教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの!勝手に!滑川町改造計画

教員ママの野望と活動と子育ての記録。

滑川町町民体育祭に参加してみた

滑川町の体育祭

第34回町民体育祭がH30年10月7日の今日、行われた。
滑川町に引っ越してきてから初参加である。
10月だというのに非常に暑い中、大人から子どもまで
たくさんの人が参加しに来ていた。

町民体育祭は、予備日はなく、実施の有無を朝6時に
防災無線で知らせるというシステム。
総合運動公園グラウンドで、朝8:00選手集合、
8:15入場行進、8:30開会式。

プログラムは、小学生、中学生がメインのものから
年代別に大人だけで行うものまでさまざまだ。
50m走、100m走、ゲート通過リレー、
滑川幼稚園年長さんによるお遊戯、中学校部活対抗リレー、
むかで競争、60m走(40歳以上)、1000m走、
ボール送りリレー、小学校親善リレー、
滑川音頭および昼食、長縄、紅白玉入れ(40歳以上)、
スポーツ少年団リレー、綱引き、年代別リレー、
体育祭クリーン大作戦など。
参加選手は、予定時刻の20分前に集合すればOK。
すべてが終了するのは15時くらいである。

ボール送りリレー

 私が参加する予定はボール送りリレー。11:40開始である。
ちょっと遅めなので、朝から行くと子どもが飽きちゃうし
疲れちゃうし…と思い、開始1時間前に行くことにした。
行ってみて驚いたのは駐車場。満車満車で、
駐車場に向かう細い道にも路上駐車がたくさん。
まだまだ入ってくる車があるのに、警備員さんもおらず。
仕方ないので車を降りて先に色々見て回って空きを探した。
ちょうど出る車があったので停められたが
こんなに混むとは思っていなかった…。

さて、ボール送りリレーは、どんな競技か紹介したい。
言葉だけ聞くとイメージは、頭の上に手をあげて
大きめのボールをみんなで渡していく…ように感じる。
しかし、これが意外と地味にハードなものだった。

年代別に男子5人と女子5人が交互になり、さらに
立つ人、座る人、立つ人、座る人と交互になる。
立つ人の股の下・座る人の頭の上にバスケットを通していく。
一番後ろの人まで回ったら、その人はボールを持ったまま
カラーコーンまで走って戻ってきて、列の先頭に並ぶ。
今度は立っていた人が座り、座っていた人が立つ。
そしてまたボールを回して、全員が走ったら終わり。

何がきつかったって、前屈なんてめっきりしてないから
体が硬い(笑)。立って、座っての動作がきつい。
久々の全力疾走がきつい(笑)。
これは、事前練習しているかどうかが重要かもしれない。
うちの地区はどうやらマイペースなようで、
練習ボールすらなく、ぶっつけ本番だった。
(他の地区の動きをみて覚えて~と言われた(笑))
本番直前、一生懸命練習している地区も多かった。

それぞれの字(あざ)の熱意&お弁当事情

体育祭に熱心だったのは、『六軒』や『月の輪』などの方。
若い世代が多いからか?、本番に向けて練習もしていた。
『都』はちょっとマイペースで、熱心な参加者も少ないらしく
ケガしなければいいかな…という感じ。
年齢不問の長縄跳びも、『都』は出る子どもが
幼稚園生~小学生程度だが、熱心な地区は小学生高学年中心で
中学生もいたのではないかと思われる。
地区によって全然違って興味深かった。

もう一つ、地区で違うのは、お弁当!
登利平のお弁当の地区もあれば、
豚汁かな?お鍋がセットされていて配られていた地区もあった。
都は仕出し弁当のマルイ。都にあるお店である。
お弁当は選手とその家族にも地区が用意してくれる。
昼食の心配をしなくて良いというのはありがたいことである。

地区によっては、この体育祭が終わった後、
夕方から『お疲れ様会』が行われるようである。

最後に

『地域で子育て』を訴えていることもあり、
地域行事にも積極的に参加したいと考え今回参加した。
久々に体を動かした(笑)楽しかったし参加してよかった。
地域の人とのかかわりは少なかったので、
また来年も挑戦できればいいかなと思う。

体育祭では、スポーツ少年団の子どもたちも
たくさん参加していた。スポーツ少年団は、
『地域で子育て』をする1つの方法であるのだと感じた。
スポーツ少年団のように、小学校区に関係なく
地域に友達や、信頼できる大人がいること、
地域に居場所があると思えることが大事だと思う。

また、小学生以上の子どもをもつ家庭は多く参加していたが
幼稚園以下の子どもしかいない家庭の場合は、
参加率があまりよくないように思う。
幼稚園でも年長さんのお遊戯しか参加競技がないからか?
4歳・2歳のウチの子は、ママの応援しかできなかった。
あと、小学生の子どもをもつママ同士のグループのような
人間関係が出来上がってしまっていたので、
地域の中で、新しく人間関係を始める大変さも感じた。

