教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

吉見の新ごみ処理場問題の結末と、子育て中の母親の『知る権利』を考える

吉見の新ごみ処理場問題の結末

吉見町の新ごみ処理場問題は以前にも書いたが
2019年8月27日(もう一週間前だな(汗))の新聞で
9市町村構成の『埼玉中部資源循環組合』が解散する
方向に決まったと報じられた。

ええ!?……色々問題を抱えていたから
どうなることやらと思っていたが想定外の結末だ。

解散する理由は、新ごみ処理場とともにつくる
熱利用施設の運営費(1億円!?)の負担割合について
吉見町vs他の市町村で、平行線のまま
決着がつかなかったためだという。
吉見町は、人口割りに近い分担を求めていたが、
他の市町村は利用者分のみの負担を主張していたそうな。
(詳細は新聞で。ネット上の新聞でも見られた。)

さて、ドケチな私の一番の気になることは『税金』(笑)
今までに払った滑川町の負担金…
(2019年5月議会だよりで2718万円払ったとあったが)
今までにいくら払って、建設費用にすでにいくら使って、
使わなかった分の負担金は戻ってくるのかこないのか?
この税金だって、私たち住民のお財布から払ったものだ。
結局どうなったんだ?明らかにしてほしい!

新ごみ処理場がとん挫したので、
環境問題も考慮したバイオガスプラントなどに
取り組んでくれたら嬉しいなと思う!
ごみエネルギーを利用して温泉施設をつくったり
この企画をふるさと納税と絡めて町おこしをしたり…。
滑川町は『自然が多くて環境に優しい町』、
『子どもにも自然にも優しい町』とかなんとか言って
町の魅力につながるのではないかなと思う。

ちなみに前に書いた新ごみ処理場問題の記事はコレ↓

namegawa-kosodate.hatenablog.com

子育て中の母親の『知る権利』を考える

2019年9月4日の今日、滑川町議会の定例会に行った。
まだ3か月の赤ちゃんがいるので、
途中で泣いたりしないように寝かしてから
抱っこ紐で抱えて、静かに入った。
万が一、ぐずったら申し訳ないので
すぐ出られるよう後ろの方でホイホイしていた。

すると入室してすぐに!本当に早かった…!
私が入ってくるのを知っていたかのごとく(笑)
係のお姉さんがとんで来て、申し訳なさそうに
乳幼児は入れないんです」と。
わざわざ町議会規則の載っている資料まで提示して
「ここにこう書いてあるので退出してください」と。
本当に腰の低いお姉さんで、何度も謝られた。

…赤ちゃんを連れて、外出するのは大変だ。
着替えやおむつセットを用意して
直前に授乳して、おむつを替えて
赤ちゃんとの出発予定時刻までに急いで準備する。
ようやく役場に到着した途端に退出。チーン。
赤ちゃん、寝ててもダメですか?と思いつつ、
規則なのですぐに退出した。

滑川町のHPから議会のページに入って
傍聴・閲覧のページを見ると
本会議は公開されていますので、
どなたでも傍聴することができます。
』と書いてある。
乳幼児はダメって書いてない!
子連れの母親はダメならダメって
大きく書いてくださいませ。

町HP→議会→会議録から、定例会の内容は分かる。
しかし、情報が出るのが遅い。加えて、読みにくい。
(担当の方は超頑張っていると思う!感謝してます。)
…情報は生ものだ。賞味期限がある。
知りたいときに、得られないと意味がない。

どうか子どもが静かにしていたら傍聴させてください。
どうかインターネット配信してください。

…動画配信するお金がないというのなら
YouTubeでの生配信でも、全然見ます!本気です!

そうすれば、子育て中の母親も安心して、
傍聴席でも自宅でも、町政を知ることができる…。
子どものために、町のことを知りたいのに、
子どもがいるから、知ることができず、
非常に悲しく、残念に思う。
母親に知る権利はないのか?

最後に…

結局、今日は傍聴席に置いてあった資料、
『定例会 一般質問発言通告一覧』だけもらって退散。
資料に後から目を通したら、上野議員だけでなく
子育て世帯が知りたいような、
興味深い質問をしている議員さんが
他にもいることが分かった。

この資料を、もっと早く町民が見られないのだろうか?
定例会当日に傍聴席でもらうだけでなく、
定例会の前に、町のHPで見られるようにすれば
「この人の、この質問を聞きたい」という
傍聴者が増えるのではないかと思う。
早く提示できない理由があるのだろうか??
無知なのに、生意気言ってすみませんでした!

