教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

国営武蔵丘陵森林公園のサイクリング

滑川町の顔?…森林公園

森林公園は滑川町に住んでいるとよく行くことになる。
幼稚園の遠足も現地集合で、森林公園。もはや近足である。
私が子どものころ(滑川町のお隣、熊谷の小学校に通う頃だが)
地元の小学校の遠足も毎回、森林公園だった。
小学校から4㎞歩いていく。西口は何度行っても楽しい魅力があった。
そんな森林公園、実は1974年創立の全国初の国営公園である。
森林公園を紹介することも滑川町への貢献かなと思い書くことにした。

滑川町町民は年間パスポートを購入し役場で手続きすると半額補助が出る。
年間パスポートを持つと次のようなメリットがある。

・全国の国営公園に年パスで入れる。
・駐車場代が安くなる。普通車620円→割引料金500円
・植物園売店の割引サービス。ケーキセット200円引き。
・レストランでソフトドリンクサービス
・レンタサイクル超過料金無料サービス

・年パスを買う時期にもよるが、3~4月頃に年パスを購入すると
 レンタサイクル1日券がもらえる。
 去年は年度末までの有効期限だったが、今年は短くなって
 H30年8月31日まで有効。

と、いうことでもらった券で、サイクリングをしに行ってきた。
ちなみにH30年4月1日から入場料金が変わり、中学生以下無料、
大人は450円になった。

サイクリングコース

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全長17kmのサイクリングコースで、木漏れ日の中を走る。
歩行者と自転車で分離されており、歩行者と重なる部分は押して歩く。
ほぼ一方通行で、引き返すには折り返し地点までいくことになる。
森林公園の名の通り、森や山の中を進むのでアップダウンが激しい!
下りは非常に気持ちが良いが、上りはつらい。子どもも乗せてるし(汗

遊具があるところ(キッズドームやぽんぽこマウンテンなど)や
植物園、運動広場、レストランなどに行くときは、
自転車を駐輪場に置き、そこから歩いていくことになる。
ポンポコマウンテンは駐輪場から8分も歩かなければならない(汗

レンタルもできるが、自分の自転車を持ち込むこともできる。
補助輪や、足で地面を蹴って進むバランスバイクなどは走れないようだ。
レンタルは子ども用、大人用、子ども乗せ自転車や、電動自転車もある。

レンタサイクルの料金は、
大人:3時間410円、一日乗り放題520円
子ども:3時間260円、一日乗り放題310円
電動アシスト:3時間820円、一日乗り放題1040円
超過料金が30分ごとにかかる。

こんなコースを回ってみた

西口から入って、徒歩10分、キッズドームも西口広場もすぎて
ちょっと奥まったところに西サイクリングセンターがある。
レンタサイクル1日券では、電動自転車は借りられないので
普通の子ども乗せ自転車(2歳から)を2台借り、
上の子をパパ、下の子を私が乗せて運転することにした。

自転車をこいで、15分程度?で都市緑化植物園に到着。 
ここにくるまでにも多少のアップダウンがあり、なかなか疲れた。
植物園展示棟やハーブガーデンなどあり意外と楽しめる。
お土産や本、ハーブのグッズなども販売しており、
何より北海道アイスクリームがおいしい!

しかし、子どもにはちょっと物足りなかったようで、
結局、子どもの「キッズドーム行きた~い」の声と
私の“つかれた”心がマッチして(熱中症かしら?)、
自転車をサイクリングセンターに返却しキッズドームで遊ぶことに。

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それからあとはいつものコース。
水分補給しつつ、キッズドームと西口広場の大きなボールで遊んで、
どろんこになった状態で西口改札の売店にある休憩所へ。
休憩所のおむつ交換スペースは数が多くたいてい空いている。
お着替えをさせ、トイレをして手を洗ってすっきりしてからお弁当。
いつもはお弁当を食べた後、すぐに帰宅するところだが、
この日は休憩所でカブトムシ・クワガタの展示をしていたので
子どもたちと一緒に観察した。
ヘラクレスオオカブトには大興奮であった。
帰りの車ではぐっすり眠って、この日は一件落着。