女性教員という仕事と、育児事情

教員の育休事情

育児休業

出産すると申請により手当てがもらえる。
出産費は、互助会と共済組合からもらえるので、51万円。
あと「すくすくギフト」という育児関連品が載った本の中から
品物を選んで(物によっては追加で費用がかかるが)もらえる。

教員の育休は、子どもが3歳になるまでとれる。
この期間中は、臨時教員の先生が来てくれて安心して休める。
育児休暇中の6か月までは、給与の67/100の育休手当が出る。
6か月~1歳までは給与の半分が出る。
私は上の子に続けて下の子を産んだので、4年間育休を貰った。

仕事復帰の方法~短時間勤務~

教員にも小学校入学前の子どもがいる場合、短時間勤務の選択ができる。
いくつかパターンがあり、4時間55分×5日、7時間45分×3日、
3時間55分×5日、7時間45分×2日+3時間55分×1日、から選択可能である。
しかし育休も長く貰っているし、短時間勤務のために他の先生に
(臨時教員か時間講師かは分からないが)来てもらうのも気が引ける。
教頭先生に「実際に短時間勤務する人ってどれくらいいます?」
と聞いたところ、「あんまり居ないよ」と言われた。
さらにウチの学校には短時間勤務を希望する、
同じく今年復帰の女性の先生がいるので、なおさら取りづらい。
結局、私は覚悟を決めてフルタイム復帰をすることにした。

育児をしながら、女性が教員をすること

女性の先生には、子どもがいて預けて働いている人もいれば
親御さんと同居で祖父母が子どもの面倒もみてくれている人、
子どもが大きくなって手を離れた人、子どもがいない人など様々だ。
続けて子どもを産んで、長~く育休をとっている人もいる。
仕事に復帰すると、周りの先生方から
「大変だね、頑張ってね」「子どもが泣くのは最初だけだから」
「私も子育ては保育園と学童任せだったわ~学童様様」などの
声をかけてもらった。

私の場合、復帰した今年は『学年外』だった。
つまり担任も持たないし、副担任もしない。学年に所属しない。
授業以外のお仕事である『分掌』や『部活』も比較的、
子育てを優先にして動けるような状態にしてくれた。
大変なのは、授業であった。
今年復帰して、今年は学校内で一番授業が多い。
教科書も内容も、育休前とだいぶ変わっている。
毎日必死に勉強している。

教員は、働きだしたら実はあまり平日は休めない。
「公務員は休みが取りやすいでしょう」と言われるが、、、
担任ではないので、授業がなければ休みが取りやすいハズだが、
授業がみっちり入っているのでなかなか休みが取りずらい。
授業を調整して、交換してもらって休みを貰う。
もしくはテスト期間中や、夏休みなどに休みを取る。

フルタイムで働くと朝5:00頃起きて夕飯まで作り、
7:30に家を出て、夕方5:30に帰るから
毎日、家でも忙しい。基本ワンオペ育児である。
もちろん復帰前にルンバを購入した(笑)
『貰えている休み』は多いけれど、『使える休み』は案外少ない。
子どもの皮膚科にも行きたいし、私の病院にも行きたいし。
忙しい忙しいと言いながら、時間をつくって行いたい野望もある。

ちなみに…これが『小・中学校の先生』ならもっと大変だと思う。
小・中学校は、担任をもつのが当たり前で(特に小学校は!)
新任の先生でもだれでもすぐに担任をもたされる。
中学校は担任に加えて、さらに部活が熱い。
学校によっては考慮してもらえるところもあるだろうが、
夕方は仕事(部活)とお迎え時間との闘いだろうと思う。

仕事復帰に伴う、保育園入園の難しさ

私は下の子が2歳になった年の、次の年度(H30年4月)から
仕事復帰をすると決めた。
しかし滑川町の保育園では2歳児が多く、当初は待機児童になった。
待機児童なので、上の子の保育園に下の子の1日預かりをお願いしつつ、
祖父母にもウチに来てもらって面倒をみてもらった。
(H30年10月現在、引っ越した子がいて保育園に入園できた。)
保育園への入りやすさを考えると1歳になった年の、次の年度の
4月からがオススメかもしれない。(1歳クラスへの入園)
0歳クラスから1歳クラスに上がるとき人数が必ず増えるためである。

女性教員の場合、1歳になった年の、次の年度か、
2歳になった年の、次の年度からの復帰が多いと思う。
3歳までは育休が取れるが、3歳になったタイミングで復帰は難しい。
3歳になったタイミング(年度途中)で、
保育園に空きがあるかどうかはわからないということと、
(やはり4月入園からが入りやすいと思われる)
年度途中だと、復帰を受け入れる側(学校側)が難しい。
もちろん本人の希望ならば、復帰を受け入れるのだろうが、
学期途中の復帰や3学期からの復帰(臨任の先生と交代)では
生徒も混乱するであろう。