子育て応援すまいるフェアに行ってきた。来年度の学童事情は…?

滑川町子育て応援すまいるフェア

なんだか最近、この話ばかりだな…と思いつつ
2019年8月23日(金)コミュニティセンターで
子育て応援すまいるフェアが開催された。
10時オープンだったが、10時過ぎに到着。
駐車場はいっぱいで、役場の端に停めた。
早い人は9:30から待っていたそうだ…。
平日なので有休をとって来ていたパパもいた!熱心!

参加団体は11か所。
メイン会場は、10個のブースに分かれていて
個々に相談したり、説明を聞いたりする。
先に相談している人がいると待つことになるので、
全てを見るには意外と時間がかかった。
それぞれの保育園の違いが分かって面白かった。

ただ、ちょっと会場が狭いかな…?
同じ会場内に子どもの託児や赤ちゃんスペースがあると
子どもの様子を見ながら、
安心して話が聴けるのにな~とも思う。
『わくわく太郎』のブースが
赤ちゃんスペースになっていた(笑)

入場の際に資料入りの封筒をもらうが、
封筒の中身を確認せず、動いていたので
どこで保育料無償化などの説明会をしているのか
分からなかった。別の部屋だったようだ(汗)

その封筒にプレミアム商品券についての資料が入っていた。
3歳児以下の子どもがいる家庭では
2万円で2万5千円分の商品券が買えるそうだ。
5千円単位でも購入できる。
対象の世帯には自宅に購入引換券が送られてくる。
購入の際には引換券と本人確認書類も必要だそうだ。
使えるお店は滑川町内だが、けっこうある。
ヤオコーやウエルシア、カインズ、ベイシア…。
詳細は町のHPにて↓。随時更新されているそうだ。

www.town.namegawa.saitama.jp

来年度の学童事情は…?

大規模学童の、わくわくクラブ

さて、私の目的は学童について情報を得ること。
滑川町学童保育わくわくクラブ』は、全部で7か所。
小学校から近くて、預かり人数の多い大規模学童だ。
7つのうちどこに通うかは学区で決まるので
自分では選べない
わくわく太郎はHPがあるが、学童はないので
情報を得るには直接聞く。

気になる料金設定は、新規入所費5000円
保険料800円(年間)、
月額保育料(共働きの場合)
1年生15000円、2年生14000円、…6年生9500円
学年が上がるほどだんだん安くなっている。
1年生で新規入所は、合計20800円か。

共働きで兄弟が在籍している場合(上の子の料金)や、
ひとり親家庭の場合は、少し安くなって、
1年生13000円、2年生12000円、…6年生8000円。

長期休みの場合は、この月額保育料に加えて
夏休みは10000円(1年生の夏休み合計25000円)、
冬休みは1500円(1年生の冬休み合計16500円)となる。
これも兄弟がいると加わる保育料が少し安い。
家庭の状況によって費用が異なるので
詳しくは、直接問い合わせるのが一番かと思う。

あとは放課後~18:30に保育終了だが
18:45から延長保育料が加わる。
18:45から19:00まで1回300円、
19:00~15分ごとに500円。
19:01にお迎えに行くと、合計800円かかる(1回)。

料金以外の話をしよう(笑)
宿題は子どもが自主的に行うそうだが、
質問したら答えてくれたりする。面倒見は良さそう。
夏休みも規則正しい生活をするために
掃除・勉強・読書時間などもあるという。
学校に隣接している学童では、校庭で遊べる。
学童でもスイミングのバスが迎えに来てくれる。
『指導員の手から親の手へ』を徹底していて
子どもが一人で帰ったりはできない。

あとは…1年生の4月だと入りやすいとのこと。
6年生が卒業するから。
途中入所の場合は、要相談になるのかな。
小学校就学健診で来年度の案内が配布される。
人数は多いけど、子どもに合えば良いのかな~。

保育園が運営する小規模学童

保育園も学童をやっているところがある。
白い馬保育園と、よつば保育園だ。
保育園の学童は、人数が少ない小規模学童。
一人ひとりをじっくり見てくれるのは良い。

白い馬っ子学童クラブは、現在30人。
宮前、福田、東松山特別支援学校から集まる。
学校が終わり次第、子どもを待たせないように
スタッフの何台かの車で同時に迎えに行くらしい。
来年度、新規で受け付けているか聞いてみたところ
要相談…とのことだった。