秋のおすすめ、ぽんぽこマウンテン

森林公園は非常に広いので、西口から南口付近に行くには
公園内を走るバスに乗るか、自転車で移動するか、
頑張って歩くか(大人でも30~40分?)である。

夏は熱くて乗れないが、秋はとっても楽しめる遊具に
ぽんぽこマウンテンがある。
これ目当てに行く場合は南口から入り、歩いて15~20分。
日本一大きなエアートランポリンだ。家族で楽しめる。

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また秋になったら行こうと思う。

滑川図書館おはなし会ボランティア

滑川町図書館のおはなしサークル

以前にも図書館のおはなし会事情を述べたが、
今回は、おはなし会ボランティアをしてみた感想と、
絵本を読むときに気をつけることなどをまとめたいと思う。

滑川町図書館には、『おはなしの部屋きらきら』と
『おはなしサークル プーさん』の2つの読み聞かせ
ボランティアサークルがある。

・乳幼児対象の『おはなしの部屋きらきら』
 活動:毎月第2・第3水曜日 11:00~11:30
 定例会:毎月第2水曜日 10:00~/反省会11:30~

・幼稚園年少~を対象の『おはなしサークル プーさん』
 活動:毎月第3土曜日 11:00~11:30
 定例会:毎月第2金曜日 10:00~

おはなし会デビュー

私は『おはなしサークル プーさん』に参加することにした。
活動が土曜日なので平日働いていても参加できるかもしれないと
思ったからだ。気掛かりは…定例会に参加できないこと…。
先輩ボランティアさんに相談してみると、
定例会は来られなくても仕方ないから、
ぜひ読み聞かせに参加してほしいと言ってもらえた。

読み聞かせで読む本は、自分で決められるという。
今回初めてなので、短く、夏らしい絵本『ありとすいか』にした。

ありとすいか (名作絵本復刊シリーズ)

ありとすいか (名作絵本復刊シリーズ)

 

当日までに自宅で子どもたちに何度も読み聞かせの練習をした。
子どももお話し会ごっこが楽しかったらしく、
他の本や紙芝居もお話し会風に読み聞かせをした。

いよいよH30年8月18日(土)初☆読み聞かせの日!
お客さんは自分の子どもも含め2人(笑)途中で2人増えた。
緊張したが、いつも来ているお友達と自分の子どもなので
少し安心して臨むことができた。
読むのでいっぱいいっぱいで、子どもたちの反応までは
観察することができなかったが、集中して聞いていたようだ。
夏らしく、元気が出るような絵本なので良かったと思う。

読み聞かせで、気を付けること

意外と子どもに見やすいように本を持つことが難しい。
大きな絵本は持つだけで腕がプルプルする。

・本が水平になるようにもつ。
・自分の方に(上向きに)本が傾かないようにする。
・ページをめくったら読み始める前に一呼吸置く。

読む順番は、次のとおりである。

・絵本のタイトルを読む。「ありとすいか」
・著者名等を読む。「たむらしげる
・表紙をめくった後に、またあるタイトルを読む。
 「ありとすいか」

・絵本を読む。

最後、絵本を読み終わったあと背表紙を見せる。
背表紙が表表紙と続き絵のときは、読み終わったあとに
開いた全体の表紙を見せる。

あとは鏡の前で練習するか、自分の子どもに読んで練習する。

終わりに

お話し会で読む絵本は自分で選べるが、
選ぶ際にも気をつけることがある。
幼児対象なので、長くても8分で読み切る絵本。
これ以上は集中力が続かないという。
また季節感のあるものが良いが(8月は虫・おばけ・雷など)
必ずしも季節に合った作品である必要はないという。
自分が読みやすい絵本でよいとのこと。