3歳まで育休が取れるのならば、もう少し伸ばしてほしい。
3歳になった年の、次の年度の4月から復帰ができれば、
子どもの預け先に幅が広がる。
保育園だけでなく『こども園』や、幼稚園の『延長保育』も
選択肢としてあげることができる。
2歳では基本的に『保育園』しか預け先がないため
待機児童問題に悩まされることになる。

終わりに

教員をやっているが、教員だけでなく母親でもある。
仕事も大事だが、子どもはもっと大事だ。
学校だけでなくすべての職場において、
もっと柔軟に休みをとれるようにしてほしい。
できれば育休も全ての職場で
3歳の次の年まで取れるようにしてほしい。

『子育て=女性の仕事』ではなく、『家庭』だけでなく、
社会・地域で子どもを育てる意識を持つことが大切だと思う。
子育て中のママを一人にしないで。
働くママをこれ以上追い込まないで。
地域関係の希薄化は悪いことしか生まない。
もっと地域で声を掛け合って、みんなで子育てしたい。
女性の働きやすい環境とともに、子育て環境を整えることが、
少子化対策にもつながる。

安倍首相も、吉田町長も、口だけでなく、
『子育てしやすい環境』をしっかり整えてください!

 公務員という恵まれた立場にも関わらず
贅沢を言って申し訳ありませんでした。

 

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保育園は『かわいそう』なところじゃない

乳幼児の発達

3歳児神話は嘘?

「三つ子の魂百まで」ということわざがあり、そこから
「子どもは3歳までは母親がちゃんと育てないと、その後の成長に
悪影響を及ぼすのではないか」と以前は言われていたらしい。
しかし現在では、この神話には合理的根拠がなく、人は
生涯にわたって発達していくものであるといわれるようになった。

例えば、特定の人との信頼関係を築く『愛着』という言葉がある。
子どもは安心感がもてる『愛着』を感じられる相手がいると、
その相手を安全基地として色々なものに挑戦することができ、
不安や失敗を感じたらまた安全基地に戻ってくる。
『愛着』は生後6が月~1歳半のときに一番得られやすいとされる。
しかしこの時期に愛着を得られなくても、
後から身につくことがわかってきた。

以前は『臨界期』という時期があり、この時期を逃すとその能力は
身につかないとされていた。
しかし今では『敏感期』という考え方が中心となってきていると
先日の子育て支援員研修で学んだ。
『敏感期=物事を学ぶのに最も適した時期』とする考えである。
つまり最も適しただけで、その時期を逃がしても、
後から多少時間がかかるがちゃんと身につくと考えられる。

だいたいの発達の流れ

生まれて1か月を新生児と呼び、この時期の運動は
自分の意志とは関係なく、反射的に行っている。
これは学ばなくても初めから備わっているもので、
生きていくために必要な反射である。
口の周りにものをもっていくと、振り向く行動は
『口唇探索反射』といい、おっぱいを咥えるのに役立つ。
『吸てつ反射』はおっぱいだけでなく、指でも吸う(笑)

3~4か月頃に首がすわり、
7~8か月頃にお座りができるようになり、
10か月頃につかまり立ちをしていく。
1歳半までには一人で歩けるようになる。
と言っても個人差が大きく、ウチの下の子どもは遅かった。
1歳でつかまり立ちしてから、一人で歩き始めたのが1歳8か月。
それまでハイハイ中心&手をつないで歩く日々であった。
もうすぐ3歳になるが、ペンギンのように走り回っている。

本来、乳児は1歳未満の子どもを指すが、
保育園では2歳までを乳児クラスとするところも多い。
1~2歳の乳児は、自分で意識的に行動しはじめる。
例えば、タオルを噛むと痛くないけど、指を噛むと痛いから
これは自分の指だと知る、自己認知や、
自分以外に他の人がいるのだと気づく他者認知、
さらに他者の意図を理解するようになったり、
自己主張が始まったりする。うわさのイヤイヤ期である。

保育園の一日

保育園の一日は朝が早い。ウチの子の通う保育園を例に挙げる。
ウチは朝7:30、登園→ほとんどの子どもが朝9:00までに登園。
子どもが集まったら朝の会をして、その日の活動を行う。

活動は、体操、散歩、プール、工作、絵を描く、お歌、
手遊び、英語のレッスンなどが行われている。
この活動は保育園によって違いがある。
お茶や英語、太鼓など習い事に似ているところもあれば、
活動を具体的に決めずに、子どもの遊びから活動に
発展させていく保育園もある。

その後、11:30頃~給食、13:00~15:00お昼寝、
起きたらトイレにいって、おやつ。
帰りの会をして、それぞれ保護者が迎えきた時間に帰っていく。
ウチは17:30にお迎えに行くことが多い。

また、保育士は『保育のプロ』である。
子どもの発達は、連続的ではあるが常に一定に進むわけではない。
停滞したり、ときには戻ったり、急にできるようになったり
しながら日々、成長していく。
保育士の関りは、子どもの発達度合、性格や個人差によって、
子ども一人ひとりに合わせた『支援』である。
保育士も人なので、他人の子育てが大変に感じることもあるだろう。
保育士どうしが協力し合って、預かっている子どもたちのために
頑張ってくれているのだと思う。