よつば保育園も、新しく学童を始めた。
ここも宮前小学校までお迎えがあるという。
学童の定員は13人で、今は9人?在籍している。
来年の新規受付について聞いてみたが、
再来年に卒園する子を優先して受け入れたいそうで
来年は入れない可能性が高そうだ。。。

保育園の学童は、小規模で良いがここがネック。
だれでも入れるとはしつつも、
できれば卒園児を受け入れたいのは分かる。
子どもにとっては知っている場所で安心感があるし
保育園にとっては安定的に学童の人数が集まるし
下の子がその保育園に居たら、
親はお迎えが1か所で助かるし。。。
新規で保育園の学童はちょっと厳し…ごにょごにょ。
要相談だろう。。。

最後に…

滑川幼稚園の先生も来ていたので話を聞いてみた。
「延長保育は、できそうですか~?」
「検討中です」
「前向きにですか?後ろ向きにですか?」
「それも含めて検討中です」とのこと。
今回、要望は多かったそうだ。
先生は大変だけど、延長保育ができると
親は助かるし子どもは転園しなくて済むから嬉しい。

来年度の滑川幼稚園の説明会は
2019年9月6日(金)10:30~12:00
興味のある方は、予約不要、
スリッパ持参で直接お越しくださいとのこと。
幼稚園の回し者じゃないが(笑)
いい幼稚園だと思う。

今年も滑川幼稚園の秋祭りが楽しみ~!!
今年(2019年)は11月2日(土)だそうだ。
車での来場はできないので要注意。
滑川幼稚園生でなくても非常に楽しめるので、
よかったらぜひ足を運んでください♪

広報なめがわ8月号は子育て特集!?滑川子ども・子育てイベント8・9月

滑川の地域子育て支援拠点

最近の滑川町は、なんだか乳幼児の子育て支援
力を入れているような感じがしてきた。
2019年広報なめがわ8月号に
子育て支援拠点がまとめて書いてあったり、
子育て応援すまいる☆フェアが開催される。
小さい子どもがいるママにとっては非常に助かる!

以前、滑川町乳幼児の遊び場~まとめ~を書いたが
その記事で「分からない~」と言っていた
子育て支援よつば』の情報が広報に載っていた。
毎週月・火・木の9:00~12:00オープン
定員10名で、毎回事前の予約が必要だそうだ。
自由遊びの他、日によってはイベントがある。
絵本コーナーや、園庭も利用できるらしい。

ちなみにその記事はコレ↓

namegawa-kosodate.hatenablog.com

あと、久々に『第2ハルムのすくすく』に行ったが
駐車場が広くなっていた!助かります。
大好きだった先生が今年移動されてしまったが
またこれから末っ子連れて通いま~す(笑)

あといつも学童で行われる『わくわく太郎』は、
小学生の夏休み、学童の忙しい時期だが
近くの集会所(中丸集会所)で今月も行わていた。
けっこうたくさんの人が集まっていた。
幼稚園生の夏休み…。すくすくも、わくわくも
小さい子から大きい子まで大繁盛だ。

子育て応援すまいる☆フェア

これも以前紹介したが、もう少し情報を追記する。
これから保育園・幼稚園に入園する子だけでなく
小学校に入学する子のママにもおすすめのイベントだ。
子育て支援の情報が早く収集できると、
保育園から学童までの見通しがつくので
働くママには非常に助かる。

2019年8月23日(金)10:00~12:00
滑川町コミュニティセンターで開催される。
だれでも参加可能で、入退場自由。
もちろん無料。託児もあるらしい!!
託児希望は8月14日(水)までに予約。先着順。
お問い合わせ先は、0493-56-2056(健康福祉課)

このイベントの内容は、以下の通り。
・個別ブースでの説明・相談
・保育料無償化等の制度説明(10分)
・スタンプラリー(先着50名)
・育児相談コーナー(子育て世代包括支援センター)

ということは参加者がそろって話を聞くのではなく
自分に必要な情報だけを収集するということか。

参加団体は11か所。
ハルム・第2ハルム保育園、つきのわ保育園、
白い馬保育園、どんぐり保育園、よつば保育園、
かめめ保育園、滑川幼稚園、
ファミリーサポートセンター
学童わくわくクラブ、子育て世代包括支援センター。