お話し会で読む絵本を選んでいる間も非常に楽しいし、
練習も楽しい。次は子どもの反応も楽しみたいと思う。
今後も読み聞かせに参加していきたい。

資格も必要なく、未経験でもできるので、
ボランティアにチャレンジしてみたい人は、
滑川町立図書館に電話してみてください。

吉見町にある短大の教員免許更新講習に行ってみた

教員の夏休み

教員の夏休みは、部活や、補講、研修など実は何かと忙しい。
運動部顧問は合宿や練習試合で、普段よりも忙しくなることもある。
私は、今年4月から職場復帰(育休明け)したので、
授業内容が大きく変更されたため一から勉強しなおしている状態で
2学期に向けての授業準備を夏休み中に行いたいと思っている。
受験生対象の生物補講も、夏休みの短期集中で行った。

加えて今年は教員免許更新の年であり、大学や短大に行って
更新講習を受けなけるか、もしくは通信で更新講習を受けることになる。

吉見町にある某短大の、人気の教員免許更新講習

吉見町の短期大学は1つしかないので、どこだか分かってしまうが、
私の自宅から近いこと、昼食が非常~においしい!ということ、
うちの教頭おすすめの免許更新講習であることからここを希望した。

今年は、旧教員免許状の34・44・54歳だけでなく、
新教員免許状の、大学を卒業してから10年の人(32歳)もいるため
免許更新講習の倍率が上がっているという。

ここの講習の募集定員が130人のところ、今年の応募人数は280人、
人気の短大である。抽選によって決まると応募用紙に書いてある。
抽選で外れた場合、『確約書』が送られてきて
来年度に免許更新講習を受講することが確約してもらえるらしい。
去年抽選で外れて、今年は『確約書』があるから通ったと
言っていた先生もいた。

しかし実は抽選だけでなく意図的に選ばれている人もいるように
思われる。同じ授業を受けた先生方からの話を聞くと、
他県(千葉や神奈川)からこのために来たという人もおり、
「以前、ここの教授にお世話になって」「バレー繋がりで…」という。
「知り合いだったら教授も受けさせてあげたいだろうしな~」とは
思うが、実際に外れている人も居るので(私の友人も!)
なんだかこの話を聞いて、少し残念な気分になった。

免許更新講習で何を学ぶのか

話を戻そう、ここの短期大学の講習期間は8月7日~11日の5日間。
(短大の教務課長さん(?)からブログに載せる許可は得てある。)
経験年数に関わらず、小・中学校、高校、特別支援学校の教員が
いくつか選択肢はあるものの、同じ授業を受けることになる。

どの授業も座学とともにグループワークがあり、
周りの先生の意見や経験談を聞くことができて非常に良かった。
必修の授業と、私が選択した授業を簡単に紹介する。
・8月7日【選択:特別活動としてのレクリエーションゲーム】
 アイスブレークからさまざまなイニシアティブゲームを体験した。
 新しいクラスでの関係づくりだけでなく、日々の授業でも使える、 
 今回の講習では一番楽しい授業であったと思う。

・8月8日【必修:最新教育事情】
 午前と午後とでは先生が異なる。
 午前は『教職についての省察』ということで、グループ活動から
 自分の強みを知り、周りの人の強みを知ることで
 チーム学校・チーム体制をつくるために必要な関係性を学んだ。
 午後は『運動不振の心理』で、ザ☆授業であった。

・8月9日【選択:対話で考える・対話を考える~子ども哲学~】
 子どもの哲学はeテレで見てから興味があり、実際に学べて
 良かった。対話の始め方や、コツ、対話の際のルール、
 授業への取り入れ方など参考になることが多かった。

・8月10日【選択:子どもたちの食を通じた健康づくり】
 子どもの食事に影響を及ぼすものを知るとともに、
 子どもの食育、熱中症に関しても学ぶ良い機会になった。
 授業で行った実験は、私も学校でやりたいと思った。

・8月11日【選択必修:国際理解・異文化理解教育】
 周りを理解するためには、まず自国を理解することの重要性を
 学んだ。また海外の人からは「日本人は英語が話せない」と
 思われていることを始めて知り、期待されてないなら
 うまく話せなくてもいいのだと英語を話すハードルが下がった。

