教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

滑川町子育て支援に関するアンケートの話

滑川町子育て支援に関するアンケート

 滑川町の広報『なめがわ』に載っていたとおり
子育て世帯の住民に、アンケート調査が行われている。
正式には、『滑川町子ども・子育て支援事業に係る
ニーズ調査』というらしい。封筒に書いてあった。
回答者は特定の人ではなく、任意で選ばれる。
ウチの下の子3歳にもアンケート用紙が届いた。
上の子(もうすぐ5歳)には来なかった!

アンケートの初めに趣旨が書いてある。
2020年度~2024年度までを計画期間とする
『第2期滑川町子ども・子育て支援事業計画』を
つくるために行われるという。
できるだけ多くの方の意見を聞いて
この事業計画に反映するそうだ。
無記名で、統計的に処理されるとのこと。

さて、実際にアンケートに答えてみた。
もっとポンポン答えられるような簡単なものかと
思っていたが、これがなかなか大変だ。
業者を通して行っているのだろうと思われる、
分厚い14ページにわたるアンケートだ。
これも町の税金なんだな~とつい感じてしまった(笑)

1つしか選べないもの、すべて選ぶもの、
これを選んだ人はこっち、次はこっち、
ママについて答えてパパについて答えて…と
できるだけ正確に書くように努力した。
思っていたよりも時間がかかった。

最終ページの『自由にご記入ください』の欄には
子育てについてのありったけの思いを書いてみた。
・南部小学校建設について
・小学校の登下校の安全性について
子育て支援センターを増やしてほしい
子育て支援センターを利用しやすくして…など。
自分が記入した回答を、旦那にも見せてみた。
「まぁいいんじゃない?」の一言だけ。
こっちは時間をかけて、
エネルギー使って書いたんですが…(涙)

このアンケートから考えられること

 滑川町子ども・子育て支援事業について
このアンケートを受けてみて思ったことを書いてみる。
ただの、一般人の、私見で失礼します(笑)

①南部小学校および、小学校の登下校について

アンケートの最初の趣旨説明のページで
「アンケートにご協力ください」と述べているのは
吉田町長である。つまり吉田町長の政策の1つとして
『第2期滑川町子ども・子育て支援事業』を
行うのだと思われる。そうすると……吉田町長が、
町長選挙のときに掲げた公約はどうなるのか?

選挙公約で「南部小学校作りますよ」と言っていたが、
このアンケートでは
南部小学校については一切触れておらず、
町民が小学校建設について意見の出しようがない。
(それでも最後の記述欄に強引に書いてみたが!)

このアンケートは、2024年度までの計画なので
2024年までは小学校建設について動くつもりがないのか?
やっぱり選挙で子育て世帯の票を取るためだけに言った、
戯れ言だったのか…???

このアンケートは
小学校の登下校についても一切触れていない。
登下校を不安に思う保護者はいるはずなのに…。
登下校についても住民の意見が書けなかった。

だが、小学校の登下校問題は、教育委員会のもと
各小学校で保護者アンケートをしている可能性がある。
私の子どもはまだ小学校に行っていないため、
実際にアンケートをしているかどうかも不明である。
(小学生ママ様、実際のところいかがでしょうか?)
小学校でアンケートが行われたとしたら、
今後の登下校での安全対策に期待したい。
アンケートをしても変わらない可能性も充分あるが。

②学童が増える可能性がある…かも?

児童の放課後預かりについてはたくさん質問があった。
具体的に学童を利用したい時間帯や曜日も記入できる。
(宛名の子どもについてのみ記入するため、5歳以上の
上の子についての学童質問への記入はできなかった。)
アンケートの結果次第ではあるが、
学童が増える可能性は期待できるかもしれない。
吉田町長も選挙の際に「学童増やしますよ」と言っていた。
ただし計画が2020年~2024年なのですぐは無理だろう。
以前、役場で、学童を増やすお金はないと言われたので
せいぜい増設するくらいかとも思われる。

③滑川幼稚園の『預かり保育』が、でき…厳しいかも?

幼稚園に通っている子どもについての記入欄もあった。
以前、役場では、滑川幼稚園の預かり保育も検討中…と
言っていたのだが、アンケートの質問では
『定期的』な預かり保育についての欄が少なかった。。。

『現在の利用状況に関わらず、平日の教育・保育事業として
定期的に利用したいものをすべて選べ』という問いはあった。
その選択肢の1つに幼稚園の預かり保育があった。
幼稚園を強く希望するかどうか(預かり保育も含む)という
質問もあったが、それくらいである。
今は滑川幼稚園では預かり保育をしていないので
もっと具体的に書ければ可能性があったのではないかなと思う。

他に、アンケートでは、
土日・長期休業中の預け先について・病児保育について等の
質問がたくさん出ていた。
が、これらは優先順位が低いようにも思われる。
まずは平日安心して預けられる場所を確保することが大事だ。
滑川幼稚園の預かり保育ができるようになれば、
幼稚園の途中から、保育園に転園する子どもも減るだろうし
保育園の待機児童の問題も減ると思われるので
まずは滑川幼稚園の預かり保育の検討を
先にしていただきたいと感じる。

④中学生への支援はないのか?

アンケートの対象は、未就学児~小学生の保護者が
中心のように感じられた。
中学生以上はこの対象ではないのか?
中学生の学習支援について、町はどう考えているのか?

以前、役場に問い合わせたときには、
経済的に困難を抱えている家庭への塾費用の補助は多少
出ているという。(週1回塾に通える程度の費用?)
でもその補助をもらえないラインの収入で、
経済的に困っている家庭への支援はなにもないという。

本来なら学校に行っていれば、勉強はできる。
自分で勉強する気があれば、どうにかなるものだ。
しかし現状として塾に行く子がほとんどだ。
進学校を目指している子も、そうでない子も誰でも行く。
学校の先生の進学指導よりも、
塾の先生の進学指導を重視する保護者の方も多い。
自力で勉強するならば、
自分で北辰テストも受けなければならない。

塾からあれやれこれやれと言われて初めて勉強する。
そのため高校生になってから
勉強の仕方がわからない生徒が非常に多い。
高校でも継続して塾に行く子は、少ないからだ。
進学校では、必要に応じて予備校に通う生徒もいる。
が、その費用はばかにならない。

『自分で勉強する場所』と自分で勉強できるように
必要に応じて『支援してくれる先生』がいれば、
子どもは『自分で』勉強していけると考えている。
やはり、無料学習支援室の必要性を感じる…。

最後に…

このアンケートは行政に住民(子育て世帯)の意見が
伝えられる良い機会である。
住民の声が反映されるかどうかは分からないが、
町の税金が使われているし、もったいないので!
もしアンケートが届いていたら
2月8日(金)までに、記入して投函してくださいませ。
役場の人間ではないけど(笑)、ご協力よろしくお願いします。

あと、役場の方へ。(万が一、このブログを見てたら(汗))
もし可能ならば、この結果を
HPかどこかで公表してくれないかな~なんて
思ったり…なんかして…ます。
実施できるかどうかは、置いておいて、
滑川町の皆様がどう考えているのか
私も興味があるからです(汗)
行政にできない場合、自分でも活動しますので。
もし、できたら…結果の公表よろしくお願いいたします!