相変わらず、勝手なわがままを言わせてもらうと
(個人ブログだから我儘言ってもいいよね?汗)
『デマンド交通』にも来てもらいたかった…。

私は利用したことがないのだが
実は、赤ちゃんがいる家庭も利用できるらしい…。

事情があって自分で運転できない人や
車が一台しかなくて
旦那さんが仕事に乗って行ってしまうと
足がなくなって困ってしまう家庭もある。
滑川町は町内バスがないので、
車がないとママと赤ちゃんが役場周辺まで行けない。
宮前小学校までも赤ちゃんがいたら大変で、
歩いて行けない…。

デマンド交通の利用条件や、
どんなところに行けるのかなどの利用例を
一度聞いてみたいと思う。

9月のイベント

おしえて仙月さん、茨城県 東海第二原発のこと

イベント名の下に書かれていた。
知りたい ほんとうのこと 守りたい 子どものいのち
講師の方は、脱原発ネットワーク茨城代表の方で
東海第二原発の事を分かりやすく説明してくれるという。

2019年9月8日(日)14時~16時、
古民家ギャラリーかぐやで行われる。参加費500円。
お問い合わせ・お申し込みは次のアドレスへ。
sstudy-event☆yahoo.co.jp
このアドレスの☆を@に変えて送信ください…だそうです。

滑川からは遠いと思っていた茨城県の東海第二原発
今回調べてみたら実は100キロ程度しか離れていなかった。
ここで万が一、原発事故が起きたら、滑川はどうなる?
子どもたちを守るために、勉強しに行こうと思う。

小学生集まれ!一緒に宿題・勉強しよう。~第3回 森もり食堂~

まだ申し込みできないが(笑)
森もり食堂は8月で終わりなの?という声を聞いたので
載せておく。

2019年9月22日(日)10:00~14:00
みなみ野集会所にて、第3回森もり食堂が行われる。
メニューは『カオマンガイ』と『いももち』
(当日の食材によって変更の可能性があります)
食事代が変更されて、子ども無料、大人300円
要予約だが、8月19日(月)以降にお申込みください。
予約は森もり食堂HPのお問い合わせフォームから。

森もり食堂では、10:00から小学生を対象に
『森もり自習室』を開催している。
宿題を持ってきて一緒にやっても良いし、
全学年の教材も用意してあるので
分からないところを振り返って勉強することもできる。
勉強だけ(ランチは食べない)なら予約は不要だ。

内村航平ママが滑川に来る!

2019年9月29日(日)14:00~15:40
滑川町コミュニティセンターに
内村航平選手のママが来るそうだ。
演題は「夢を追い続けて…~諦めない!
ポジティブに!いつも元気なその秘訣~(仮題)」

定員は180名、応募者多数の場合は抽選。
応募方法は、コミュニティセンターにある
応募用紙に記入の上、8月20日(火)17時までに
応募箱に入れるだけ。託児もあるらしい。
もし興味があればどうぞ~。

最後に…近況?

先週は、末っ子ベビーが熱を出して、
今週は、真ん中が熱を出した。
上の子は、一応元気だが、
近いうちにアトピーの皮膚科に行かないと…。
真ん中の眼科にも行きたいし、
末っ子の予防接種もまた受けなきゃ~…。
子どもが増えるとなんだか色々と忙しくなるものだ。

ブログが更新されないと、どうしたのか心配されるが
私は元気です!!(笑)

教員・ママとして、2つの立場だから思うこと。子どもの学校生活のために親ができること…?

子どもの学校生活への心配はだれにでもある

近所の小学生の子をもつ先輩ママさんと話していて
先生についてその方の思いを聞いたので書いてみる。
他の保護者の方も同じ思いを抱えているかもしれない。

どの学校でも、若い先生と年配の先生が多く、
中堅の先生が少ないように感じる。
「若い先生だと生徒の気持ちに寄り添えて良いが
締めるときに締められないのでは?」
「簡単な内容なのになんでうまく教えられないの?」
という思いを、聞いた。
小学校教員採用試験の倍率が下がっていることで
教員の質の低下も心配されている。(埼玉の倍率3.3)

ここからは私の意見だが、小学校の先生は
保護者からのプレッシャーが大きいと思う。
親が高学歴になり、親でも分かる範囲の内容だと、
先生に対して厳しい目で見てしまうのでは
ないだろうか…?
私が思うに、自分の子ども1人に教えるのと
クラス30人にいっぺんに教えるのは違う。

クラスには理解に時間がかかる子、すぐできる子、
支援が必要な子…様々で、共通の内容を教える。
全ての子が一発で理解するのは難しいかもしれない。
だから、宿題を通して自分でもう一度考えることで
身につくようになるのだと思う。