他に保健体育の先生だけが選択できる授業に『ゴルフ』や
『バレーボール』などがあり、体育の先生に人気のようである。

なお、どの授業にも学んだことについての試験(テスト)がある。

実は…ここの短大の一番の魅力 ~昼食会~

5日ある講習のうちの2日間、全員に昼食会が開かれる。
学長主催の昼食会と、理事長主催の昼食会である。
昼食会以外の学食も安くて十分においしいのだが
この昼食会に出される昼食は非常~においしい!
授業の先生がおいしいよ~とハードルを上げておいても
そのハードルを軽く越えてくるくらいのおいしさである。
それもそのはず、武蔵野調理師専門学校の日本料理の先生による
おもてなし『昼食会』なのである…。
これ目当てに申し込んだといっても過言ではない程…。

まだ教員免許更新講習をやっていない先生方、お勧めです。
募集に対して応募人数がとても多かったということで
H30年度は冬季にも免許更新講習が開催されるそうですよ。
おわり。

こんなNPOをつくりたい!野望内容の整理

なぜNPOなのか?

以前にも載せたが、地域には子育てする力がある。
子育て中の家族や、子どものために必要だと思われる
NPOの事業を考えてみる。なぜNPOなのかというと、
町に相談に行った際に、町は1から学童をつくる気はなく
仮に、町(国)のお金で学童施設を作った場合は、
学童以外の利用ができないことがあげられる。
学童だけでなく、他にもやりたいことがあるためNPOを作って
町ぐるみで子どもを育てていきたいと思う。
(あと私がワンマンなので、みんなと一緒につくるほうが
周りの話が聴けて活動の幅が広がると考えている!)

1. 誰でも学童

滑川町の学童事情にも理想を述べたが、送迎をすることで
宮前小でも月の輪小でも福田小でも滑川幼稚園でも
誰でも利用できる学童をつくりたい。

以前の理想に加えて“誰でも”の中に、特別な支援を要する子ども、
特別支援学校に通う子どもも含めたいと考えている。
今週、教員免許更新講習で小学校の先生や特別支援学校の先生と
対話する機会があり、発達障害を持った特別な支援を必要と
する子どもの教育現場の大変さを感じた。
小学校の先生は、通常学級の他の児童も見つつ、
発達障害のある児童のこともフォローしなければならないという。
先生の負担は大きい。本来は特別支援専門の先生が必要である。

そしてその特別な支援の必要な子どもも学童を利用したい、
保護者の事情で放課後預かってほしいという児童もいると考える。
障害をもつ子どもが生まれたから親がその子のことを一日中
見てなくてはならないとか、発達障害の子どものことは親だけに
任せておけばよいとかといった考えは違うと思うし、
そういう子も含めて地域で受け止める・受け入れることで
負担の大きい家庭を支えられることに繋がるのではないかと思う。
もちろん私には専門性がないので特別支援専門の先生が必要になる。
理想は理想だが、これが可能になれば本当に“誰でも”学童だ!

特別支援専門の先生で、
この野望に興味のある先生はいらっしゃいませんか?

2.だれでも居場所

土曜日に、月1回からでも良いので学童を開放して、
誰でも遊びに来られる場所を設けたい。
誰でもは、幼稚園、小学生、特別支援の必要な子ども、中学生も
高校生も、乳幼児も、その保護者も、気軽に遊びに来て
いろいろな思いを発散していける場があれば良いと思う。

この事業の1つに『子ども食堂』も考えている。
午前中から子どもたちや地域の方と一緒に料理をして
自分たちで作ったごはんを食べることも良いかもしれない。

食育が叫ばれて久しいが、『早寝・早起き・朝ごはん』や
食事をバランスよく食べること、食事をみんなで食べることは
実は、親の影響(経済的・時間的な制約など)が大きいと思う。
まだ自分で作ることができない子どもだからこそ、
周りが栄養バランスを意識する必要があるし、食事の楽しさは
一緒に食べる人がいることで生じると言われている。
子どもは、給食がある日とない日では栄養に偏りが生じる。
学校だけでなく、家庭での食の意識も重要となると思われる。
家庭で十分にできない場合は、やはり地域の出番だと思う。
夏休みになったら、ずっと一人でコンビニ弁当…という子ども
夏休みになったら、夏休み前よりも痩せてしまう子ども…。
その子の親はほっといて欲しいと思うかもしれない、
家庭にまで口を出してほしくないと思うかもしれない、
おせっかいかだとわかっているが、
それで、ほっておいたら子どもはどうなるの…?と考えてしまう。
地域も、一緒に子どもを支えたいと思う!

