブに行く。
・動物と触れ合う。
・アロマオイルを使う。入浴剤を使う。
・おいしいものを食べる。

色々書いたが「最初からそれができればストレス感じないよ!」と
思えるものもある(笑)
つまりは、自分にあうストレス解消方があれば何でも良いと思う。

私の思う、ストレス解消法

私の中でのストレス解消法は、3つ。
友達とおしゃべりすることも非常にストレス発散になるが。

○自分の時間をちゃんとつくること

子どもが生まれると、子ども第一になりすぎてしまって、
自分をおろそかにしがちになる。
赤ちゃんの頃はなかなかパパに任せるのも心配だったが、
子どもが少し大きくなれば、2~3時間の自分の時間を貰った。
ママは子育てを離れて「自分の時間を“もらう”」って感覚だが、
最近は「同じ親なのにおかしいな~」とも思う。
ワンオペ育児の弊害か…?
自分の時間では、美容室に行くか、ひたすら漫画を読む(笑)

○自分の世界を広げる

世界を広げておくと、自分にはこんな一面もある、
こんなこともできると、自分を多角的にとらえることができる。
人間関係の幅も広がり、知らなかった色々な話が聞けて楽しい。
仕事での私、家族の中での私、親友たちと一緒にいるときの私、
趣味の世界を楽しんでいる私…自分の世界をたくさん持っていると
「ここではダメだったけど、こっちでは安らぐ」と逃げ道にもなる。
追い詰められないようにするには、“心の逃げ道”は必要である。
仕事だけの人間関係ではうまく愚痴がこぼせないこともある。
旦那は私の仕事の様子を詳しく知らない人だから、
仕事の愚痴は旦那に言う。旦那の愚痴は、大学からの親友に言う(笑)

○子どもを『抱っこ』する。

以前『抱っこを科学する』という記事にも書いたが、
子どもとのスキンシップは幸せホルモン(オキシトシン)が出る。
すると心が落ち着いて、安定する。何かでつらいことがあっても、
子どもをぎゅ~とするとスッキリすることもよくある。
オキシトシンを出すためのスキンシップは、
もちろん子どもじゃなくても大丈夫。
ペットでも恋人でも安心できるぬくもりが重要なようだ。

おわりに

ストレスを抱えているのは、仕事をしている人だけでなく、
主婦や育児中の方たちにも多いのではないかと思う。
子育ては閉鎖的になりがちで、ストレスになる場合もあると思う。

私はマイナス思考なので、
育休中は、子どもがかわいいと思う気持ちをもちつつも
子育てがつらいと思うこともあった。
例えば、赤ちゃん・子どもの“大泣き”を考えても
「赤ちゃんはこれくらい泣くものだ」と思うママと
「なんでこんなに泣くの?」と思うママでは、
後者のママの方がストレスに感じているということになる。
育児ノイローゼとまではいかなくとも、
多少の育児ストレスは誰しも、もっていると思う。

あと、働いている方向けになってしまうが
『5分でできる職場のストレスセルフチェック』などもあるので
紹介しておく。

ストレスとは一生サヨナラできないけれど
うまく付き合っていければよいと思う。
自分自身も大切にしたいものである。