保育園と幼稚園の違い

保育園は長時間預けてかわいそうだから、
幼稚園に預けて短時間で働こうというママも多いだろう。
保育園の『保育所保育指針』、幼稚園の『学習指導要領』とも
次のことでは共通している。
①子どもと保育者との信頼関係を基盤とする。
②子どもの主体的な活動を大切にし、適切な環境の構成を行う。
③子ども一人一人の特性と発達の課題に即した指導を行う。
特に3歳児以上の“教育的”機能に関してはほぼ同じ内容となっている。
文部科学省より)

経験からしても、幼稚園も保育園も活動はそんなに変わらない。
大きな違いは、保育園は教育と保育が一体になっていることだと思う。
保育園は生活の場でもあるので、基本的生活習慣なども身につける。
一日の流れの中で、焦らず、時間をかけながら成長していける。

おわりに

女性は「育児は母親がするもの」と思いがちである。
私の母は専業主婦で、保育園に行く子ども(孫)たちを
「かわいそう」だと言った。
しかし、私は保育園はかわいそうな場ではないと思う。
子どもがママと一緒にいたい気持ちはわかる。
ママも一緒にいたいと思う。でも私は働くという選択をした。
私の人生は私のものだからだ。

例えば『愛着』は子どもが成長する上で必要な要素だ。
この人は何があっても大丈夫という安心感から愛着は生まれる。
安心感を与えてくれる存在は、母親だけでなく、
保育士でも、祖父母でも良いはずだ。
愛着は母親一人に限定する必要はないと思う。

子どもには保育士のもとで安心して、日々過ごしてほしい。
保育園では、たくさん遊んで楽しく過ごしてほしい。
そして、保育園から帰ったら思う存分、抱っこしてあげたい。
思う存分、子どもの話を聴いてあげたい。
(上の子はあまり保育園の話をしてくれないが…)

子どもの人生は、子どものもの。
結婚しても、子どもを産んでも、私の人生は私のもの。
女性が自分で自分の人生を決めることは、
今後の子どもの人生観にも良い影響を与えてくれるだろう。
働く女性のみなさん、頑張りましょう。

父親・育メンについて考える

『育メン』なんていうサポーターは、いらない!

子育てにはサポーターが必要だが、パパはサポーターではなく親だ。
ママとともに一緒に子育てをする『親』という意識を共有したい。
男性のみなさん、先に謝ります。生意気言ってすみません。
ということで、今回は男性の家事・育児について書きたいと思う。

日本は昔から、家事・育児は女性がするという固定観念がある。
昔と言っても、江戸時代までは農業中心であったから
家族で働いて家族で子どもを育てていたと考えられるので、
この固定観念は、サラリーマン+主婦の家庭が増えた
戦後、わりと最近、流行った考えなのだろうと思う。

日本では父親の家事・育児時間が母親に比べて極端に低いことは
よく知られている。具体的に、他国の6歳未満の子どもの父親と
日本の6歳未満の父親の1日当たりの家事・育児時間を比較してみる。
2016年内閣府のデータより。

スウェーデンの父親…3時間21分(母親5時間29分)
アメリカの父親…3時間10分(母親5時間40分)
・日本の父親…1時間23分(母親7時間34分)

どの国も母親の方が家事・育児時間が断然多いが、
日本の父親の家事・育児時間は、非常に少ない。
1時間23分のうち、育児に費やす時間は49分だという。
これではパパはサポーターとしか呼べない。
ほとんどの家庭で『ワンオペ育児』をしていることになる。
なぜ、こんなにも家庭に費やす時間が少ないのか、
男性の労働時間が長いからか…?

内閣府のデータによると、週60時間(8時間×5日+20時間)以上
働く人の割合は2005年以降減少しているというが、
2016年のデータ、現状としては、
30~40代の男性15.1~15.7%が週60時間以上働いているという。
つまり子育て期のパパの6人に1人が週60時間以上働いている。

共働きが増えている今でも、父親の家事・育児の参加が少ないため
女性ばかりが負担が増えていることになる。
女性の労働力はM字型と言われ、20代で上昇し、30代で下降、
子育てが落ち着いくる40代で再び上昇する。しかし、
多様な働き方に対応するための休業・再雇用制度なども不十分で、
保育園や学童などの子育て支援も足りていない。
女性は仕事と子育ての両立に悩んでいる人が多い。

ワーク・ライフ・バランス

これは、働きながら充実した私生活が送れるよう、
仕事とプライベートをバランスよく両立することだという。
1990年代から欧米で使われ始めた概念である。
この憲章について日本の内閣府は次のように述べている。

・就労による経済的自立ができること。
・健康で豊かな生活のための時間が確保できること。
・多様な働き方、生き方が選択できる社会にしていくこと。
仕事とプライベートのバランスが取れていない日本だから、
これからは、充実した私生活を送ることで、
仕事における生産性を高めることにつなげ、
企業と労働者、ともに有益なものにしていきましょうと。

さて、女性にとっては、それが本当に可能なのか。
別のデータを挙げてみる。
日本の女性議員の数は衆議院で10.1%、
参議院で20.7%(2018年4月現在)。
世界の国会議員が参加する列国議会同盟の調査によると、
日本の女性議員数は世界193カ国中158位だ。(2018年)

他にも、民間企業における女性管理職の割合について
内閣府のデータを挙げる。(H12年のデータしかないが)
係長31.2%、課長19.0%、部長7.4%。
意思決定の場に、女性が少ないということは
女性の声が政治・社会に反映されないということになる!