子どもが自分でやっても分からない問題は、
そのまま放置せず、早い段階で
保護者の方や先生に質問できればいいなと思う。
保護者の方が日々宿題のフォローができれば理想だが、
共働き家庭やシングル家庭、病気を抱えていたり
小さい兄弟がいたりするとなかなか難しい。

学校だけでなく、地域での学習支援が必要だと思う。
無料で、子どもがだれでも学べる場所…。
→よかったら、森もり自習室へどうぞ(笑)
お昼ご飯の前に一緒に勉強しませんか。

「締めるときに締めてほしい」問題はどうだろう。
小学校の先生は採用されたら、即☆担任。
教員採用試験で合格すれば、小・中・高どれも
初任者研修があるので、ある程度の指導方法は学べる。
授業だけでなく、生徒へのアプローチの仕方や、
生徒指導の実践的な内容も学べる。
臨時教員の場合はもっと大変で、研修もないのに
その年にいきなり担任を任されることも多い。
あとは、教員の個性もあるとは思う。

小学校は、担任しかクラスに大人が居ないから
担任の先生と合う・合わないは
とても大きな問題だと思う。
担任と馬が合わない場合は、
子どもの学校生活が苦しくなる可能性がある…。
どうすれば良いのだろう…?

子どもの学校生活のために、親ができること?

私は、親が子どもの前で先生を悪く言わないことが
実はとても重要だと思っている。
親の、先生や学校への不信感は、子どもに伝わる。
子どもが、先生を信用できないまま、不安を抱えて
毎日通うのは非常につらいと思う。

親が先生を低く評価する声も子どもに聞かせたくない。
子どもが親のまねをして、先生を低く見て
先生の言うことを聞かなくなる。
先生の話を聞かない子が増えれば学級崩壊にもなる。
まぁ…先生のスキル不足もあるかもしれないが…。

私だったら…、子どもが「先生って●●なんだよ」と
文句を言っても同調せずに、「そうなの?」
「何か事情があったのかな?」程度の返事で済ませて
気になることは、個人面談の際に先生に直接聞く。
手紙や、連絡帳で伝えるのでも良いかもしれない。
自分一人で、学校に意見を言うと、
我が子が先生に不当に扱われるのではないかと
心配する気持ちもよくわかる…。
何人かの保護者と協力して聞くのでも良いと思う。
でも巻き込むのは私たち大人・保護者だけで、
子どもたちは含まないでほしい。

最後に…。思うこと。

何度も言うが、小学校は、
クラスに担任の先生しか、大人がいない。
他の大人がいないので、担任の『力』が強い。
担任の先生と親が話し合って解決すればそれで良し。
担任と話しても不安がぬぐえない場合は
他の先生に相談、校長に聞くのでもいいと思う。
それでもダメな場合、教育委員会に相談する…。

ちょっと前に見たニュースでは
親が子どもにボイスレコーダーを持たせたりしてたな。
子どもも保護者もつらかっただろうな。
学校は保身じゃなくて、子どもを守るべきだと思う。

子どもが、それでも学校に行けない場合は、
死にたくなるほど学校に行きたくない場合は、
学校に行かなくても良いと、私は思っている。
子どもの命より大事なものなんてない
学校に行かないなら行かないでも
子どもが自分で生きていける力を身につけさせたい。
そのために、建設的に子どもと話し合っていく…。

子どもは、大人の意識に関係なく、
毎日元気に楽しく過ごせれば良い。と、まぁ
偉そうに語ってみたが、私『個人』の意見だ。
教員経験も浅い癖に
また生意気言ってすみませんでした~!
私はベテランの先生方程、
この仕事を続けられそうにないわ~(笑)

教員・ママとして、2つの立場だから思うこと。教員の働き方改革!?(追記アリ)

教員として子どもを生んで良かったと思ったこと

子どもを生んでみて良かったと思ったことは、
生徒の保護者の気持ちに寄り添えるということ。
今、振り返ると、三者面談とか保護者会とか…
表面的だったなと思う。申し訳ない。

親になった今は、うちの子のこんなことが知りたい。
例えば、保育園での友人関係、給食を食べる量、
お昼寝の様子、トイレについて、発達具合…
事務的なことではなく『うちの子』のことを知りたい!
ダメな部分だけでなく、良い部分も見つけてほしい。
うちの子の良いところを、教えてほしい。

これは高校生をもつ親も同じだろう。
子どもが何歳になっても親は心配するものだ。
学校での友人関係、学食の様子、部活への取り組み、
頑張っている行事、授業態度、成績、将来のこと…
その生徒について具体的に述べることが大事だと思う。

高校生にもなると、担任との距離は遠くなる。
小学校のように毎時間見ているわけでもないし
一緒に給食を食べるわけでもない。
ホームルームと授業と行事と…掃除くらいか…?
部活の顧問の先生から部活での様子を聞いてみたり、
授業中の様子を他の先生と話したりすることもある。
担任と授業の担当と顧問と…
1人の生徒に、たくさんの先生が関わっている。
他の先生から見た、その子の良い部分も
保護者に伝えていきたいと思う。

教員の働き方改革!?