3.放課後“無料”学習支援室

学童の勉強スペースを利用して、
学童の終わる、放課後18時頃~20時頃まで、できれば土曜日も
親が勉強を教えられない子ども、塾に行っていない子ども、
親が夜遅くまで働いている子ども…だけでなく、
塾に行っていても行っていなくても、小学生~高校生まで
誰でも利用できる無料学習支援室をつくりたい。

基本的には自習の形式で、必要に応じて勉強の仕方を教えたり
質問に答えたり、宿題をサポートしたり、受験の相談にのったり
子どもたちが無料で勉強できる場を作りたい。

スタッフは、私などの教員だけでなく
地域の方にも参加してほしいと考えている。
子どもがいろいろな大人の意見・考えに触れることは、
子どもの世界が広がることに繋がる。
さらに世界が広がる・色々な視野をもてるということは、
クラスなど狭い範囲で行われる“いじめ”にも屈しない、
自分で道(逃げ道でも!)を切り開けることにも繋がる。

最後に…

この野望のうち、1『誰でも学童』は一番求められているが
一番難しいことであると感じる。
施設をつくることのハードルが非常に高い。
NPO補助金が出るかどうか…皆から寄付が集まるかどうか…
まだわからないことが多い。もっと調べてからまた発信する。

出来そうな活動といえば、2『誰でも居場所』で、これは
施設をつくらなくても既存の〇〇センターの部屋を借りて
月1回から定期的に可能であると思われる。
3『無料学習支援室』は、あくまで無料なので、
施設を借りるわけにもいかず、学童の施設をつくってから
その学習スペースを利用することになると思う。

現状だと、野望のままなので理解者・協力者がいないと
できない活動ばかりです。よろしくお願いいたします!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

子育て支援員研修に申し込んでみた

埼玉県が(株)ポピンズに委託している事業

埼玉県HPから健康福祉→児童福祉→支援・補助のページから
『H30年子育て支援員研修の申し込み等について』を開くと
ポピンズの募集ページのリンクがあり直接申し込める。

将来(近いうちに?)理想の学童を開くべく、
はじめの一歩として放課後児童クラブの研修に
申し込むことにした。

放課後児童コース

放課後児童コースは、埼玉県に在住か在勤の人で、
埼玉県内において保育や子育て支援分野のなかで、
放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の補助員の
職務に従事する人、および従事することを希望する人を
対象とした研修である。

私は現在教職で、放課後児童クラブで従事してはいないが
“従事することを希望する”ので、こちらに申し込んでみた。

こちらのコースでは、
基本研修(2日)→専門研修【放課後児童コース】(2日)
子育て支援員に認定(修了証の交付)となる。
各研修にはテストがあるようだ。

基本研修が免除になることもある。
『保育士』か『社会福祉士』の免許を有するもの。
他に、幼稚園教諭、看護師または准看護師の資格を有し
児童とかかわる業務に1年以上の業務経験を有すもの。
この場合、資格の写しや従事先などを記さなければならない。

野望は野望ですが…

私の場合、幼稚園から高校までの教員免許は持っているが、
幼稚園勤務ではないため、この条件には当てはまらないと
判断し特に免除を希望しなかった。
また最新の『児童期』の教育事情を学びたかったこともある。

研修は全部で4日あり平日にもあるので仕事を調整しなくては
ならないが、実際に行ってみて自分が学んだこと・思うことを
また改めて記したいと思う。

児童の心と保護者の思いを受け止めて、
誰にでも居場所がある、ここにいていいんだと思える学童を
つくりたいと思う。
真に勝手な思いですが、応援よろしくお願いいたします!