声を挙げたくても、挙げられない女性は多い。
家事と育児に追われ、親の介護まで抱えている女性も多い。
女性が働くことは、「自分が、勝手にやりたいから働く」と
思っている男性も、まだ確かに、いる。
仕事するなら家事もしっかりやってよねと。
仕事と家庭と子どもとやりたいこと全部選んで何が悪いのか。

男性は子どもが生まれると、どうしているのだろうか。
「じゃあ今まで以上に仕事を頑張ろう」と思うか、
「じゃあ育休をとらないとな」と思うか。
育休はまだ取りにくい社会だから、
せめて早く帰ろうと思う人は多いかもしれない。

子どもを産むと、閉鎖的になりがちな母親は、
自分の話を聞いてほしい。子育てを一緒に悩んでほしい。
ずっと子どもと一緒でストレスがたまる。自分の時間が欲しい。
なぜ、女性は子どもを産むと仕事を辞めたり、
働き方を変えるということを求められてしまうのか。
男性で育児休暇をとる人は少ないのに!

ウチの旦那のことで、申し訳ないが
旦那も実は「私が働くことに反対」している。
子どものそばにもっといてほしいからと。
旦那のお母さんもパートで働いていた人である。
旦那も子どものころは保育園で過ごしていた人である。
保育園はかわいそうなところじゃない!

 家事・育児について男女が平等になる日はくるのか?

最後に…

自分にとって子育てが一番だと思って、
仕事を辞める人がいることも、もちろん知っている。
女性が自分で考え、自分で決断したのなら大賛成である。
家庭の事情で仕方なく仕事を辞めた女性も知っている。

私がこの仕事(教員)を辞めようかなと悩むときは、
自分のしたいことがあるからだ。
子どものことはもちろんかわいいが、
子育てのため“だけ”に辞めるのではない。
自分で考えて『やりたいことをやる』ためだ。
子育てだけでなく、やりたいことがあるのに、
家庭か、仕事か、やりたいことか…
どれかしか選べないのは違うと思う。

本当に女性が求めることは何なのか、
政治や社会は声にならない声を拾ってほしい。
女性が『自分らしく』生きていくことを、選択しても
良いと思える社会をつくっていく必要があると思う。

 女性にもっと自由を!

埼玉県子育て支援研修~基本研修~

埼玉県子育て支援研修

以前の記事に、子育て支援研修に申し込んだことを載せたが、
今回は子育て支援研修『基本研修』を終えて思うことを書きたい。

埼玉県の子育て支援研修は、株式会社ポピンズに委託されており
埼玉県HP→ポピンズに直接申し込む。
子育て支援研修の種類は、大きく4つ。…の後は研修の対象である。
・放課後児童コース… 放課後児童クラブ(補助員)
・社会的養護コース…乳児院児童養護施設等(補助的職員)
・地域保育コース…小規模保育事業(保育従事者)
         家庭的保育事業(家庭的保育補助者)
         事業所内保育事業(保育従事者)
         一時預かり事業(保育従事者)
         ファミリーサポートセンター事業(提供会員)
・地域子育て支援コース…利用者支援事業・基本型(専任職員)
            利用者支援事業・特定型(専任職員)
            地域子育て支援拠点事業(専任職員)

このうちの、放課後児童コースに申し込んだ。
放課後児童コースには、『基本研修』と『専門研修』がある。
なお『基本研修』は、他の子育て支援研修の方も一緒に受ける。

基本研修について

基本研修は、今回は所沢市民文化センターミューズで行われた。
ざっと見た感じでは200人くらい居たかと思う。男性は1割程度。
基本研修初日、8月29日
・子ども・子育て家庭の現状
・子ども家庭福祉
児童虐待と社会的養護
・子どもの障害
・修了確認テスト

基本研修二日目、9月17日
・子どもの発達
・保育の原理
・対人援助の価値と倫理
・総合演習(グループワーク)
・修了確認テスト

25ページ程度の冊子が毎回配られ、先生の講義が中心である。
先生は、某短大の講師で、以前は保育士としてはたらいていた男性。
ご自身の経験談や子どもへの対応の例などを交えて話してくれた。
内容は、大学の教育学部で学んだようなこと(発達など)から、
最近の子どもについての話、児童憲章など法律の話など
広く浅く学ぶ。具体的な子どもの話としては乳幼児が中心である。
様々な子育て支援員が一緒に受けるので
児童の話が聞きたかったが、まぁそうだよねと思う。