 うちの学校の場合、就業時間は8:20~16:50。
だが時間通りにはなかなか帰れない。
夜遅くまで仕事をしても、サービス残業
私も自分の子どもが生まれるまでは、
夜9時くらいまで残って普通に仕事をしていたし、
一番遅い先生では、夜12時過ぎまでいたようだ。
授業準備は、自分の納得のいくまでしようと思えば
いくらでも時間をかけられる。
他にも丸付けやら提出物やら…いろいろある。
夏休みも普通~に学校に行って仕事をする。

ほぼ全ての教員に、部活動が割り振られている。
部活動に熱心な先生は、放課後は部活の指導が中心。
熱心じゃなくても部活の活動時間中は帰れない。
運動部だと、土日は部活や試合で大忙し。
丸一日、部活指導をしても3000円とか…
時給で計算したらいくらよ?と思う。(汗)

もっと大変なのは、小・中学校の先生だと思う。
小学一年生には学校生活のルールを一から教える。
1時間ずっと椅子に座っていることや
話を静かに聞くことも難しい子どももいる。
トイレや箸の持ち方など家庭でのしつけの範囲を
学校の先生に任されることもある。
滑川は、小学校の登下校に片道1時間以上かかるので
朝早くから、小学校の先生方が通学路の見回りを
してくださっているそうだ。お世話になります。

中学校は中学校で、思春期真っ只中…。
親や教員の言うことなんか聞きたくない時期だ。
群馬で中学校教員をしている親友(女性)がいるが、
生徒が夜になっても帰らないという電話が学校にきて
夜11時から学校周辺を捜索をしたそうだ。
結局、夜12時になっても見つからず
おまわりさんにあとはお願いしたという…。。。
これも…サービス残業?ボランティアか?

そんな教員にも働き方改革がされるそうだ。
埼玉県教育委員会が定めた
毎月21日の『ふれあいデー』は、定時に退勤して、
児童生徒も早く帰って、家族と触れ合う日だという。
また会議や研修も行わず、生徒とも向き合う日だそうだ。
早く帰れ~と言うのに、生徒とも向き合え~という。
生徒と話していたら早く帰れないと思うがどうなのか?
結婚している先生や家族がいる先生は早く帰って、
独身で一人暮らしの先生は、生徒と向き合えってこと?
この日は、職員朝会で教頭から「今日は早く帰って、
家族と触れ合いましょう」などと言われる(笑)
とはいえ、家庭に小さい子どもがいると
『ふれあいデー』に関係なく
「子どものお迎えの時間なので~」と言って早く帰れる。 

でも…。群馬の話になるが、友達の男性教員は
1人目の子どもが生まれるときに、
育休を取らせてもらえなかった!!
校長に相談した段階で「ダメ」だと言われた。
教育委員会まで話が回らずに、却下された。
一年も取るわけじゃないのに?1~2か月なのに?
代わりの先生を見つけるのが大変だからか?
子どもに直に接する、男性教員でもそんな働き方。
こんな日本に明るい未来はあるのか? 

最後に…

今後、 教職員の働き方改革では…
どのような内容になるのか?
それが本当に教員に浸透していくのか?
教員が本当に求めるものになっているのか?
今後の変化を見守りたい。
『2つの立場だから思うこと』は、次に続く。

教員経験も浅い癖に
生意気なこと言ってすみませんでした~!

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↑この記事に似たような話が、偶然、
某タレントさんの話題にかぶっていた。
ついさっき、ネットニュースで知ったわ(笑)

さて、追記しようと思ったのは
書こうと思って忘れてた『麹町中学校』のこと。
担任がいない、宿題がない、定期テストがない、
制服がないなど学校の常識を破った『公立』中学校。

タブレットを用いて授業が行われ、
生徒一人ひとり異なる問題を解く。
分からない問題は、先生が個々に質問に答える。
定期テストがない代わりに、
単元ごとに小テストがあり、合格しない生徒は
再チャレンジする…。

学校の常識にとらわれず、
生徒一人ひとりに向き合って、
生徒も教員も、自ら考えて行動できる学校。
学校の変革を拒むのは、制度よりも『人』だという。
『学校が変われば、社会が変わる…』
こういう校長の下で働いてみたかったわ!
こういう学校に子どもを入れたいわ!