滑川町『おはなし会』事情

滑川町図書館のお話会

滑川町の図書館のおはなし会は2つのボランティアグループによる。

・おはなしの部屋 きらきら
 毎月第2・第3水曜日 午前11:00~11:30、
 場所は、滑川町図書館の1階 おはなしコーナー。
 乳幼児を対象に、手遊び、絵本、紙芝居などをする。

・おはなしサークル プーさん
 毎月第3土曜日 午前11:00~11:30
 場所は、同じく滑川町図書館の1階 おはなしコーナー。
 こちらは幼稚園年少~を対象として
 手遊び、絵本、紙芝居をする。 

他に、この2つのグループが合同で行っているおはなし会が
『七夕おはなし会』と『クリスマスおはなし会』で
滑川町図書館2階、午前10:30~11:30頃まで行われる。
 手遊びや簡単なゲーム(?)、大型絵本、紙芝居、
最後にはスペシャルゲストとしてターナちゃんが来ることも。

滑川町図書館以外の、滑川町のおはなし会

滑川町図書館以外にも、おはなし会は行われており
ハルム保育園の『子育て支援センターすくすく』では
月1回程度、乳幼児対象のおはなし会がある。
日にちは、毎月出されるカレンダーで確認する必要がある。
月初めの予約日に直接行く(午前中)か電話(午後から)にて、
予約が必要となる。

他には、毎月第1・第2・第4水曜日に、
滑川町保健センターで行われている、滑川町愛育班による
『あそびの広場』でも絵本の読み聞かせがある。

あとは六軒集会所で行われる子育てサロン『ひまわり』でも
絵本の読み聞かせをやっていたと思う。

実はおすすめ、『小川町図書館のおはなし会』

親子で楽しむおはなし会として、
毎月第1・第3水曜日に行われている。
 小川図書館のおはなし会の良さには、次の3つが挙げられる。

1つ目は、年齢別の内容になっていること。
 0歳児は10:20~10:50、大会議室
 1歳児は10:20~10:50、視聴覚ホール
 2歳児は11:00~11:45、視聴覚ホール
2歳のおはなし会が終わるのが、お昼近くになってしまうため
よくお弁当をもっていって、食べてから帰った。
(帰りの車で寝るので、そのまま家でそ~っと寝かせていた。)

2つ目は、『わらべうた』を多く取り入れているということ。
わらべ歌の歌詞のプリントももらえる。
ぎっちらこ、ちゅうちゅうちゅう、馬はとしとしなど
子どもが大好きなわらべ歌が多い。

3つ目は、「〇〇ちゃん、あーそーぼー!」と名前を
呼んででくれること。毎回出席確認をして名札をつけるので、
たくさん声をかけて一緒に遊んでくれる。
私は兄弟で遊びに行っていたので、上の子はママが、
下の子はボランティアさんが抱っこして手遊びをしていた。

他に小川図書館では、土曜日の午後3時~のお話し会や
ぬいぐるみお話し会などのイベントも開催されている。

終わりに

おはなし会は、子どもだけでなく親も楽しめるので、
よかったらぜひ参加してみてほしい。
楽しいだけでなくて、子どもの教育にも、とても有益である。
絵本が子どもの成長に良い理由はまた別の機会に述べることにする。

小学校の登下校事情

山の上の宮前小学校

以前の記事にも書いたが、滑川町の小学校は非常に遠い。
特に遠いのが、学区の広い宮前小学校と福田小学校。
宮前小学校は、森林公園駅から徒歩1時間、山の上にある。
遠い子は朝6時台に出発して、8時頃にようやく小学校につく。
この遠い距離を、ゆとり世代よりも厚くなった教科書が入った
ランドセル(10Kg近くになることもある!?)を背負って
夏は非常に暑い中、冬は朝まだうす暗い中、通うわけである。

低学年の子は、少し前は幼稚園生。
宮前小学校に隣接する町立滑川幼稚園卒園の子どもが多い。
滑川幼稚園までは今までこの距離をバスで通っていたが
小学生になったとたんに急に4月から徒歩通学である。
まだ体力のついていない子どもには厳しい道のりである。