面白かったのは二日目のグループワーク。
同じグループには、保育士の補助員さん、子育てを終えた主婦の方、
療育園の社会福祉士の主任さんがいた。
保育補助員さんの話で興味深かったのが
「子どもがケガをして保育園に来るときは一言教えてほしい」との
こと。頭を打っていた場合は、症状が遅れてくることもあるし、
虐待かと疑ってしまうようなケガのケースもあるという。

また、療育園の方の話も考えさせられてしまうような内容だった。
療育園は、保育園や幼稚園を断られた、特別な支援を必要とする
小さな子どもから、昼間は特別支援学校へ行って勉強して、
そのあと療育園で過ごす高校生まで、幅広い子どもの支援を行う。
言葉でのコミュニケーションが取れない子どもの場合は、
体で伝えてくるので、かまれたりすることもあるそうだ。
親が自分の子どもを受け入れられない場合は、
療育園に遅くまで長時間預けたり、
家庭で虐待してしまっているようなケースもあるという。
親に話しても解決しない場合は、児童相談所へ通告する義務がある。

療育園を卒業した子どもは、どうしているのか聞いてみた。
多くの子は作業所B型で働くという。
作業所B型は、雇用契約を結ばずに短時間で働く場所。
障害や病状が重く、長時間労働が難しい人が働くことが多い。
その分、給与は安くなってしまう。
雇用契約を結べるA型で働ける子どもも、たまにいるらしい。
支援を必要とする子どもやその家庭を支えることの難しさを
感じてしまった。

今回、とくに勉強になったこと

受容すること

受容とは「自らの先入観や偏見を排し、利用者のあるがままを
理解すること」だという。
カウンセリングの世界では「無条件の積極的な関心」というらしい。

例えば、保護者からの相談で
「私、最近イラっとすると子どもをたたいてしまうんです」と
言われ、すぐに「それはまずいですね」などと返すと、
それは保護者の相談を無条件で受け入れていないということになる。
人は無意識に良い・悪いを判断しがちだが、
それを捨てて保護者の話を積極的に聴く。

例えば「それはどういう時ですか?」
「夜?朝?ご飯の時ですか?」「いつからですか?」など
質問していると、相手からの情報が出てくる。
「夫が2か月前から出張で、朝忙しくて…」などの
背景を知ることができる。すると
「おひとりで大変だったんですね」「一緒に考えましょう」
などの共感をしながら保護者の話を理解できるという。

自己決定すること

「利用者が自分にかかわることを自分自身で決める」こと。
認知行動療法に使われる『ソクラテス的問答』を行うらしい。
これは「起こった出来事が問題ではない、その出来事を
どう認知するかが問題だ」という考え方だという。

例えば「朝、会社の同僚に挨拶したが、返事して貰えなかった」
という場合を考えてみると、
「Aさんは今、忙しいのかな」と思う人と
「私、Aさんに嫌われているのかな」と思う人で認知に差が出る。
後者の場合は、考えすぎて悩んでしまうケースもあるという。

この出来事に関して、質問をしてみる。
「それってよくあることなの?」「今日だけ?」
「Aさんとはよく話をするの?」「Aさんはそのとき何かしてた?」
など、相手から情報・状況を聴き、相手の気持ちを整理していく。
そして「じゃあ今度、同じような場面ではどうしたらいいかな?」と
最終的には、相手の自己決定へとつなげていくことが大切だそうだ。

これらは、大人だけでなく、4~5才からでも可能だそうで、
児童期や思春期を迎える子どもの対応でも必要なことだと思う。
大変勉強になった。

最後に…

10月には、放課後児童コースの『専門研修』がある。
仕事をしながらなので、なかなか休みが取りづらいが
今後の子どもたちのためにも頑張りたい。
また、研修を終えたらブログに記したいと思う。

NPO滑川町子育て隊(仮)については
まだ人が集まっていない状態である。
地域で子育てをする重要性については、
知り合いの滑川町民生委員の方にも相談している。
子どもの住みやすい滑川町にしていくためのNPO
興味のある人はご連絡ください。

namegawa-kosodate.hatenablog.com

お話し会にテレビ取材が来た!?

ケーブルテレビがやってきた

滑川図書館のお話し会は、
毎月第2、第3水曜の11時~の乳幼児対象のものと、
毎月第3土曜日の11時~幼稚園年少以上が対象のものがある。
私がボランティアで参加させてもらっているのは
土曜日の方の『おはなしサークル プーさん』である。

本日、9月15日(土)のお話し会に、ケーブルテレビ東松山さんが
取材に来た。職員さんによると11日に取材の電話がきたそうで
翌日12日と15日の両方を取材させてもらいたいとのこと。
12日はボランティアさんたちに取材の確認がとれずお断りし、
本日15日の取材となったそうだ。