 (2019/7/24夜 追記)

地域の子ども・子育てイベント!

比企こどもまつり

これはもう明日だが(情報が遅くて申し訳ない)、
2019年7月14日(日)9:30~15:30に
比企こどもまつりがある。
毎年、比企地区内で場所が変わって行われる。
今年は、東秩父村だ!
川を利用した、ウォータースライダー、
竹水鉄砲、魚のつかみ取り、和紙で船つくりなど。
内容も、場所によって毎年変わるので面白い。
内容によって、始まる時間が決まっているので
パンフレットで確認してほしい。

他にも、地元の企業による出店などもあり
赤飯、キーマカレー、たこ焼き、かき氷、
ラーメン、焼きそば、タピオカ…など多数。

ネックは、毎年、駐車場がすごい混むこと。
駐車場は無料なのだが、ちょっと歩く。
あと、今年は外の会場になるので天気が心配。
雨天決行と書いてあるが大雨だと考えちゃうな~。

Facebookの『比企げんきアップ実行委員会』で
詳細・パンフレットが見られる。
よかったらご覧ください↓

www.facebook.com

滑川町子育て応援すまいる☆フェア

滑川町の保育園などの情報が聞ける
『子育て応援すまいる☆フェア』が
2019年8月23日(金)10:00~12:00、
滑川町コミュニティセンターで行われる。
だれでも参加可能。入退場自由、無料だそうだ。
滑川町の広報によると町内の保育園などが
合同で説明会と相談会を行うらしい。

これから入園の方にはお勧めだと思う。
各保育園の特徴などが比較しやすいし
全ての保育園に見学・相談に行かなくても
ここで相談して、受け入れ人数などを確認して
希望のところを絞ってから実際に見学に行けば
時間も削減される。

さて、広報には『保育園など…』と書かれている。
『など』ってなんだろう?
幼稚園・学童も含まれるのか?
学童まで含まれるのであれば、
これから小学校入学の子にも必要な情報になる。
金曜日…働くママは休まないといけないから
できれば土日がいいな~なんて思ってみたり…。
当日行けたらまたここに書こうと思う。

森林公園、夏休み!早朝開園!

以前の記事にも書いたことがあるが、
今年も西口エリアの早朝開園が行われる。
2019年8月10日(土)~12日(月)は
6時にオープンする!
さらに8月15日(木)までは7時にオープン。
このオススメは、駐車料金が半額になること。
9:00までに入れば、300円だ。

早朝開園に合わせて色々なイベントがある。
熱気球搭乗体験、セグウェイツアー、
乗馬トレッキングツアー、ヨガ…。
夜は夜で『夜の森林公園を探検』、
『夜の鳴く虫観察会』などがある。
事前に申し込みが必要なものも多いので
HPかチラシで確認する必要がある。
気球は往復はがきでの申し込みになる。

www.shinrinkoen.jp

最後に…

私が気になるイベントを紹介してみた。
すでにご存じのものもあったかと思うが…。
子どもと夏休みが楽しめればいいなと思う。

生きた声を聴く!0歳児・3歳児を連れての母子避難、その②

避難の難しさと、『避難の権利』

 前回の続きで…森松さんは福島から大阪に避難。
その後、大阪から全国・世界各地へ赴き、
震災の経験を語り『避難の権利』を叫んでいる。
避難の権利とは『無用な放射線被ばくを免れて、
健康を享受する権利』だという。

無用な放射線被ばくとは、
レントゲンのように、自分で選択した被ばくではなく、
宇宙や大地から受ける自然放射線の被ばくではなく、
無理やり、多くの放射線をあびせる原発事故のことだ。
この被ばくから逃れて、健康に生きる権利を主張している。

なぜ、こんな当たり前のことを主張しているのか?
日本は、避難の権利を奪われているからだという。
逃げることは簡単に見えて、難しい。
そもそも知らないと逃げられない

