教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

子どもの成長の速さを考える

ちょっとウチの子の、成長の話(親ばかです。)

うちのチビーズは、2人とも背が低め。
成長曲線の下の方にギリギリ入るくらい。
背の順では、一番前。でも体重は平均的。
なので、ぽっちゃり赤ちゃんぽさが残る。
…一人で歩くのも遅かった。
上の子は1歳3か月。下の子は1歳8か月。
走るのもジャンプするのも遅く、
成長がゆっくりめなのだろうと思っていた。

先日、保育園で『保育参観』があった。
上の子も下の子も同時に行われたので
パパとママで分かれて見学に行った。
下の子は、パパ担当。今年から年少クラス。
上の子は、ママ担当。今年から年長クラス。

そのとき下の子がたまたま「トイレ行く」と言って
パパがついて行ったそうだ。
そしたら一人でズボンとパンツを下して、
一人で立ったまま(男子だから)腰を前に突き出して
ちゃんと用を足したらしい!で、自分で
パンツとズボンをはいて、手を洗って出てきたという。
家でのトイレは座ってするので、全然知らなかった!

家では泣き虫で、抱っこ抱っこの甘えん坊の下の子。
GWに行った遊園地でコーヒーカップを降りた後に
「あ~目が回る~」とばあばが言うと、
「目を見せて!」と興味津々で覗き込んだ下の子(笑)
まだまだ子どもだな~と思っていた。

保育園ではほとんど泣かないそうだ。
保育参観の日は、「自分で体操服を着る」と言って
前と後ろが逆になってしまっていた。
逆だから着直すか聞いても「このままでいい」と言う。
先生からは、リュックが自分で背負えるようになったと
教えてもらった。保育園の先生方には
子ども一人ひとりを丁寧に見てもらって、感謝感謝だ。
いつの間にか、たくさんできることが増えていた!

上の子は上の子で、久々に会ったママ友に
「なんか雰囲気変わったね、お姉さんぽくなった?」と
言われた。どうだろう?小さいころは、慎重で、
周りを観察しつつも、ニコニコ笑っていた子だったが、
最近は、持ち前の集中力と根気強さで、
昔気質の職人のような雰囲気を醸し出している(笑)
塗り絵とかビーズ遊びとか、集中力がすさまじい。
トランプも、大人が本気でやらないと負ける…。

GWにパパ方のじいじと上の子がお絵かきしていて、
なぜか田んぼの『田』の漢字を練習していた(笑)
「大きい田んぼ~」とか言いながら書く。ふと、
上の子が「田に『〃』つけたら『だ』になる?」と
聞いてきた。…え?そんな発想全然なかった!
大人になると考えが狭くなるな。
子どもの鋭い?発言には、毎度驚かされる。

上の子は、本当は、なんでも自分でできるくせに
家では「ママやって~」と甘えてくる。

子育てについて、心に留めていること。

保育園に預けると、母親が知らないところで
どんどん成長してしまうような気がする…。
子どもの成長は、あっと言う間だと何度も言われてきた。
大変なのも、可愛いのも今だけだから、
子どもとの時間を大事にしてねと、何度も言われた。
職場や近所の、先輩ママたちからの言葉は身に染みる。

以前、滑川図書館で借りた雑誌(なんだか忘れたが)で
女優の広末涼子さんが、自身の子育て観を語っていた。
そこで、広末さんのお子さんが通っていた保育園の
園長先生の言葉が紹介されて、非常に勉強になった。

『乳児は、肌を離すな』
『幼児は、手を離すな』
『少年は、目を離すな』
『青年は、心を離すな』 

 この4つは、本当に教訓になるなと思った。
子どもの成長に合わせて、
親も成長していかなければならない。
いつまでも赤ちゃんのように甘やかしては
子どものためにもならないし、子どもに嫌がられる。
子どもとの『適切な距離』を表した言葉だと思う。

そして、いつまでも、私の子ども。
親が子どもに与えてあげられるものは、
愛情しかないと、私は考えている。
勉強を教えたり、何かをさせたりもできるけれど
「勉強しろ」とか「こうなれ」とか言うつもりは
全くない。子どもの人生だ。好きに生きればいい。
『心を離すな』は、「いつまでも愛情をもて」と
いうことだろうと私は解釈した。

最後に…

子どもには、たくさんの人にかかわってもらいたい。
私たち親だけでなく、保育士の先生、園長先生、
祖父母、地域の人…など、
たくさんの大人にかかわりをもってもらえると
色々な価値観・考えに触れる良い機会になると思う。
人によって、受容できるレベルも異なる。

「ママは、これはダメって言ったけど、
先生は良いって言ってた」とか普通にアリだと思う。
人によって考えが違うんだなと分かれば
今後の人生の役に立つ。
考えの違いに触れて、では、どうすれば良いのか
子どもが自分で考えれば良いなと思う。
反論されると、そのときはイラっとするが(笑)
成長している証だとも思う。

これから、たくさんの人に会って、
たくさんの友達ができて、また性格も雰囲気も、
好きなものも変わっていくのだろう。
ウチの子たちが、どんな人になっていくのか…
楽しみだ。子どもの成長は、本当見逃せない!