取材は、図書館職員さんの手遊びの様子や、ボランティアさんの
読み聞かせをしている様子などをカメラで撮影するというもの。
他に、図書館でお話し会を実施する目的、
『おはなしサークル プーさん』の歴史などを振り返った。

サークル プーさんは、2003年お話し会をスタートし、
2004年にブックスタート事業を開始。
2007年からはブックスタートの絵本プレゼントに協力している。
現在まで15年間、滑川町の子どものために活動している。

ケーブルテレビでのお話し会の様子は、次の日程で放送される。
H30年9月18日(火)9:00・12:00・17:00・21:00
どの時間も同じ内容が放送されるようだ。

ブックスタート事業

滑川町ブックスタートは、乳児4か月検診(保健センター)に
合わせて実施されるという。私は滑川町で出産してないので、
滑川町ブックスタート事業を経験していないが、
今まで住んだことのある、ふじみ野市でも富士見市でも
だいたい10か月検診のときにブックスタートととして
絵本をプレゼントしてもらえた。
ふじみ野市富士見市は絵本を選べた。)
そのときのブックスタートでは、読み聞かせのメリット、
子どもにとって絵本が心の成長にとても良いこと、
親子のスキンシップにもなることなどを学んだ覚えがある。
このとき図書館お話し会についても聞いたりした。

滑川町の読み聞かせのボランティアをして、初めて知ったことだが、
このブックスタートは本をプレゼントすることだけが目的ではなく
実は「図書館は、小さなお子さん連れで来ても大丈夫ですよ」と
気軽に図書館を利用してほしいという職員さんの思いもあった。
お話し会を通して、絵本に親しむだけでなく
ママ同士、またママと図書館職員の交流する機会にもなればと
お話し会担当職員さんが言っていた。
私が自分の本を探している間、その職員さんが子どもたちと
遊びながら待っててくれたりすることもあった。
図書館はママと子どもの居場所の1つになりうると思う。

おわりに…

絵本は本当に面白い。昔からある絵本は懐かしく、深く、
最近の絵本もよく工夫されていて大人もなかなか楽しめる。
私がお話し会に参加する理由は、
自分では選ばない絵本に触れることができるからである。
色々な種類の本を選ぼうと思っていても、自分で選ぶと偏りが出る。
自分では選ばない本を、読み聞かせでは聞くことができるので
“子どもたちの世界を広げることができる”と考えている。

よかったら一緒にお話し会で読み聞かせしませんか。
読み聞かせをするボランティア側のメリットは、
「子どもたちから元気をもらえる」ことだそうですよ。
(先輩ボランティアさん談)

図書館ボランティアに興味のある人はこちらへどうぞ。
また、絵本の読み聞かせのメリットは、こちらをご覧ください。

ストレスとうまく付き合う?

ストレスチェック

埼玉県の多くの教員が受けるストレスチェック
会社員の方も受けたことがある人は多いだろう。
当校でも全員に封筒が配られ、心理テストみたいな問題に答える。
そして封をして教頭の箱に提出し、後日結果が届く。
今回、その結果が届いたのでストレスについて考えたい。

ストレスチェックの問題はたくさんあり、
「同僚の先生や管理職に相談できるか」など
仕事の人間関係についての質問、
「やりがいがあるか」など仕事そのものについての質問、
「家族には相談できるか」などの家庭についての質問、
「肩こり」や、「眠れない日があるか」などの体調に関する質問。
質問に答えていくと「これ似た問題さっきもあった」と
思える問題が何回もある。心理学の専門ではないので、
その質問がどの意味をなすのかは、私には追及できないが…。

自分の気持ちに正直に回答することで、
自分では『気づかないストレス』に気づけるという意味では
職場でのストレスチェックは必要なのだろう。
ただ何かしらの理由で自分の気持ちに正直に回答しない場合は、
(ストレス感じてるけどカウンセリング受けるが面倒くさい・
だいたい普通(真ん中)を選んでおけばいいかという気持ちなど)
あまりストレスチェックの意味をなさなくなると思う。

ストレスチェックの結果

埼玉県の教員のストレスチェックでは、
仕事のストレス要因0~68点、心身のストレス反応0~116点、
周囲のサポート0~36点、合計点0~220点中
点数が高いほどストレスをかかえているという。

私の結果は117点で、
高ストレス反応【非該当】面接指導要否【不要】とのこと。
評価結果【あなたはストレスをあまり抱えていませんでした。
ただしストレスは急に仕事が忙しくなったり、
ストレスの原因となる要因が重なると
急にあなたに重くのしかかってくる可能性もあります。】
↑なんだか、わざわざ心配させるようなことが書いてある!