先輩ママの情報によると、実は以前“署名活動”をして
この大変な通学に対策を求めた時期があるという。
しかし役場に提出しても何も変わらなかったということだ。

役場に質問してみた

H30年5月に起きた新潟の小学生下校中の殺人事件を受けて
滑川町に登下校の安全対策についてどのようなことをしているのか
滑川町HPのお問い合わせフォームから質問してみた。

質問メールの大まかな内容

新潟の事件を受けて保護者は非常に不安に感じていることから
小学生の登下校中の安全対策について教えてほしい、
スクールバスの導入はどうか、
費用が厳しいなら幼稚園バスを(園児を送迎していない時間に)
利用する手はないのか、
長時間、重いランドセルを背負って通うことは児童に負担が大きい
というようなことを送った。

滑川町からの返信メールの内容

返信は、滑川町教育委員会から来た。
こちらの不安に理解を示してから現状維持でいくことを示す内容だった。
以下に返信メールの内容をまとめた。

『スクールバス導入についてはH16年スクールバス検討専門委員会
(現在は廃止)で何度も議論されたが、財政面などの課題が多く
導入には至らず。幼稚園バスの運用は、運行時間や座席のサイズ、
台数不足等により現実的ではない。

通学路の安全確保のため、いち早く通学ボランティア制度を開始し、
交通指導員やスールガードリーダーといった様々な形で子どもたちを
見守っている。教職員も朝の集合場所や交差点にたち見守りや指導を
実施している。

町でも通学路として必要な道路の安全対策は、優先的に早急な対応を
図っていく。』

返信メールにもう少し、ねばってみた

スクールバスの導入が厳しいことはもともと知っていたので
幼稚園バスの利用をもう少しねばって質問してみることにした。

追加の質問メールの内容

まだ体力のついていない低学年のみの利用であれば
児童の負担軽減にもなるし、
体もまださほど大きくはないので幼稚園バスのサイズでも
乗れるのではないか、
また運行時間に関しては、下校時は学年によって時間が異なるので
朝のみの利用はどうか。
今まで朝7時前に出発していたので、低学年のみの利用であれば
3台の幼稚園バスで数回ピストン輸送をすれば
幼稚園児の送迎時間(朝8時)に間に合うのではないか、
これからも児童が増えることを考えるともう一度ご検討願いたい
というようなことを送ってみた。

教育委員会からの返信メールの内容

やはり、厳しいとのことである。以下、返信メールをまとめた。

『町全体で公平・平等にサービスを提供するため、福田小学校、
月の輪小学校も同様に検討すべき。

幼稚園バスについては、現在3台で朝8時に準備、8:10に出発
町内9つのコースを間隔を空けずに巡回し、9:45に幼稚園到着。
8時までの時間であれば使用可能であるが、ドライバーの連続運転
時間が長くなり身体的負担や安全面を考慮すると交代要員(新たな
ドライバー)が必要となる。

車両に目を向けると「幼児用のバス」として設計されているため、
小学生には座席の間隔・形状・シートベルトの有無などに問題がある。
低学年で体格的に差がなくても「幼児用バス」に小学生を乗せて
学校へ送迎することは、法令順守や安全管理上の観点からもできない。

加えて、バス利用対象地域の設定(不公平感)、登校時の児童の掌握
(出欠席の確認)、添乗員の必要性、乗降場所の確保、
保護者負担額の導入などの課題もある。
バス導入による「児童の負担軽減」「登下校時の安全確保」などの
メリットは理解できるが、「縦割り活動の意義」「社会規範の学び」
「保護者・地域とのコミュニケーションの機会」など、通学班登校
による教育的なメリットも損なわれる。』

結局のところ…

滑川町の小学校登下校事情は、このままずっと進めていくようである。
まぁ署名活動しても動かなかった町なので
たかが私のメールでどうこうなるとは思ってもいなかったけれど
もうこれは滑川町の町会議員になって変えていくしかないかな!?(笑)