国は、原発事故直後から、直ちに健康に害はない、
大丈夫、世論が気にしすぎ…と言ってきた。
東電がメルトダウンしていたことを発表したのは
原発事故から2か月も経った後だった!
さらに2016年になって、やっと東京電力
事故から3日後にメルトダウンを確認していたのに
2か月間も隠ぺいしていたことを認めた
(2017年、新潟県と東電HDによる調査では
隠ぺいに官邸の指示はなかったとされた。)
国や電力会社に隠ぺいされたら逃げられない

さらに、別の、避難のしにくさもあるという。
森松さんの講演会で初めて聞いた言葉に
隠れ避難民』というものがある。
日本では、避難していると迫害に合うので
家族や自分の身を守るために
避難していることを隠して生活するのだという。

福島からの避難には、国の勝手な線引きによる
強制避難と自主避難がある。
この違いによって、様々な差別がある。
賠償金の額も全く違うという。

強制避難では、福島の家にはもう住めない。
新しく避難先に家を建てたのに「賠償御殿」と
落書きがされた…ケースもあったという。
自主避難の方には「気にしすぎだ」
「現地に住んでいる人がいるのに神経質だ」と
中傷されることもあるそうだ。
自主避難は、『自力』避難なのに!

学校では「放射能がうつる」菌扱い…いじめ。
茨城から避難してきた人に対しては
「福島で頑張っている人がいるのに、非国民だ」
茨城にも放射線が降り注いでいるのに。
県境で、放射線が止まるわけではないのに。

確かに、この社会では避難することは難しい…。
避難する権利を奪われていると言えると思う。 

学校教育と、放射線

原子力は、人の手には負えないものだ」と
森松さんは言う。
大量の放射線を浴びるとロボットでも
1~2時間で破壊されてしまう。
放射線の怖さを学校でちゃんと
学ぶべきだと思う。

全国の小中学校・高校に、直接、文科省から
放射能副読本』が配られた
自治体の教育委員会を通さずに。
H26年に2万部も配布されたそうだ。
H30年10月にも改訂版が出されている。
小学生向けのものと、
中学生・高校生向けのものがある。
文科省のHPから無料ダウンロード可能だ。

これを読んでみたが、
放射線を正しく学べば、怖くないよ」と
無理に強調している
最初はまぁ読めなくないが、第2章からはひどい…。

福島原発事故で放出された放射性物質の量は、
チェルノブイリ原子力発電所事故の約7分の1で、
福島県が県民に実施した検査の結果によれば、
検査を受けた全員が
健康に影響が及ぶ数値ではなかった」とされている。
…これは、本当か?

避難者の中には、「仕事を失った人、
心の病気にかかった人がいます」とも書いてある。
…これは、誰のせいだ?国は、完全に他人事だ。
しかも、まだ避難している人もいるのに、
まるでもう安全かのように書いてある。
避難者の声は、国に届かないのか!

この本は、広島や長崎にも配布されたらしい。
だが、この副読本の問題に気づき、
すでに回収している教育委員会もある…。
埼玉県はどうか?
お国の決めたことに逆らえないのも、
公務員の悪いクセだ…。

最後に…

 この副読本では、原発事故が起こった場合、
放射性物質が風に乗って飛んで来てしまうことへの
対処法が書かれていた。

「長袖の服を着たりマスクをしたりすることにより、
体に付いたり吸い込んだりすることを防ぐことができる。」
放射性物質が顔や手に付いたとしても、
洗い流すことができる。」
いやいや、そんな簡単な問題じゃないでしょ!と思う。

ここからは私の考察だが、そもそも
その原発と、自分のいる『距離』の問題がある。
原発に近い方が勿論、
放射性物質も多く空気中に存在して、外部被ばくする、
さらに、放射性物質を吸い込んで内部被ばくも受ける。
福島原発から200㎞離れた東京でも、
放射性物質が降り注いだ。

マスクでも目の非常に細かいもの、微粒子を防げる
マスクでないと放射性物質は防げない。
放射性物質を通さないレベルのマスクなら、
放射性物質を吸い込まないで済むので内部被ばくしない。
マスクでも長袖でも、そこに放射線物質が付着したら
そこから放射線は出ていることになる。
放射線は、布を通り抜けるから、外部被ばくはする。

洗ったら、放射性物質が落ちると書いてあったが、
その放射性物質を洗い落とした水は、どこへ行く?
排水溝から流れて川・海が汚染される?
川の水を、浄水場が取り込んで、水道水が汚染される?

もっと深く『原子力防災』を知る必要がある。
地震や火事などと同じように、原発事故に対しても
各家庭で防災することを学ぶべきだと思う。
滑川の森の測定室さま…、
どうか原子力防災の講座を行ってくださ~い。