点数以外にも、ストレスの原因と考えられる因子や
ストレスによって起こる心身の反応、
ストレス反応に影響を与える他の因子などが
六角形や四角形などで図示して分析してある。

ストレスが少ないという結果ではあるが、自分含め
ストレスを抱えていない人はまず居ないのではないかと思う。
だれしも多少のストレスを抱えている。子どもも例外ではない。
ストレスは『人生のスパイス』ともいわれ、
適度なストレスは心身の能力を高め、生活を活気づけるらしい。
しかし、過度のストレスは心身に重い影響を与える。

過度のストレスによる心身の反応の例を挙げておく。
熟睡できない、起きられない、だるい、疲れやすい、
疲れが取れない、集中できない、不安、焦り、落ち着かない、
イライラする、ミスが増える、緊張がとれない、動悸、めまい、
頭痛、下痢、食欲不振、ニキビ、風邪をひきやすく治りにくいなど。

ストレスとうまく付き合うには

ストレスチェックのストレス解消法

ストレスチェックの結果とともに同封されていた紙に
おすすめのストレス解消法が載っていたので紹介する。

・規則正しい生活…自律神経を整える。
・睡眠、休養による疲労回復…脳と体を休ませる。
・バランスのよい食事…栄養不足はイライラのもと。
・適度な運動…筋肉の緊張をほぐす。寝つきもよくなる。
・リラックス…お茶を飲んで休憩するなど。
・温め(38~40℃)のお湯につかる…筋肉をほぐす。
・笑顔をつくる…笑顔は緊張を和らげる。
・家族や仲間と遊ぶ・話す…仲間の存在で緊張緩和。
・深呼吸する…1日何回か意識して行うことでリラックスにつながる。
・ストレッチ…お風呂上りや、寝る前におすすめ。

・積極的な問題解決…問題点を整理し、優先順位をつけて行動する。
・気持ちの処理…感情のはけ口になる『愚痴』も大切!
心理的、社会的支援を求める…困ったときは周りに頼ること!
・開き直る、上手に断る…自分の意見を言うことも大切。
・自分をプラス評価する…小さなことでも良い所をみつける。
・早めの相談…上司、同僚、専門窓口、家族などに相談する。

・景色のよいところへ行く。
・部屋の模様替えをする。
・音楽を聴く。ライブに行く。
・動物と触れ合う。
・アロマオイルを使う。入浴剤を使う。
・おいしいものを食べる。

色々書いたが「最初からそれができればストレス感じないよ!」と
思えるものもある(笑)
つまりは、自分にあうストレス解消方があれば何でも良いと思う。

私の思う、ストレス解消法

私の中でのストレス解消法は、3つ。
友達とおしゃべりすることも非常にストレス発散になるが。

○自分の時間をちゃんとつくること

子どもが生まれると、子ども第一になりすぎてしまって、
自分をおろそかにしがちになる。
赤ちゃんの頃はなかなかパパに任せるのも心配だったが、
子どもが少し大きくなれば、2~3時間の自分の時間を貰った。
ママは子育てを離れて「自分の時間を“もらう”」って感覚だが、
最近は「同じ親なのにおかしいな~」とも思う。
ワンオペ育児の弊害か…?
自分の時間では、美容室に行くか、ひたすら漫画を読む(笑)

○自分の世界を広げる

世界を広げておくと、自分にはこんな一面もある、
こんなこともできると、自分を多角的にとらえることができる。
人間関係の幅も広がり、知らなかった色々な話が聞けて楽しい。
仕事での私、家族の中での私、親友たちと一緒にいるときの私、
趣味の世界を楽しんでいる私…自分の世界をたくさん持っていると
「ここではダメだったけど、こっちでは安らぐ」と逃げ道にもなる。
追い詰められないようにするには、“心の逃げ道”は必要である。
仕事だけの人間関係ではうまく愚痴がこぼせないこともある。
旦那は私の仕事の様子を詳しく知らない人だから、
仕事の愚痴は旦那に言う。旦那の愚痴は、大学からの親友に言う(笑)

○子どもを『抱っこ』する。

以前『抱っこを科学する』という記事にも書いたが、
子どもとのスキンシップは幸せホルモン(オキシトシン)が出る。
すると心が落ち着いて、安定する。何かでつらいことがあっても、
子どもをぎゅ~とするとスッキリすることもよくある。
オキシトシンを出すためのスキンシップは、
もちろん子どもじゃなくても大丈夫。
ペットでも恋人でも安心できるぬくもりが重要なようだ。

おわりに

ストレスを抱えているのは、仕事をしている人だけでなく、
主婦や育児中の方たちにも多いのではないかと思う。
子育ては閉鎖的になりがちで、ストレスになる場合もあると思う。

私はマイナス思考なので、
育休中は、子どもがかわいいと思う気持ちをもちつつも
子育てがつらいと思うこともあった。
例えば、赤ちゃん・子どもの“大泣き”を考えても
「赤ちゃんはこれくらい泣くものだ」と思うママと
「なんでこんなに泣くの?」と思うママでは、
後者のママの方がストレスに感じているということになる。
育児ノイローゼとまではいかなくとも、
多少の育児ストレスは誰しも、もっていると思う。

あと、働いている方向けになってしまうが
『5分でできる職場のストレスセルフチェック』などもあるので
紹介しておく。

ストレスとは一生サヨナラできないけれど
うまく付き合っていければよいと思う。
自分自身も大切にしたいものである。